聖女の魔力は万能です
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登場人物節、用語節はノートでの過去合意で除去することとなっています。必要だと考える方は、二次資料を提示の上、ノートで議論を提起してください。

聖女の魔力は万能です
ジャンル
異世界ファンタジー[1]恋愛なろう系[2]
小説
著者橘由華
イラスト珠梨やすゆき
出版社KADOKAWA
掲載サイト小説家になろう
レーベルカドカワBOOKS
連載期間2016年4月29日 -
刊行期間2017年2月10日 -
巻数既刊9巻(2023年3月現在)
漫画
原作・原案など橘由華(原作)
珠梨やすゆき(キャラクター原案)
作画藤小豆
出版社KADOKAWA
掲載サイトComicWalker
レーベルフロースコミック
発表期間2017年7月31日 -
巻数既刊9巻(2023年12月現在)
漫画:聖女の魔力は万能です ?もう一人の聖女?
原作・原案など橘由華(原作)
珠梨やすゆき(キャラクター原案)
作画亜尾あぐ
出版社KADOKAWA
掲載サイトComicWalker
レーベルフロースコミック
発表期間2020年10月5日 - 2023年9月18日
巻数全4巻
アニメ
原作橘由華
監督井畑翔太
シリーズ構成渡航
キャラクターデザイン石川雅一
音楽黒田賢一
アニメーション制作ディオメディア
製作Season1:
「聖女の魔力は万能です」製作委員会
Season2:
「聖女の魔力は万能ですII」製作委員会
放送局AT-Xほか
放送期間Season1:2021年4月6日 - 6月22日
Season2:2023年10月3日 - 12月19日
話数Season1:全12話
Season2:全12話
ラジオ:TVアニメ「聖女の魔力は万能です Season2」
?セイとリズのお茶会ラジオ?
配信期間2023年10月3日 - 12月26日
配信サイト音泉
配信日隔週火曜19時
配信形式ストリーミング
パーソナリティ石川由依(セイ役)
上田麗奈(エリザベス・アシュレイ役)
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画アニメ
ポータル文学漫画アニメラジオ

『聖女の魔力は万能です』(せいじょのまりょくはばんのうです)は、橘由華によるライトノベル。2016年4月29日から小説投稿サイト小説家になろう」にて「タチバナ」名義で連載されているWeb小説を元に、2017年2月10日、カドカワBOOKSKADOKAWA)より単行本化された[3]。イラストは珠梨やすゆきが担当している。

メディアミックスとして、2017年7月31日から藤小豆によるコミカライズが無料漫画配信サイト『ComicWalker』内のフロースコミックにて連載中[4]。2018年にはシチュエーションオーディオドラマ化されており、アルベルト・ホーク役を羽多野渉が担当していて、1と2のシチュエーションは無料、3つ目は原作第3巻の購入特典URLとして付属した。さらに2020年にはディオメディア制作によるテレビアニメ化が発表された[5]。2020年10月5日から亜尾あぐによるスピンオフ漫画である『聖女の魔力は万能です ?もう一人の聖女?』が『ComicWalker』内のフロースコミックにて連載中[6][注釈 1]。2021年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は330万部を突破している[7]

毎月数度の連載を行っていたが、2021年6月27日から2021年12月25日掲載分迄一時連載が中断された。

なお、タイトルロゴに書かれている英文は、原作小説およびコミック版が「The power of the saint is all around.」で、アニメ版は「THE SAINT'S MAGIC POWER IS OMNIPOTENT」と異なっている。
あらすじ

HP・MP・レベル・魔法を含むスキルなどが、数値化されて確認できる異世界。スランタニア王国では数世代に一度、国が瘴気に覆われ魔物が大量発生する時代がやって来る。これまではそのたびに、魔を祓う力を持つ「聖女」が現れ、国を救ってきた。過去一度だけ聖女が現れなかった時は、儀式により聖女を召喚した。

今回またも聖女が現れず、王と重臣たちは、やむなく伝説の儀式「聖女召喚の儀」を行う。召喚されたのが小鳥遊 聖(セイ)と御園 愛良(アイラ)の二人の日本人であった。しかし王国の第一王子カイル・スランタニアはアイラしか目に入らず、彼女だけを聖女として扱った[注釈 2]。無視されたセイは怒り、王宮を出ようとするが行く当てもなく、薬用植物研究所にて研究員として働き始める。

召喚から3か月後、王国の第三騎士団が魔物討伐で甚大な被害を受けるが、セイの作ったポーションで団長アルベルト・ホークらは回復する。以降、ホークたちとの交流を続け、図書館で知り合ったエリザベス・アシュレイの頼みを聞いたり、宮廷魔道師団で魔法付与を行ったり、ホーク団長に魔法付与されたアクセサリーを渡すため、第三騎士団を訪ねるなどして日々を過ごしていた。

召喚から7か月後、城の書庫にあった本で回復魔法を学んだセイは、再度の魔物討伐で負傷した騎士たちを見舞う。その際、回復不能の重傷を負った騎士を放っておけなかったセイは、強力な回復魔法で身体の欠損すら再生させてしまい、彼らから「聖女」として崇められることになる。

その直後、聖女召喚の儀の反動による昏睡から目覚めた宮廷魔道師団長ユーリ・ドレヴェスから鑑定を受けるが、国一番の魔道師である彼よりセイのほうがレベルが上で、鑑定不能だった。報告を受けた国王ジークフリート・スランタニアは、公の謁見の場でセイに謝罪し、恩賞として何を望むかと問う。特に欲しい物の無いセイは、禁書庫の閲覧と正規の魔法指導を願い出、ユーリから直接魔法の指導を受けることになる。

召喚から9か月後、セイは、ホーク団長率いる魔物討伐に回復要員として参加する。ところが団長が窮地に陥った時、セイの中から金色の魔力があふれ出す。それは周囲の魔物と、魔物が湧き出す黒い沼を呑み込むと、一瞬ですべてを消し去った。聖女のみが使えるという伝説の広域浄化魔法、「聖女の術」にほかならなかった。

この功績により、セイは王宮すべてから「聖女」だと認められる。しかし、アイラを聖女にしようと必死だったカイル王子はそれを信じず、「セイは聖女ではない」と人目のある場所で発言してしまい、父王から謹慎を命じられた。

召喚から1年後、セイはホーク団長および第三騎士団と共に、薬師の聖地と呼ばれるクラウスナー領へ魔物討伐の遠征に向かう。この遠征で「ホーク団長のことを思い浮かべる」のが聖女の術の発動条件[注釈 3]であると気づき、術を自在に発動できるようになる。
制作背景

本作品は橘由華が「タチバナ」名義で、2016年4月29日より小説家になろうに連載している[8]。掲載開始10日後の5月9日には小説家になろうの日間ランキング1位[9]、1か月後の5月29日にはジャンル別ランキングにおいて日間・週間・月間で同時に1位となった[10]。累計では2017年6月時点で、14,288,206回(ページビュー)・3,684,023人(ユニークアクセス)に読まれている[11]。掲載開始8か月後の2016年12月28日には作者の橘由華より書籍として翌年2月に出版することが告知された[12]。書籍の内容は、小説家になろうの連載よりも「20%くらい増量しています」とし、「Web版を書くときに削った部分が追加されています」と大筋での差異は無いことが予告された[12]。書籍は2017年2月10日にカドカワBOOKS(株式会社KADOKAWA)より第1巻が刊行された[3]

橘は小説家になろうのトップページの賞の案内を見たことがきっかけで書き始め、参考のために閲覧した人気ランキングで男性向けでも女性向けでもタイトルに「聖女」が入っていることを知り、そこからプロットを組み立てていった[13]。作中のキャラクターは、「同じ職場で働きたい人」というコンセプトで設定されている[13]。そのため、登場人物のほとんどが主人公に好意的で、唯一主人公を冷遇してトラブルメーカーとなる人物(カイル王子)も過失と思い込みによるもので悪意はなく、悪人が一切登場しないのが特徴的といえる。


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