花さか天使テンテンくん
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花さか天使テンテンくん
ジャンル
ギャグファンタジー児童向け少年漫画
漫画
作者小栗かずまた
出版社集英社
掲載誌週刊少年ジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号1997年11号 - 2000年30号
巻数全17巻
話数全161話
アニメ
監督宮下新平
キャラクターデザイン宮崎なぎさ
音楽丸山和範
アニメーション制作日本アニメーション
製作フジテレビ、日本アニメーション、ASATSU-DK
放送局フジテレビ(他、放送局参照)
放送期間1998年10月10日 - 1999年9月25日
話数全43話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『花さか天使テンテンくん』(はなさかてんしテンテンくん)は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で1997年11号から2000年30号まで連載されていた小栗かずまた漫画作品、および同作を原作としたアニメ作品である。作者にとっては初の連載作であり、代表作でもある。

断りがなければ原作を指す。
作品概要

天使のテンテンと小学生・桜ヒデユキとの交流と人の才能をテーマにしたギャグ漫画。1話完結形式だが、長編ストーリーも存在。読切版が単行本第3巻に収録されている。

幼年漫画らしい子供向けの絵柄とギャグだが、「森田童子」など子供には理解し難いネタや、当時の芸人の名前や過去のジャンプ作品のパロディ(主に「キン肉マン」)などが見られる。

作中の天の国や地獄は西洋と東洋の概念が混ざり合ったものになっており、エンマ大王の部下は悪魔が中心であるため、もいるがほとんど出てこない。ちなみにエンマ大王自身も元々は悪魔である。

メディアでは1998年にアニメ化、1999年にゲーム化などがある。

2012年6月より全17巻ある単行本から感動的なエピソードをセレクトし、タイトルを「花さか天使テンテンくん 感動セレクション」として、文庫版が全4巻で刊行された[1]。4巻では描き下ろしの読み切り「12年後の花さか天使テンテンくん」を21ページで収録[2]。最終回(第161話)では明かされなかったヒデユキの“本当の才能”についても描かれている[1][2]

登場人物
主人公
テンテン
- ゆきじまん丸頭に1本の髪の毛が特徴。「才」の天使の卵でサイダネを間違えたり道具をなくすことが多いが、サイダネに関する最低限の知識は備えている。天の国小学校はおまけで卒業。ギャグ漫画の主人公という立場上、ボケとリアクションには長けていると同時に、あらゆるコスプレを披露している。大食いで食べることを生き甲斐とし、学校も給食が食べられる場所としか考えていない。降輪小学校には給食目当てで通っている。鳥に引っ張られた髪の毛がパーマ状になってキューピに不良扱いされて嫌われたために鳥は大嫌いだが、鶏肉は大好物である。食べこぼしで汚れた服を洗ったり着替えるのが面倒という理由で常に全裸。感情を素直に表現し、金に汚くて超ワガママでひねくれており、その言動と行動[注 1]によってある者たちの顰蹙を買っている一方、ある者たちから慕われている。両親を大切に思っており、両親宛の手紙に書いた嘘がバレかけた際にはヒデユキとミサキに頭を下げて協力を求めている。ヒデユキにサイダネの代わりに誤って梅干の種を入れてしまい、神の命令でヒデユキの本当の才能を探すために地上に降りることとなる。ヒデユキを何の才能もない身にしてしまったことに対して罪悪感を抱いており、本来だったら許されない立場にある自分を受け入れてくれたヒデユキに感謝の念を持っている節もある。テレビで見た少年探偵団に憧れ、テンテン団を結成した。ジャンプを愛読しているが、一番のお気に入りは「OK!!JUMP GUY!!」で、いつもそれを読んで笑っている。一人称は基本的に「オイラ」だが、読み切り版では「オレ」になっている。12年後はヒデユキの才能が見つかったことで一緒に暮らすことはできなくなったものの、天の国の計らいで年に何回か会うことができている。また、見た目は目立った変化がないものの、髪の毛が2本になっている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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