芝山鉄道線
東成田駅に到着する3500形電車(2023年7月)
基本情報
国 日本
所在地千葉県成田市、山武郡芝山町
起点東成田駅
終点芝山千代田駅
駅数2駅
路線記号SR
開業2002年10月27日[1]
所有者芝山鉄道
運営者芝山鉄道
使用車両芝山鉄道#在籍車両を参照
路線諸元
路線距離2.2 km
軌間1,435 mm(標準軌)[2]
線路数単線[2]
電化方式直流1,500 V
架空電車線方式[2]
最大勾配29 ‰[2]
最小曲線半径160 m[2]
閉塞方式自動閉塞式
保安装置1号型ATS[3]
最高速度85 km/h[2]
路線図
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芝山鉄道線(しばやまてつどうせん)は、千葉県成田市の東成田駅から千葉県山武郡芝山町の芝山千代田駅までを結ぶ芝山鉄道の鉄道路線である。芝山千代田駅付近を除き路線の大部分は成田国際空港の地下を走行する。駅ナンバリングで使われる路線記号はSR[注釈 1]。 停車場・施設・接続路線 路線の全長は2.2 kmで、普通鉄道における1事業者の保有総延長としては日本最短である(詳細は「芝山鉄道#路線」を参照)。なお、路線単位では当路線より短い路線は複数存在する(関東地方の普通鉄道では東武大師線、西武豊島線、京王競馬場線、京王動物園線など)。京成電鉄東成田線と一体的に運行されており、線内完結列車の設定はない。 京成電鉄と直通運転する路線では唯一、ICカード「PASMO」等が使えない(交通系ICカードで芝山千代田駅へ乗り越した場合は、現金で精算後に「PASMO・Suica処理連絡票」が渡され、各社の駅窓口に提出して処理を依頼する形になる[4])。また、2008年まで京成などで利用できたパスネットも同様に使えなかった。 全線が成田国際空港敷地内・隣接地内に所在しており、その関係で駅構内だけでなく、列車車内でも空港警備の一環として制服着用の警察官(千葉県警察成田国際空港警備隊)が常に乗車して警備していたが、現在は警乗は行われておらず、警備員による警備となっている[5]。 2009年度にC-ATSの導入に向けて京成電鉄と協議を行った[6]が、その後の動向は不明である。 全列車が京成東成田線と相互直通運転を行っている。運転業務は京成に委託しており、東成田駅で乗務員交代は行われず京成の乗務員が芝山鉄道線内も乗務する。従って芝山鉄道に所属する乗務員はいない。 ラッシュ時などには京成本線・押上線、都営地下鉄浅草線、京急本線・空港線との相互直通運転を行う。日中は40分サイクルで京成成田 - 芝山千代田間を1編成(4両)が往復する形となる。2022年(令和4年)11月26日より、日中の4両編成の列車ではワンマン運転を行っている[7]。
概要
凡例
KS01 京成上野駅
KS40 京成成田駅
京成: 東成田線
0.0KS44 東成田駅
京成: 本線・ 成田スカイアクセス線
KS42 成田空港駅
(木の根ペンション)
2.2SR01 芝山千代田駅
芝山鉄道線は成田国際空港隣接地を通る。
芝山鉄道線では警察官が必ず乗車し、警備にあたっていた。
路線データ
路線距離(営業キロ):2.2 km
そのうち、1,295 mがトンネル部、橋梁90 m、両側補強盛土部281 m、駅部高架橋208 m[2]
軌間:1,435 mm (標準軌)[2]
複線区間:なし(全線単線)[2]
電化区間:全線(直流1,500 V)[2]
閉塞方式:自動閉塞式
保安装置:1号型ATS[3]
運行形態