聖剣伝説 HEROES of MANAジャンルストラテジーRPG
対応機種ニンテンドーDS
開発元ブラウニーブラウン
発売元スクウェア・エニックス
シリーズ聖剣伝説シリーズ
人数1人 - 2人
発売日2007年3月8日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
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『聖剣伝説 HEROES of MANA』(せいけんでんせつ ヒーローズ オブ マナ)は、スクウェア・エニックスから2007年3月8日発売されたニンテンドーDS用ストラテジーRPG。略称は「聖剣伝説HOM」、「HOM」など。聖剣伝説シリーズの外伝。ニンテンドーWi-Fiコネクションにも対応していて、ランキングに参加することができる。 『聖剣伝説4』と同様、「聖剣プロジェクト」の一環として開発されている。同時に複数人が遊ぶことができる(そもそもネット接続対応ゲームであり、他のプレイヤーと行動を共にしたりすることもできる)。本作のジャンルはシリーズ初となるストラテジーRPG。リアルタイムストラテジーシステムを採用。 開発は『新約 聖剣伝説』と同じブラウニーブラウン、キャラクターデザインはスクウェア・エニックス所属の伊藤龍馬、音楽は下村陽子が担当。 『聖剣伝説3』の19年前の世界が舞台になる。前作では「いにしえの都」として登場した王国ペダンが物語のキーになる。本作ではシリーズのレギュラーキャラであるワッツ、ボン=ボヤジ、ニキータなどが一切登場しない。 これは聖剣によって選ばれる宿命を背負った少年・少女らが生まれる前の話。 今はなき滅びた王国の冷たく黒い牙が世界を蹂躙する時。それに反旗を翻し戦った古き英雄の物語である。 前項の通り本作は今までとは全く違うジャンルのため、独特なゲームの進め方となっている。 ステージの開始時に勝利条件と敗北条件が表示され、さまざまな勝利条件を目標に進行していく。またステージ途中でこれらの条件は変化していくこともある。 ステージとなるマップ自体は始めから全て見渡せるようになっているものの、実際は自分のユニットの決められた視界の分までしか完全に知ることはできず、相手のユニットや資源を採集できる場所などはほとんど表示されていない。そのため自分のユニットを移動させて視点を広げていく必要がある。ユニットの移動は「動かしたいユニットをタッチ」「下に表示されるユニットを示すアイコンをタッチ」「囲みコマンドをタッチ後動かしたいユニットを囲む」などをして指定した後、移動した居場所をタッチすることで移動する。 資源を採掘できる「ガイア」「トレント」を発見したら、空母内に収集用のモンスター(MOB)を召喚できる施設を建設。その後収集用MOBを召喚し、目標を「ガイア」「トレント」に向かわせることで「ガイア」からは建設用の資源「トレント」からは召喚用の資源を収集することができる。ただしどちらも収穫できる数に限りがあり、資源が尽きてしまうとこれ以上は収集できなくなる。 空母内に資源が溜まっていったら、今度は複数ある戦闘用のMOBを召喚する。収集MOBと同様、それに準じた施設を建設し完成後にMOBを召喚して戦力を整えていく。なお召喚できる最大数はカリスマユニット(キャラクター)を含めて25体までとなっている。 MOBを召喚し戦力が出揃えば進軍となる。タッチペンで敵を指定しすれば、ユニットが敵に向かって移動、戦闘を開始する。戦闘で体力が尽きて倒されてしまったMOBは再び空母内で資源を消費して召喚しなおす必要がある。 これらの行動を常にリアルタイムで並行して行っていく(前線で戦っている間にも資源を収集するなど)ゲーム中では勝利条件の変更や、敵の増援などの事態もあるため、迅速且つ冷静な判断が勝敗の鍵を握る。 本作では様々な種類のユニットが存在する。それらを上手く使いこなすのがポイントとなる。またMOBには通常攻撃のほかに一定確率で発動する必殺技なども持つ。召喚できるMOBは味方(対戦ではロジェ側)と敵(対戦ではペダン側)で全く異なっている。またステージによっては各国の兵士や魔工兵器なども戦闘に参加する。 本作では空母の内部で様々な施設を決められた数まで建設できる、建設にはガイアから採集できる「ガイアの石」を使用する。空母とこちらの操作で他のユニットと同様、自由に動かすことができるが、施設の建設や利用などはマップ内に点在する「フック」と呼ばれるポイントに接続させる必要がある。また、空母そのものには武器は装備されておらず、(ヴァルダの待機スキル「空母障壁」による防御力上昇は可能)耐久力が0になってしまうとこちらの敗北になってしまうため注意が必要。
概要
ストーリー
システム
ゲームの流れ
ユニットの種類
カリスマユニット
主人公ロジェたちなどに当たる人間ユニット。ゲーム開始時に決められた人数から選択して出撃する(ステージによっては強制的に出撃するキャラクターもいる)。基本的な能力がMOBより高く、どんな相手でも戦えるのが強み。またキャラクターごとに「周囲にいる特定のMOBの能力を上げる」バトルスキルとナイトソウルズに待機(出撃させない)している時に発動する待機スキルなどキャラごとにさまざまなアビリティを持つ。レベルなどの成長はないが、手に入るアクセサリを装備することで能力の向上や魔法の使用が可能になる。
収集MOB(ラビなど)
資源を採掘することができるMOB。まず始めに召喚する。指示されたガイアやトレントから資源を採集して空母に持ち帰るのが役目。そのため戦闘力は低く戦わせるのは得策ではない。
地上MOB(マイコニドなど)
地上戦が得意なMOB。弓MOBに強く、重装MOBに弱い。
重装MOB(プチグランシェなど)
耐久力、攻撃力が地上MOBに比べ高く逆に移動が遅いMOB。地上MOBに強く、飛翔MOBに弱い。
飛翔MOB(ニードルバードなど)
空を飛ぶため高低差の影響を受けないMOB。重装MOBに強く、弓MOBに弱い。
弓MOB(ポロンなど)
弓を装備し遠距離から攻撃できるMOB。飛翔MOBに強く地上MOBに弱い。
特殊MOB
モールベアなど
特殊な能力を持ったMOBで、前述の強弱関係には含まれない。ステータス異常にもならない。例えばモールベアは地中に潜行することで、敵に気づかれることなく偵察することができる。
魔工兵器
戦闘力が高く遠距離攻撃も可能なユニットで、前述の強弱関係には含まれない。その分移動速度が遅く、召喚時の資源も多く使用するため使いどころが肝心となる。
空母・施設の種類
召喚施設
各種MOBを召喚できる施設で、召喚したいMOBの種類ごとに建築する必要がある。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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