芝野虎丸
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 芝野虎丸 名人
阪急納涼囲碁まつりにて(2019年8月)
名前芝野虎丸
生年月日 (1999-11-09) 1999年11月9日(24歳)
出身地神奈川県相模原市
所属日本棋院東京本院
在位中タイトル名人
段位九段
概要
タイトル獲得合計12
七大タイトル
棋聖挑戦者(2023)
名人3期 (2019・22-23)
本因坊挑戦者(2020-21)
王座2期 (2019-20)
碁聖挑戦者(2024)
十段2期 (2020・23)
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芝野 虎丸(しばの とらまる、1999年平成11年)11月9日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁棋士九段神奈川県相模原市出身[1]相模原市立鶴園小学校相模原市立谷口中学校卒業[2][3]洪道場出身。兄は同じ囲碁棋士の芝野龍之介

主な実績に第44・47・48期名人位、第67・68期王座位、第58・61期十段位、第26・30期竜星戦優勝[4] など。入段から史上最短での全棋士参加棋戦優勝[5]、史上最年少での七大タイトル獲得、名人戦リーグ入り[6]本因坊戦リーグ入り[7] など多数の最短・最年少記録を有する。

一力遼許家元と並び「令和三羽烏」と呼称されている[8][9][10]
経歴

ヒカルの碁』のファンだった親の影響により、5、6歳ぐらいのときに囲碁を始める[11][12]

小学校3年生のころ、2歳上の兄で、同じプロ棋士である芝野龍之介が通い始めた洪清泉棋士が主宰する東京都杉並区の道場について行った。プロになれるとは思わず、ただただ熱中していたら、いつしか兄を追い抜いていたという[13]。おなじ道場出身者に一力遼平田智也藤沢里菜などがいる[14]。小学5年生からは平日3日は道場、土日は日本棋院に通っていた[3]

2014年、対象期間の院生研修成績1位により夏季棋士採用を決め、9月1日入段[15]

2015年10月9日付けで勝ち星対象棋戦通算30勝にて二段に昇段。

2016年10月、第41期棋聖戦Cリーグ4勝1敗でBリーグ昇格[16]。10月21日付けで勝ち星対象棋戦通算40勝にて三段に昇段。

2017年7月31日、第26期竜星戦余正麒七段に中押し勝ちし優勝。入段から2年11か月での全員参加棋戦優勝は井山裕太の3年6か月を更新する史上最短記録で[5]、17歳8か月での全員参加棋戦優勝も井山裕太の16歳4か月に次ぐ歴代2位の年少記録[17]。規定により翌8月1日付けで七段に昇段。入段から2年11か月での七段昇段も史上最短記録[5]。第65期王座戦では挑戦者決定戦まで進出したが、8月25日に一力遼七段に敗れた[18]。9月4日、第73期本因坊戦最終予選決勝で許家元四段に勝利しリーグ入り。17歳9か月、入段から3年0か月での本因坊戦リーグ入りはいずれも史上最年少[注 1]・最短記録[7]。10月2日、第42期新人王戦で優勝[19]。11月2日、第43期名人戦最終予選では一力遼七段に勝利し、名人戦でも史上最年少でのリーグ入り(17歳11か月)を果たした[6]

この年、芝野は棋道賞新人賞・最多勝利賞・最多対局賞を受賞。また、66局53勝13敗・16連勝の戦績で連勝賞を受賞した。

2018年4月29日、第4回日中竜星戦で中国ナンバーワン棋士の柯潔九段に中押し勝ちし優勝[20][21]。日中竜星戦での日本代表選手の優勝は初めて。10月6日、第25期阿含・桐山杯決勝で一力遼八段に敗れる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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