艦隊これくしょん_-艦これ-_(アニメ)
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艦隊これくしょん -艦これ-
ジャンル艦船擬人化
アニメ:2015年版
原作DMM.com
KADOKAWA GAMES
監督草川啓造
シリーズ構成花田十輝
キャラクターデザイン井出直美、松本麻友子
メカニックデザイン宮澤努、諸石康太
音楽亀岡夏海
アニメーション制作ディオメディア
製作「艦これ」連合艦隊司令部
放送局TOKYO MXほか
放送期間2015年1月8日 - 3月26日
話数全12話
映画:劇場版 艦これ
原作DMM.com POWERCHORD STUDIO
「艦これ」運営鎮守府
監督草川啓造
脚本花田十輝、田中謙介
キャラクターデザイン井出直美、松本麻友子
メカニックデザイン宮澤努、諸石康太
音楽亀岡夏海
制作ディオメディア
製作「劇場版 艦これ」連合艦隊司令部
配給KADOKAWA
封切日2016年11月26日
上映時間91分
関連作品


「艦これ」いつかあの海で(TVシリーズ第2期、
2022年11月 - 2023年3月)[1]

テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『艦隊これくしょん -艦これ-』(かんたいこれくしょん かんこれ)は、2015年1月から3月にかけて全12話が放送された日本テレビアニメ

本項では、2016年11月26日に公開された『劇場版 艦これ』(げきじょうばんかんこれ)についても合わせて解説する。
概要

2013年にサービスを開始した角川ゲームス開発/DMM.com提供のブラウザゲーム艦隊これくしょん -艦これ-』のアニメ化作品だが、ゲーム版とはロゴデザインが若干異なっている。『劇場版 艦これ』は略称ではなく正式なタイトルで、「艦隊これくしょん」という言葉は含まれていない。

テレビシリーズの最終話で告知された「続編制作決定」については長らく情報が途絶えていたが、2019年1月4日に日本武道館で開催された「艦これJAZZコンサート」で、新作アニメの制作が発表された。物語制作はブラウザゲームを運営しているC2機関が担当し、アニメーション制作はディオメディアでなくKADOKAWA前年に新設した子会社のENGIが担当する[2]。第2期『「艦これ」いつかあの海で』は2022年11月から2023年3月まで放送されたが、発表時には本作とのストーリーの連続性を否定している[1]。作品のTwitterアカウントでは、2022年9月に第2期の情報発信を開始すると同時に第1期および劇場版関連のツイートが全て消去された。「「艦これ」いつかあの海で」も参照
テレビアニメ

「KADOKAWA GAME STUDIO MEDIA BRIEFING 2013 AUTUMN」において、 PS Vita版『艦これ改』の発表と同時に本作のテレビアニメ化の企画が進行していることが発表された[3]。2015年1月から3月まで放送され、同年3月26日に放送された最終話で続編の制作が発表された。

アニメの主人公は吹雪[4]。提督は存在するが、ブラウザゲームでの描写を逆輸入する形で画面には映らない設定になっている[5]。放送前には声優はブラウザゲームと同じであるとアナウンスされていた[6][7]が、実際には一部変更され、ブラウザゲームでは川澄綾子(本作では大淀役で出演している)が担当していた「中間棲姫」の声をアニメでは榊原良子が担当している。

テレビアニメ版では、新たに鎮守府に着任した吹雪の成長と「MI作戦」での勝利までを描く。劇場版では、テレビアニメ版で作戦行動中行方不明になっていた如月が帰還を果たしたところから始まり、艦娘と深海棲艦の関係と、本作の吹雪が「特別な艦娘」である理由が明かされる。
劇場版

2015年8月9日パシフィコ横浜国立大ホールにて行われた公式イベント、「第二回『艦これ』観艦式」にて、テレビアニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』の劇場版が製作開始され、2016年秋に公開予定であることが発表され、「第3回『艦これ』観艦式」にて、公開日が2016年11月26日であることが発表された[8]。劇場版は、角川映画40周年記念作品[9]。2016年11月26日、全国60スクリーンで封切。60スクリーンという規模ながら興行通信社調査の全国映画動員ランキングで初登場5位となった[10]。2016年12月27日には、1月からはこれまで上映がなかった県での追加上映が発表された[11]。2017年2月11日から、4DX・MX4Dでの上映された[12]。一部の劇場では、音響にこだわった特殊な上映も行なわれた[13][14][15][16]。最終的に3月末まで上映を行い、興行収入は5億6000万円となった[17]。キャッチコピーは、「この夜の海。その先に――。」。
あらすじ

新たに鎮守府に着任した駆逐艦の吹雪は空母・赤城の巧みな戦いを見て憧れを抱き、赤城の護衛艦になれるよう努力することを決意する。吹雪は寮で同室となった睦月、夕立らと親しくなるが、そんな中で睦月の姉妹艦である如月が轟沈してしまう。喪失感に沈む吹雪たちだったが、提督から部隊再編の命令が下り、吹雪は第5遊撃部隊の旗艦を任せられ、南方へと遠征する。

吹雪をはじめとする多くの艦娘が遠征している最中、手薄になった鎮守府が敵の強襲を受けて壊滅してしまう。鎮守府に戻った吹雪は、行方不明になった提督が残した命令「改になれ」を遂行するべく訓練に励んだ。提督不在のまま遂行される「MI作戦」の準備期間中、赤城は自分たちが轟沈してしまう悪夢に何度も悩まされ、同時に自分たちが何か目に見えない力に動かされているような違和感を抱いていた。夢と同じような事態にならないよう作戦に臨む艦隊だったが、赤城の懸念は現実のものとなり空母機動部隊はほぼ壊滅状態に陥った。その時、改装を施された吹雪が現れたことにより事態は好転する。提督の帰還に始まり支援部隊の到着、新型艦船の活躍によりMI作戦は成功に終わったのだった。
劇場版

MI作戦の成功で南方への足掛かりを得た艦娘達は、ショートランド泊地を拠点に南方の深海凄艦泊地の攻略を開始する。手始めに鳥海率いる第8艦隊が泊地を強襲して、敵輸送船団を殲滅する。殲滅に成功した艦娘たちは、正体不明の謎の声が聞こえるという現象に遭遇し、それと同時に轟沈したはずの如月が海面に浮上して戻ってきた。

如月との再会を喜ぶ吹雪、睦月、夕立だったが、彼女の体には謎の痣が出来ており、それが次第に全身を侵食していた。さらに記憶が一部欠落している他、突然意識を失って港湾施設に無意識に砲撃してしまうなど、精神的、肉体的にも不安定な面が見られた。長門たち上層部はその現象から、如月がやがて深海棲艦と化してしまうことを確信する。そして加賀は、艦娘が轟沈すると深海棲艦と化し、逆に深海棲艦を轟沈させると艦娘として転生するというサイクルを繰り返していること、自分もかつて深海棲艦から転生した1人であること、如月を救うためにはいずれ彼女を沈めなければならないことを吹雪たちに伝える。

同時期、南方海域の海水が赤く変色していることが確認され、それに触れた艦娘以外の生命体は死滅し、艤装も侵食され損傷することが判明した。その範囲は、かつて多くの艦艇が轟沈した海域「アイアンボトムサウンド(鉄底海峡)」を中心に次第に広がり、3日後にはショートランド泊地に達してしまう。しかし、吹雪だけは赤い海水の影響を受けないという謎が残った。長門は泊地に集う艦娘全員で短期決戦を決行し、艤装を侵食されない吹雪はアイアンボトムサウンド最深部に突入して「謎の声」の正体を突き止める任務を命じられた。


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