聖剣伝説3ジャンルアクションRPG
対応機種スーパーファミコン
開発元スクウェア開発第3部
発売元スクウェア
プロデューサー鶴園哲久
ディレクター田中弘道
デザイナー石井浩一
プログラマー吉枝悟
村田琢
斉藤正明
宮川義之
小方悟史
鈴木秀典
守屋俊
鈴木和夫
音楽菊田裕樹
美術結城信輝
磯野宏夫
シリーズ聖剣伝説シリーズ
人数1 - 2人(同時プレイ)
メディア32メガビットロムカセット[1]
発売日 199509301995年9月30日
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
売上本数 約80万本[2]
その他型式:SHVC-A3DJ-JPN
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『聖剣伝説3』(せいけんでんせつ スリー)は、1995年9月30日に日本のスクウェアから発売されたスーパーファミコン (SFC)用アクションロールプレイングゲーム。他ハード用にフルリメイクされた『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』も本稿で説明する。
「聖剣伝説シリーズ」第3作にして、シリーズ最後のSFC用タイトルである。「マナ」の力を用いた世界征服を狙う大国同士の争いと、暗躍する闇の勢力の争いに運命を翻弄される主人公たちの物語が描かれる。当初は日本国内専売であったが、Nintendo Switch (Switch)用ソフト『聖剣伝説コレクション』(2017年)にて英語版が制作され、『TRIALS of MANA』(トライアルズ オブ マナ)の英題がつけられている。
開発はスクウェア開発第3部が行い、プロデューサーはのちにPlayStation用ソフト『ブシドーブレード』(1997年)を手がけた鶴園哲久、ディレクターは「ファイナルファンタジーシリーズ」を手がけた田中弘道、ゲーム・デザインは前作に続き石井浩一、イラストレーションは、アニメーターの結城信輝が担当している。 本作では、ゲームの冒頭で主人公とその仲間となるキャラクターを計3人選択でき、誰を主人公に選んだかによって、ストーリーの一部が大きく異なる「トライアングルストーリー」が特徴である。ストーリーの大筋は変わらないが、3種類の分岐ルートが用意されている。また、本作の主人公6人は同時期に冒険へ旅立つストーリーであるため、操作する各パーティの選んだキャラクターの順序によって発生するイベントや会話も細かく変化する。 基本的なゲームシステムは前作『聖剣伝説2』(1993年)とほぼ同じだが、前作で見られたバグや不具合は今作ではあまり存在せず、グラフィックもSFC最高水準のものだった[注 1]。戦闘では、敵味方双方のほとんどの魔法・必殺技が回避不可能な性能となったことで、前作に比べるとアクション性は低く動き回る利点が減り、連打攻撃の有効性が増している。また、「フラミー」による移動の際、次の目的地(または目的)が表示され、ダンジョンや都市の上空に到達すると現在地が分かるようになった。ゲームの発売前には、各ゲームショップなどで体験版がプレイできた。 本作品の19年前の話、王国ペダンをメインとした物語が描かれたニンテンドーDS用ソフト『聖剣伝説 HEROES of MANA』(2007年)が発売された。 2017年6月1日にはSwitch用ソフト『聖剣伝説コレクション』が発売され、SFC版が『聖剣伝説 ?ファイナルファンタジー外伝?』・『聖剣伝説2』と同時収録された(M2による移植)。2019年6月11日には欧米で本作の英語ローカライズ版『Collection of Mana』が「Nintendo E3 Direct 2019」の中で発表され、即日発売された[3]。この展開により、本作は初めて日本国外での展開が実現した。英語版のタイトルは『TRIAL of MANA』と名付けられている。 2020年4月24日に3Dフルリメイク版となる『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』(英語版タイトルは上記の移植版と同様に『TRIALS of MANA』、以降『ToM』)がPlayStation 4・Switch・PC (Steam)向けで発売[4]。 SFC版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」上でシルバー殿堂を獲得した。 以降、特に断りのない場合、原作であるSFC版について述べる。 操作キャラクターが6人用意されており、ニューゲーム時にメインとなる主人公を1人、そのほかのパーティメンバーを2人選択し、計3人の操作キャラクターで冒険を進めることになる。 以下は前作から変更された変更点。
概要
ゲーム内容
システム
「クラスチェンジ」システムが搭載されており、成長・魔法や特殊攻撃の習得傾向を選択する。
前作で可能だった3人でのプレイは不可能となり、2人までとなった。なお、操作していないキャラクターはLかRボタンを押しながらで操作できる(リングコマンドの操作も同様)。