花ひらく貞操帯
La cintura di castita
16世紀の貞操帯
監督パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
脚本ルイジ・マーニ
『花ひらく貞操帯』(はなひらくていそうたい、イタリア語: La cintura di castita, 「貞操帯」の意)は、1967年(昭和42年)製作・公開、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督のイタリア映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作である[1]。
略歴・概要ロケセットとして使用した城
本作は、1967年、ローマの映画会社ユリア・フィルムが製作、ラツィオ州ローマ県ブラッチャーノ、および同市内の実際の城をロケセットに使用してロケーション撮影を行い、完成した[1]。
本作は、ワーナー・ブラザースが世界配給を行い、同年12月にイタリアで、アメリカ合衆国では1969年(昭和44年)9月に公開された[1]。イタリアでは、メドゥーザ・フィルム傘下のメドゥーザ・ヴィデオが、2006年(平成18年)9月20日、「93分」版のDVDを発売した。
日本では、ワーナー・ブラザース日本支社が配給して1968年(昭和43年)5月23日に公開された[1]。ビデオグラムは発売されていない[3]。
スタッフ
プロデューサー : フランチェスコ・マッツェイ (Francesco Mazzei [4])
監督 : パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
原案 : ウーゴ・リベラトーレ (Ugo Liberatore)
脚本 : ルイジ・マーニ (Luigi Magni)、ラリー・ゲルバート (Larry Gelbart)
撮影 : カルロ・ディ・パルマ
美術 : ルチアーノ・スパドーニ (Piero Poletto [5])
装置 : ダリオ・ミケーリ (Italo Tomassi)
衣裳 : マリア・デ・マッテイス (Danilo Donati)
編集 : ガブリーオ・アストーリ (Gabrio Astori [6])、チャールズ・ネルソン (Charles Nelson)
音楽 : リズ・オルトラーニ
キャスト
クレジット順
トニー・カーティス - グェッランド・ダ・モントーネ
モニカ・ヴィッティ - ボッカドーロ
アルファベット順
ニーノ・カステルヌオーヴォ - マルクルフォ
フランコ・ファンタジア (Franco Fantasia)
ダダ・ガッロッティ (Dada Gallotti)
イーヴォ・ガッラーニ (Ivo Garrani) - パンドルフォ公爵
ガブリエッラ・ジョルジェッリ (Gabriella Giorgelli) - 端役
ヒュー・グリフィス - イブン・アル・ラシド
フランチェスコ・ムーレ (Francesco Mule) - 端役
マリエッラ・パルミク (Mariella Palmich)
ウンベルト・ラオー (Umberto Raho) - 端役
ジョン・リチャードソン (John Richardson) - ドラゴーネ
フランコ・スポルテッリ (Franco Sportelli) - 端役
レオポルド・トリエステ (Leopoldo Trieste) - 端役
ミレーナ・ヴコティッチ (Milena Vukotic) - ヴェールをつけた女性(ノンクレジット)
参考文献
『イタリア映画史入門 1905 - 2003』 : ジャン・ピエロ・ブルネッタ、訳川本英明、鳥影社、2008年7月 ISBN 4862651445
関連事項
1969年の日本公開映画