自由と正義
[Wikipedia|▼Menu]

自由と正義
THE LIBERTY & JUSTICE
愛称・略称自正
[1]
ジャンル機関紙
読者対象弁護士、外国法事務弁護士等
刊行頻度月刊
発売国 日本
言語日本語
定価1,050円(送料・消費税込)[2]
出版社日本弁護士連合会
編集部名日本弁護士連合会編集委員会
発行人日本弁護士連合会事務総長[3]
ISSN04477480
刊行期間昭和25年(1950年)1月1日(創刊号) - 刊行中
発行部数47,600[4]部(令和5年(2023年)1月)
ウェブサイト日本弁護士連合会:自由と正義
テンプレートを表示

自由と正義(じゆうとせいぎ、英語: THE LIBERTY & JUSTICE)は、日本弁護士連合会が発行する月刊の機関雑誌
概要

日弁連は、弁護士弁護士法人弁護士会品位を保持し、事務の改善進捗を図るため、指導、連絡及び監督に関する事務を行うことを目的とする団体であるところ(日弁連会則第3条[注釈 1])その目的を達成する一助として、同会則第7条の規定に基づき毎月発行されている機関雑誌である[6][注釈 2]。觀じ來れば本會の前途は多忙ではあるが又極めて明朗である。而して本會誌は會員の修養と司法權運營の情報を互に交換し以て本會活動の中心機關を爲すものであること多言を要しないところである。斯くの如くにして、全國六千の辯護士を包容する我が連合會は智能的自治團體として、國家權力の濫用を防止し、國民の自由と社會正義を顕現し得る最も實力ある存在となつたことを確信するものである。 ? 日本辯護士連合會會誌第1巻第1號[7]有馬忠三郎

本誌は、毎月、会員である弁護士及び外国法事務弁護士のほか、裁判所検察庁大学法学部、弁護士出身の国会議員公共図書館記者クラブ等に送付されている[8]。会員の購読費は毎月の会費に含まれており、有料となるものの代金を支払えば誰でも購読することが可能である[9]。当初は日弁連から単位会に会員分を一括して送付していたが、昭和27年(1952年)2月号から日弁連から会員等に直接送付されることとなった[10]
沿革

昭和25年(1950年)1月1日に、日本辯護士連合會會誌(にほんべんごしれんごうかいかいし)として創刊され、弁護士法施行1周年の同年9月号から題名を「自由と正義」に変更し、現在まで発刊されている[11][12]

この題名は理事会における選挙で決定されたところ、他の題名候補として「弁護士公論」「自由及正義」「正義」「法と人権」が提案されており、選挙の結果、「弁護士公論」が9票、「自由と正義」が4票、「自由及正義」が5票、「正義」が6票、「法と人権」が4票となった。そこで、「自由と正義」と「自由及正義」は同題として合計9票と扱い、同票数の「弁護士公論」との決選投票の結果、12票対6票で「自由と正義」と命名されたものである[12]。なお、改名により、役所から第三種郵便物としての認可が下りたとされる[13]
編集体制

本誌の編集人は日弁連事務総長であるが、実務上は事務総長が参画することはほぼなく、日弁連に設けられている編集委員会が編集を行っている[14]。編集委員会は、本誌の原稿広告を募集・依頼し、座談会を企画して開催し、編集のための調査を行い、必要があれば官公庁に照会をかけ、本誌を完成させている[15][注釈 3]。定員は20名、任期は2年間(毎年約半数が改選)で、全国の単位会の日弁連会員から選任されている[16]。委員長は1年交代制である。月に2回、毎回2?4時間拘束されるため、日弁連の委員会の活動としてはハードとされる[17]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:29 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef