株式会社肥後銀行
The Higo Bank, Ltd
本店
種類株式会社
機関設計監査等委員会設置会社[1]
市場情報非上場(以下は過去のデータ)
東証1部 8394
肥後銀行のデータ
法人番号2330001001532
店舗数123店
(本支店・出張所・海外駐在員事務所)
貸出金残高2兆6,890億79百万円
預金残高3兆8,750億35百万円
特記事項:
(2015年3月31日現在)
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株式会社肥後銀行(ひごぎんこう、英称:The Higo Bank, Ltd.)は、熊本県熊本市中央区に本店を置く地方銀行。熊本県の指定金融機関である。通称、「肥銀」、「肥後銀」。 第百三十五国立銀行として創業した。熊本県屈指の金融機関であり、県内でのシェア(メインバンクと認識している企業数)はほぼ6割にも達し[2]、その数値は近年増加している。(2010年から2013年の帝国データバンク指標の比較による)。 経営は安定しており、自己資本比率は13.07%(国内基準)[3] にも達する。不良債権比率も、九州では福岡銀行に次いで低い[4]。また、県内における売上高が大きい企業の多くが都市銀行、もしくは同行と取引している[2]。だがその一方で、財務基盤の厚さと、県内における屈指の企業であることから、殿様商売になりがちであることが批判されている[5][6]。 2014年11月、鹿児島銀行と経営統合する方針で交渉を進めていると報じられ[7]、同11月10日、経営統合に向け協議・検討を進めることで基本合意したと発表した[8][9]。2015年10月1日、両行は共同金融持株会社である九州フィナンシャルグループを設立し傘下に入った[10][11]。 本店が老朽化した為、総工費100億円を投じ新本店ビルの建設が進められ[12][13]、2015年5月7日から新社屋での業務が開始された[14][15]。 ブランドスローガンは「うるおいある未来のために。」。
概要
沿革
1879年(明治12年)4月15日 - 第百三十五国立銀行が現在の宇土市に設立される。
1899年(明治32年)
10月1日 - 普通銀行に転換、九州商業銀行となる。
5月 - 本店を熊本市に移転。
1918年(大正7年)10月 - 熊本銀行に商号変更。
1925年(大正14年)7月25日 - 熊本・飽田・植木の3行が合併して、新たに肥後協同銀行が設立される[16]。
1928年(昭和3年) - 株式会社肥後銀行に商号変更。
1971年(昭和46年)10月 - 福岡証券取引所に上場(証券コード: ⇒8394)。
1983年(昭和58年)12月 - 東証、大証2部に上場。