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(あしべ たく)
誕生小畠 逸介
(1958-05-21) 1958年5月21日(66歳)[1]
日本・大阪府大阪市
職業推理作家
国籍 日本
活動期間1990年 -
ジャンル推理小説
代表作森江春策の事件簿シリーズ
『大鞠家殺人事件』
主な受賞歴鮎川哲也賞(1990年)
日本推理作家協会賞(2022年)
本格ミステリ大賞(2022年)
デビュー作『殺人喜劇の13人』
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芦辺 拓(あしべ たく、1958年5月21日-)は、日本の推理作家。本名小畠 逸介(こばた としゆき)[1]。大阪府大阪市出身[1]。妻はピアニストの風呂本佳苗。
日本推理作家協会会員[2]、本格ミステリ作家クラブ会員[3]、日本SF作家クラブ会員[4]。 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎、同志社大学法学部卒[1]。読売新聞大阪本社の校閲部・文化部記者として勤務する傍ら[5]、1986年に本名の小畠逸介名義の「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選[1]、中井英夫・澁澤龍彦の讃をうける。1990年、芦辺拓名義での『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞しデビュー[1]。1994年に専業作家となる[6]。 シリーズものの著作としては、作者いわく「日本一地味な探偵」森江春策が[7]、時空や虚実までも越えた謎に挑む「森江春策の事件簿シリーズ」。 2009年、NHKの「探偵Xからの挑戦状!」のために「森江春策の災難」を書き下ろした[8]。 2020年、「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」9‐10月号に短編「疾駆するジョーカー」が“The Dashing Joker”として英訳掲載された。 2022年、『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門[9]、第22回本格ミステリ大賞小説部門を受賞した[10]。
略歴
文学賞受賞・候補歴
1986年 - 「異類五種」で第2回幻想文学新人賞佳作入選[11]。
1990年 - 『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞[12]。
2002年 - 『グラン・ギニョール城』で第2回本格ミステリ大賞候補[13]。
2005年 - 『紅楼夢の殺人』で第5回本格ミステリ大賞候補[14]。
2009年 - 『裁判員法廷』で第9回本格ミステリ大賞候補[15]。
2011年 - 『綺想宮殺人事件』で第11回本格ミステリ大賞候補[16]。
2013年 - 『スチームオペラ』で第13回本格ミステリ大賞候補[17]。
2018年 - 『奇譚を売る店』で第14回酒飲み書店員大賞受賞。
2022年 - 『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞[9]、第22回本格ミステリ大賞(小説部門)受賞[10]。
ミステリ・ランキング
週刊文春ミステリーベスト10
1990年 - 『殺人喜劇の13人』7位
2000年 - 『怪人対名探偵』27位
2001年 - 『時の密室』8位
2002年 - 『グラン・ギニョール城』12位
2004年 - 『紅楼夢の殺人』10位
2010年 - 『綺想宮殺人事件』8位
2013年 - 『時の審廷』17位
2014年 - 『異次元の館の殺人』12位
このミステリーがすごい!
1992年 - 『殺人喜劇の13人』20位[18]
1997年 - 『時の誘拐』17位[19]
2003年 - 『グラン・ギニョール城』9位[20]
2005年 - 『紅楼夢の殺人』10位[21]
2006年 - 『三百年の謎匣』14位[22]
2011年 - 『綺想宮殺人事件』10位[23]