脚本
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「シナリオ」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「シナリオ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "脚本" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2008年11月)

この項目では、フィクションにおける脚本について説明しています。テレビ番組ラジオ番組台本、およびその作家については「放送作家」をご覧ください。
墓場の鬼太郎(仮題)』の脚本(台本)

脚本(きゃくほん、: screenplayあるいはscript)とは、演劇・映画・テレビ放送・ラジオ放送などの台本[1]。「いつ・どこで・誰が」(時・場所・人)を示す柱書きおよび台詞ト書きだけで構成された設計図的役割を担うテキスト。映画のものは特にシナリオ(scenario)と呼ばれる。
概要

小説とは形式が異なる。

脚本では文学的表現や美文は要求されず、小説などでは活用される主観描写(登場人物の心情など)は極力排除される。ラジオやテレビ、映画などのメディアによって、そのメディアの特質や慣習に従った一定のフォーマットが推奨、または必須とされる場合がある。

書き方は、よく絵画や彫刻を作る方法に例えられる。絵画では画用紙やキャンバスに絵具を付けた筆で、いきなり人物の顔を描く人はいない。また彫刻でも丸太に彫刻刀を突き立て、眼から丁寧に彫る人もいない。絵画ではまず全体を荒く素描(デッサン)し、次に完成を予測しながら下書きをし、その次にバランスを見ながら細部を徐々に仕上げていく。脚本も同様に、どこからストーリーを始めてどこに向かって進んでいくのか。そして広がったストーリーの最後はどう収束するのか。それらのバランスに配慮しつつ、まず(絵画のデッサンに相当する)プロットを書き、それから書いてゆく。

脚本は、監督プロデューサーなどと打ち合わせをしつつ作り上げていくことが多い。(特に映画では)スポンサーとの打ち合わせが行われることもある。また出演俳優が大物俳優だったりすると、俳優からの細部の修正の要望が入ってしまう事態になることもある。

映画の場合では、打ち合わせと執筆は平行して行われることが多く、このたびに印刷・製本されることが多い。このため、準備稿、改定稿、決定稿と版を重ねることになる。改定はほぼ全て取り替える場合から些細な部分を修正するに留める場合もあり、準備稿と決定稿、さらに作られた映画とはストーリーが大幅に異なっていることもある。さらに日程・予算の都合で、実際の撮影に入っても改定が行われる場合があり、脚本家あるいは監督が現場で執筆する場合もある。これは「号外」とも呼ばれる。

執筆に関わる脚本家の数、および(脚本家とともに)監督が脚本に関わる場合では単に作品的な価値ばかりでなく、印税や二次使用料、著作権などの配分にも影響が出ることが多く、昨今では監督が脚本を執筆することも多い。一方、戯曲に関しては単独で執筆することが多い。

脚本は、小説とは異なり、複数の人によって書かれることがそれなりにある。テレビドラマシリーズでは、執筆作業の負荷の大きさや放送スケジュールを考慮して、数名交代で担当することもある。テレビドラマシリーズで視聴率が低迷すれば、途中で脚本家が交代することもある。また一話の中でも複数名が関与する場合もある。

なお戯曲を除き、脚本は単独で発表されることは基本的にない。建物や船などの設計図と同じであり、あくまで映像化・漫画化することによってようやく一つの作品とみなされることが多い。このため、どうしても脚本の存在感が弱くなり、監督やプロデューサーによる無断改変が行われてトラブルにつながる場合が時折見られる。戯曲の場合は脚本のみで発表されることも多々ある。

なお日本で脚本に用いられていた原稿用紙は基本的に200字詰め(20字×10行)で、この原稿用紙状態の脚本は「ペラ」とも呼ばれる。近年ではワープロを用いることも多い。役者に渡す前に印刷・製本するので、製本した状態にすると「台本」(ほん)と呼ぶ。
種類
台本
もともとは脚本を台本と言っていたが、現在では、演者に使われる台詞を特に中心としたものを指していることが多い。
台帳あるいは正本(しょうほん)、根本(ねほん)[1]
歌舞伎の脚本の古い呼び方[1]。歌舞伎では近頃は脚本と呼ぶという[1]
シナリオ。
シナリオは映画の脚本、台本[2]。scenarioはアメリカの映画用語である。scenarioという表現を、その語源から説明すると、もとはラテン語のscena(舞台、場面 という意味の言葉)から派生した言葉であり[2]、イタリアではイタリア語で演劇やオペラの "場面(シエーナ)をつないだ筋書き" という意味で使われていた(もともとは即興劇用のおおまかな筋を書いたものを意味していた[3]とも)、それが転じてアメリカで映画用語として使われるようになった。


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