同市に所在し、一部は市川市にまたがる「中山競馬場」とは異なります。
船橋競馬場
船橋競馬場パドック(2016年)
施設情報
通称・愛称船橋ケイバ
所在地千葉県船橋市若松一丁目2番1号
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度41分4.9秒 東経139度59分48.9秒 / 北緯35.684694度 東経139.996917度 / 35.684694; 139.996917
船橋競馬場(ふなばしけいばじょう、英:Funabashi Racecourse)は、千葉県船橋市(一部施設が習志野市にまたがる)に所在する地方競馬の競馬場。広報などでの表記は「船橋ケイバ」。
競馬の主催者は千葉県競馬組合(千葉県、船橋市、習志野市からなる一部事務組合)で、土地・施設は株式会社よみうりランドから賃借している。大井競馬場、浦和競馬場、川崎競馬場と共に南関東公営競馬を構成する。SPAT4加盟競馬場。
コース概要
馬場:左回りで、1周1,400メートルの外コースと、1,250メートルの内コースからなる。スパイラルカーブを採用している[1]。
コーナーの内外に高低差を付けることにより、各馬の有利・不利をなくしている。また、騎手から「非常に乗りやすいコース」と評価されている[2]。
コース(レースで使用する外回り)で使用する砂は、2022年10月まで、宮城県の山砂を使用していたが、同11月以後、路盤材(表層部10pの山砂)を含め全面的に入れ替えを行い、路盤材は山口県の石灰石ダストを利用したもの、クッション砂本体はオーストラリアの陸砂に入れ替えた。東日本大震災等による路盤面の高さの変化や、堆積したセット層などにより水はけが悪くなったことによるもので、2022年8月から全体を3工期に分け、以下の通りに行った。[3]
決勝戦直線中央部から1000m・1800mスタート地点のポケットの路盤改修(2022年8-9月)
決勝戦直線中央部から1000m・1200mスタート地点の路盤改修(2022年10月)以上はクッション砂の砂厚12pを維持し、砂も入れ替えない状態でレースを行う
クッション砂を新材(砂厚12pのまま)へ全面的に入れ替える工事(2023年10-11月)
直線(4コーナーからゴール板まで):300メートル
コース幅:外コース 25メートル、内コース 20メートル[1]
距離設定:1000メートル、1200メートル、1400メートル(内)、1500メートル、1600メートル、1700メートル、1800メートル、2000メートル、2200メートル、2400メートル
2400メートルはダイオライト記念のみで使用される。
2200メートルは2019年11月1日の開催から使用される[4]。
2000メートルは第3コーナーのポケットからスタートするが、2003年10月3日以降は使用されていない。
1400メートルのみ内コースが使用される。しかし、内コースは2006年11月17日以降は使用されておらず、現在は調教用コースとして使用されている。
最大出走頭数(フルゲート): 外コース14頭、内コース12頭
ただし外コースの1200メートルはフルゲート12頭である。
競馬場の開設時にはレースコースの内部に800メートルのオートレース用ダートトラックを併設しており、当所は日本最初のオートレースが開催された発祥の地にあたる。 2021年初開催の船橋競馬所属騎手による年間王者決定戦である[6]。4月の船橋競馬第1回開催から12月の第9回開催において、主に各開催の最終日の最終レースに能力が拮抗する馬を揃えた選抜競走を設定する。これをトライアルラウンドとし、各レースの着順に応じてポイントを与え、その合計ポイントによって翌1月の第10回開催に行われる決勝ラウンドへの出場権を争う。冠スポンサーは八肥の会
主な競走船橋競馬場ダートコース
ダートグレード競走
かしわ記念(JpnI)
ダイオライト記念(JpnII)
日本テレビ盃(JpnII)
マリーンカップ(JpnIII、牝馬限定)2024年より3歳以上から3歳に変更
クイーン賞(JpnIII、牝馬限定)2024年より3歳以上から4歳以上に変更
ブルーバードカップ(JpnIII)2024年よりダートグレード競走に格付け
2010年・2025年(予定)にはジャパンブリーディングファームズカップ(JBC)が開催されている。
重賞競走
京成盃グランドマイラーズ(SI、2021年よりSIIIからSIIに格上げし、さらに2025年よりSIIより昇格予定)
東京湾カップ(SII、2020年よりSIIIから格上げ)
習志野きらっとスプリント(SII、2018年にSIIIからSIIに格上げし2020年からSIに昇格したが、2024年からSIIに降格)
平和賞(SII、未来優駿対象競走、2024年よりSIIIから格上げ)
報知グランプリカップ(SIII)
ネクストスター東日本(SIII、2024年より川崎・浦和との持ち回りで施行[5])
若潮スプリント(SIII、2021年より重賞に格上げ)
フリオーソレジェンドカップ(SIII、2023年より重賞に昇格)
船橋記念(SIII)
準重賞競走
チバテレ盃(ブルーバードカップトライアル)(2022年度までは報知グランプリカップトライアルとして施行されていた)
アクアマリンカップ(3歳・東京湾カップトライアル)
短夜賞
千葉日報賞スプリント
アレキサンドライトカップ(3歳牝馬限定・マリーンカップトライアル(2024年より))
ハートビートレイン(JRA交流)
夕刊フジ賞 クイーンズオーディション(クイーン賞トライアル・牝馬限定)2019年より新設(2023年はクイーンズフェスティバルとしても施行されていた)
ハートビートカップ(3歳)
その他競走
柏の葉オープン
カムイユカラスプリント(船橋記念トライアル)
桑島孝春記念
○○メモリアル(「〇」には船橋に所属し活躍した競走馬の馬名)
騎手招待競走
ヤングジョッキーズシリーズ(2017年 - 、トライアルラウンドを開催)
船橋ジョッキーズフェスティバル