般若部(はんにゃぶ)とは、大正新脩大蔵経において、『般若経』に関連する仏典をまとめた領域のこと。
第3番目の部であり、収録されている経典ナンバーは220から261まで。巻数では5-8巻に相当する[1]。
全4巻中、前3巻は玄奘訳の『大般若経』(大般若波羅蜜多経)で占められ、それ以外は最後の巻にまとめて収録されている。 般若部(一)第5巻 - No.220 般若部(二)第6巻 - No.220 般若部(三)第7巻 - No.220 般若部(四)第8巻 - No.221-261
構成
巻別
般若部(一)第5巻 - No.220
般若部(二)第6巻 - No.220
般若部(三)第7巻 - No.220
般若部(四)第8巻 - No.221-261
詳細
220.『大般若波羅蜜多経』(初会 1.縁起品-34.難信解品)
220.『大般若波羅蜜多経』(初会 34.難信解品-79.結勧品)
220.『大般若波羅蜜多経』(第二会-第十六会)
221.『放光般若経
222.『光讃経』
223.『摩訶般若波羅蜜経』(大品)
224.『道行般若経』
225.『大明度経』
226.『摩訶般若鈔経』
227.『摩訶般若波羅蜜経』(小品)
228.『仏母出生三法蔵般若波羅蜜多経』
229.『仏母宝徳蔵般若波羅蜜経』
230.『聖八千頌般若波羅蜜多一百八名真実円義陀羅尼経』
231.『勝天王般若波羅蜜経』
232.『文殊師利所説摩訶般若波羅蜜経』
233.『文殊師利所説般若波羅蜜経』
234.『濡首菩薩無上清浄分衛経』
235.『金剛般若波羅蜜経』
236.『金剛般若波羅蜜経』
237.『金剛般若波羅蜜経』
238.『金剛能断般若波羅蜜経』
239.『能断金剛般若波羅蜜多経』
240.『実相般若波羅蜜経』
241.『金剛頂瑜伽理趣般若経』
242.『?照般若波羅蜜経』
243.『大楽金剛不空真実三麼耶経』(理趣経)
244.『最上根本大楽金剛不空三昧大教王経』
245.『仁王般若波羅蜜経』
246.『仁王護国般若波羅蜜多経』
247.『了義般若波羅蜜多経』
248.『五十頌聖般若波羅蜜経』
249.『帝釈般若波羅蜜多心経』
250.『摩訶般若波羅蜜大明呪経』
251.『般若波羅蜜多心経』
252.『普遍智蔵般若波羅蜜多心経』
253.『般若波羅蜜多心経』
254.『般若波羅蜜多心経』
255.『般若波羅蜜多心経』
256.『唐梵翻対字音般若波羅蜜多心経』
257.『聖仏母般若波羅蜜多経』
258.『聖仏母小字般若波羅蜜多経』
259.『観想仏母般若波羅蜜多菩薩経』
260.『開覚自性般若波羅蜜多経』
261.『大乗理趣六波羅蜜多経』
脚注・出典^ WEB大正新脩大蔵経目録 - 大蔵出版 pp.12-14
関連項目
大正新脩大蔵経
『般若経』
外部リンク
大正新脩大藏經テキストデータベース - 東京大学大学院人文社会系研究科 大藏經テキストデータベース研究会(SAT)
表
話
編
歴
大正新脩大蔵経
阿含部
本縁部
般若部
法華部
華厳部
宝積部
涅槃部
大集部
経集部
密教部
律部
釈経論部
毘曇部
中観部
瑜伽部
論集部
経疏部
律疏部
論疏部
諸宗部
史伝部
事彙部
外教部
目録部
続経疏部
続律疏部
続論疏部
続諸宗部
悉曇部
古逸部
疑似部
宗教 ウィキプロジェクト 仏教 ウィキポータル 仏教
サーマンニャパラ経(沙門果経), マハーパリニッバーナ経(大般涅槃経)など
経蔵 小部
ダンマパダ(法句経), スッタニパータ, テーラガーター, テーリーガーター, ジャータカ, ミリンダ王の問いなど
論蔵
十誦律 · 中阿含経 · 雑阿含経 · 六足論 · 発智論(前1世紀)・婆沙論(2世紀)・倶舎論(4世紀)・順正理論(5世紀) (根本説一切有部 根本説一切有部律)
化地部