能登空港
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能登空港
Noto Airport

IATA: NTQ - ICAO: RJNW
概要
国・地域 日本
所在地石川県輪島市
種類商業
運営者石川県[1]
運用時間8:00 - 19:30[1]
標高218.8[1] m (718[2] ft)
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯37度17分36秒 東経136度57分44秒 / 北緯37.29333度 東経136.96222度 / 37.29333; 136.96222座標: 北緯37度17分36秒 東経136度57分44秒 / 北緯37.29333度 東経136.96222度 / 37.29333; 136.96222
公式サイトのと里山空港
地図
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滑走路

方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
07/25 I 2,000×45 舗装

統計(2022年度)
旅客数111,212人
貨物取扱量4t
航空:空港管理状況 - 国土交通省
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空港の一覧
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上空俯瞰

能登空港(のとくうこう、: Noto Airport)は、石川県能登半島北部にある地方管理空港である。愛称はのと里山空港(のとさとやまくうこう)[3][4]

本項目では、空港ターミナルビルや駐車場などの施設を共用している道の駅のと里山空港(みちのえき のとさとやまくうこう)についても記載する。
概要能登空港の空中写真。(2010年撮影)。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

輪島市穴水町能登町にまたがる木原岳周辺に、2003年平成15年)7月7日に開港[1][4][5]滑走路長は2,000 mで[1]エプロン(駐機場)は小型ジェット機プロペラ機各2機が同時駐機できる。航空管制官を配置していないリモート空港[6]大阪国際空港(伊丹空港)にある大阪対空センターの航空管制運航情報官が離着陸の情報を提供している[7][8][9][10]

空港の東隣に寄宿舎を備えた日本航空学園輪島校(日本航空高等学校石川日本航空大学校)が開設されている[1][8][11]

計画段階では東京(羽田)名古屋(小牧)大阪(伊丹)の3路線を見込んでいたが[1][12]、定期便として就航するのは全日本空輸[注 1]による東京国際空港線のみである。東京国際空港の発着枠で当空港には1日1往復が割り当てられたが[13]、自治体による搭乗率保証制度(後述)を前提とした1日2往復運航《NH747.NH748.NH749.NH750》となっている[1][14][15]

コロナ禍以前は、和倉温泉加賀屋チャーター便台湾からの誘客ツアーに利用したほか[16]フジドリームエアラインズ(FDA)などの国内チャーター便が利用することがある[17]

年間利用客数は、開港15年目(2017年7月7日 - 2018年7月6日)の石川県集計(速報値)で16万2684人。4年連続の増加で、過去最多となった[15]

旅客機のほかに、航空自衛隊機や日本海で任務に就く海上保安庁の航空機も利用する[18]
搭乗率保証制度

開港前、1日1往復の運航で利用者数を見極めたい全日本空輸 (ANA) に対し[14]、当初より1日2往復の運航を行い利便性などを高めたい石川県および地元自治体側との間において、意見の相違があった。

そこで、年間平均搭乗率が70%未満の場合は県と地元自治体が航空会社に2億円までの損失補填を行う、全国初の「搭乗率保証制度」を導入した[12][14][19][20]。この制度では、あらかじめ定めた搭乗率に満たない場合、自治体側が補填することだけではなく、逆に定めた搭乗率以上が得られた場合は地元に金銭(販売促進協力金[19])にて還元することも盛り込まれていることが特徴である。この制度は使用機材の変更などによって年ごとに条件(目標搭乗率)を変更しつつ継続している(還元額は、2年目からは上限2億円としている)。また、開港3年目からは目標搭乗率前後に「特別枠」が設けられ、枠内の搭乗率であれば搭乗率の過不足にかかわらず双方それぞれの支払いを行わないものとした。

この制度はモデルケースとして地方空港活性化の今後のあり方のひとつを示したとされ[19][20]、成功例として全国各地より視察や問い合わせなどが相次いでいるとされる[20]


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