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自衛隊格闘術じえいたいかくとうじゅつ
陸上自衛隊の格闘指導官集合訓練の様子(2011年1月)
競技形式防具を使用した直接打撃制(一部の技は寸止め)・演武
使用武器銃剣(着剣小銃)・短剣
発生国 日本
発生年20世紀中期
源流日本拳法
主要技術当身・逆技・投げ技・絞め技・固技
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自衛隊格闘術(じえいたいかくとうじゅつ)とは、自衛官の白兵戦・徒手格闘戦の戦技として編み出された格闘術である。徒手格闘、銃剣格闘、短剣格闘からなる。
陸上自衛隊だけでなく、海上自衛隊(自衛隊外の試合に出る際は海闘会(かいとうかい)を名乗っている。)、航空自衛隊でも訓練に取り入れている部隊がある。
演武のことを「展示」と呼ぶ。
陸上自衛隊では2008年(平成20年)より、新しい内容の自衛隊格闘術(新格闘)が全部隊に導入された(後述)。 1959年(昭和34年)に制定された内容は、徒手格闘、銃剣格闘、短剣格闘からなる内容であった(ただし、銃剣については銃剣道も併用)が、2008年(平成20年)の新格闘導入により、現在[いつ?]は訓練されていない。 自衛隊徒手格闘は、日本拳法をベースに、柔道と相撲の投げ技、合気道の関節技を採り入れた内容で構成されている。 大日本帝国陸軍においては、敵陣に対する浸透戦術を敢行するために銃剣、短剣、軍刀を用いた格闘の訓練が盛んに行われていたが、武器を用いない徒手格闘に関しては、憲兵などの一部の兵科を除いて、自主的に武道を練成することを奨励するのみであった。大日本帝国海軍では、柔道、剣道、相撲、銃剣道を練成することが奨励されていた。 戦後、アメリカ陸軍士官学校に留学した陸上自衛隊幹部が、米陸軍での格闘訓練を見た経験から、銃剣格闘と連係できる徒手格闘術の必要性を陸上幕僚監部に進言した。これを受け、1955年(昭和30年)から研究が開始され、森良之祐(日本拳法協会最高師範)、富木謙治らの協力を得て、1959年(昭和34年)に訓練体系を確立した。 その後、技術の統一と錬度の向上のため、1984年(昭和59年)、全自衛隊徒手格闘連盟が組織され、第1回全自衛隊徒手格闘大会が開催された。
2007年(平成19年)までの自衛隊格闘術
自衛隊徒手格闘