艮部
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィクショナリーに艮部の項目があります。


康熙字典 214 部首
舟部艮部色部
1h丿2

3
广
?4?

5
??
6

7
?8
9
1011鹿
12?K131415
1617

艮部(ごんぶ)は、漢字部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では138番目に置かれる(6画の21番目、未集の21番目)。
概要

「艮」字は『』の八卦あるいは六十四卦の一つであるを意味する。艮卦は止まることや山・手などの象徴である。方位東北方を指し、十二支のに相当する。このため日本語で「うしとら」と呼ばれる。

」が「」の反転字である「ヒ」(「」などを参照)の上にある会意文字である。その解釈として『説文解字』は「很」(音はコン、もとるの意)であり、目で睨んで互いに譲らないとする。

その他、「狠」(音はコン、凶悪の意)の本字で、振り返った人が目を怒らせて見る様子に象るとしたり、呪眼を象るとした説がある。

偏旁の意符としては眼に関することを示すと思われるが、意符でほとんど用いられることはなく、もっぱらコンといった音を表す声符として使われる。

そのため「艮」を構成要素とする漢字はほとんどが意符に従って他の部に収録されており、艮部が収めるのは他の部に分類できなかったもの、「良」のように楷書で「艮」の字形に似た筆画をも持つものをわずかに収めるのみで、大漢和辞典での収録字数は全ての部首で最も少ない6字である。

艮部は初めて214部首を立てた『字彙』で採用された。それまでは艮部に所属する字はそれぞれ別の部に属していた。例えば『説文解字』や『玉篇』では「艮」は匕部に、「良」は?(?)部に、「艱」は部に置かれていた。
部首の通称

日本:こんづくり、ごんづくり、ごん、ねづくり(「根」の旁から)、うしとら

韓国:?????(gwaeireum gan bu、卦の名称の艮部)・????(gan'gwae gan bu、艮卦の艮部)・????(geuchil gan bu、止まる艮部)・?????(meomureul gan bu、止める艮部)

英米:Radical stopping

部首字



中古音

広韻 - 古恨、恨韻、去声

詩韻 - 願韻、去声

三十六字母 - 見母


現代音

普通話 - ピンイン:gen 注音:??? ウェード式:ken4

広東語 - Jyutping:gan3 イェール式:gan3


日本語 - :ゴン(慣用音)・コン(漢音呉音:うしとら


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:14 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef