側近(そっきん)とは、重要人物のそばにいる人のこと。 重要人物のそばで仕えながら近くで行動をともにする人を指し[1]、そばにいることで重要人物の相談を受けて言葉のやり取りをすることが多くなることで、重要人物が決定する事項に影響力を及ぼすことがある。 同義・類義の言葉として、懐刀、右腕、片腕、参謀、軍師、女房役、知恵袋、相談役、ブレーンなどがある。 権力者の側近が実権を握っている政治のことを側近政治と呼ぶ。
概要
側近として著名な人物等
山本勘助 - 武田信玄に対して[2]
石田三成 - 豊臣秀吉に対して
本多正信 - 徳川家康に対して
和田京平、仲田龍 - ジャイアント馬場に対して[3][4]
黒島亀人 - 山本五十六に対して[5]
直江兼続 - 上杉景勝に対して[6]
セシル、ウォルシンガム、ダドリー - エリザベス1世に対して
ベゾブラーゾフ - ニコライ2世に対して
朱徳、周恩来 - 毛沢東に対して
諸葛亮(孔明) - 劉備および劉禅に対して[7]
古田敦也 - 野村克也に対して(野村がヤクルトスワローズ監督時代)[8]
菅義偉、今井尚哉、北村滋 - 安倍晋三に対して[9][10][11]
脚注^ 塩田潮 2011, p. 194.
^ 石川能弘著『山本勘助―武田軍団を支えた名軍師』PHP研究所、1999年
^ 仲田龍、本多誠著『NOAHを創った男』ベースボールマガジン社、2007年、282ページ
^ 和田京平著『人生は3つ数えてちょうどいい』メディアファクトリー、2004年
^ 阿部牧郎著『遙かなり真珠湾』祥伝社、2005年
^ 火坂雅志著『実伝直江兼続』角川学芸出版、2008年
^ 渡邉義浩著『諸葛亮孔明その虚像と実像』新人物往来社、1998年
^ 野村克也著『野村ノート』小学館、2005年
^ 安倍首相の復活支える「懐刀」 菅義偉さん
^ 安倍首相が信頼する今井秘書官 「総理の懐刀」誕生まで