聖伝-RG_VEDA-
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聖伝-RG VEDA-
漫画
作者
CLAMP
出版社新書館

その他の出版社
角川書店(愛蔵版)

掲載誌月刊ウィングス
発表号1989年9月号 - 1996年5月号
巻数全10巻
全7巻(文庫版)
全5巻(愛蔵版)
その他サウス1989年3,4号に読切掲載
OVA
原作CLAMP
監督江幡宏之(氷城炎獄篇)
池上誉優(双城炎雷篇)
キャラクターデザイン青木哲朗、高岡希一藤川太
アニメーション制作アニメイトフィルム
製作ムービック
ソニー・ミュージックエンタテインメント
話数全2話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『聖伝-RG VEDA-』(せいでん リグ・ヴェーダ)はCLAMPによる漫画作品。
概要

月刊ウィングス』(新書館)にて1989年9月号から1996年5月号まで連載。CLAMPの商業デビュー作品である。

古代インドの神話世界をベースとしており、登場人物にはその神々の名前が使用されている。サブタイトルはインドの聖典リグ・ヴェーダから。「約束」をキーワードとする壮大な物語である。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年3月)(使い方

最強の武神将夜叉王は、天界を過酷なやり方で統治する天帝帝釈天に反旗を翻し、帝釈天に滅ぼされた阿修羅族の最後の生き残りである幼い阿修羅王を守り、「天を滅ぼす」と予言に示された六星を糾合する旅に出る。多くの犠牲を払いながらも集まった六星の内の5人は、帝釈天の居城に討ち入って帝釈天と対峙する。その最中、阿修羅王はついに真の姿を現わし、予言を成就させようとするが……。
登場人物
六星
阿修羅(あしゅら)
- 伊倉一寿 / ドラマCD - 林原めぐみ本作の主人公。炎を操る六星の一人。父は先代阿修羅王、母は舎脂。帝釈天に滅ぼされた阿修羅族の最後の生き残りである幼い王。性別は無い。(巻末のオマケ漫画では一応女性として扱われることがあった。)武器は、透明な刀身の長い直剣「修羅刀」。阿修羅族の長の半身とされ、普段は阿修羅王の体内に収められている。生まれた直後に舎脂に殺されそうになったが、繭を作って身を守り、以後300年間、夜叉王に封印を解かれるまで森で眠り続けていた。夜叉王に懐く無邪気な『阿修羅』(一人称「阿修羅」)の人格と、破壊と殺戮を楽しむ『破壊神』(一人称「私」)の人格が混在し、普段は『阿修羅』が表に出ていたが、実は『破壊神』の方が本来の人格であった。旅を始めてから最終決戦時にかけて、修羅刀に施されていた2つの封印を解き、『破壊神』として完全に目覚める。『破壊神』は「『阿修羅』の人格は死んだ」と語ったが、夜叉王を殺そうとした瞬間に、奇跡が起きた。
夜叉王(やしゃおう)
声 - 速水奨 六星の一人。父は先代夜叉王、母は先代夜叉王の側室。夜叉族の青年王で、天界最強と称される北の武神将。幼名は耶摩(やま)。武器は、『破壊神』状態の阿修羅の行動を抑制する効果もある「夜摩刀」。知己の仲である星見・九曜の予言に従い、森で眠っていた阿修羅の封印を解いたが、そのせいで謀反の意思ありとみなされ、毘沙門天の軍に一族を滅ぼされる。その後は六星を集めて一族の仇を討つべく、阿修羅を連れ打倒帝釈天の旅に出る。「六星が天を滅ぼす」と語った九曜の予言を、「六星が天帝・帝釈天を滅ぼす」という意味だと信じていたが、最終決戦時、その解釈が間違っていた事を知る。『破壊神』として覚醒した阿修羅を見て動揺するが、共に過ごした『阿修羅』との絆を最後まで信じ、後に奇跡を目撃する。
龍王(りゅうおう)
声 - 山口勝平水を操る六星の一人。父は本編未登場、母は先代龍王。龍族の少年王にして、西を守護する武神将。幼名は那伽(ナーガ)。武器は、刀身に刃のない大刀「龍牙刀」。武者修行と称して阿修羅達に同行する。その直前に王位とその証である龍牙刀を継承し、龍王と名乗るようになった。一行の中で最も阿修羅と年齢が近く仲も良かったが、最終決戦時、舎脂を殺した阿修羅が『破壊神』として覚醒した場に駆けつけ、舎脂を殺したことを詰問した直後、『破壊神』に刺し殺された。
乾闥婆王(けんだっぱおう)
声 - 安藤ありさ / ドラマCD - 本多知恵子六星の一人。父は先代持国天、母は先代乾闥婆王。乾闥婆族の女王で琴の名手。武器は、普段持ち歩いている琴の中に隠した太刀。琴糸を巻き取って本体を分解すると、刀と左手の手甲に分かれる。普段は優美な立ち居振る舞いの「天界一の楽師の君」だが、真の姿は東の武神将をも兼任する東方将軍・持国天。幼い頃から強い者を好み、天界最強である帝釈天に従っている。その信念は肉親の情よりも優先され、帝釈天が自分の父を殺した事すら意に介していない。一方で、意志の強い迦楼羅王を友人と認め気遣ったり、帝釈天の追っ手から逃れた蘇摩を匿って配下としたりしていた。蘇摩のことは本気で愛していたが、打倒帝釈天の旅に出た彼女がその意志を変えないことを悟り、最終決戦時に彼女を殺して自らも自害した。
迦楼羅王(かるらおう)
声 - 榊原良子鳥を操る六星の一人。迦楼羅族の女王で南の武神将。家族は妹の迦陵頻伽のみ。最愛の妹と一族のため帝釈天に従うが、その妹を帝釈天に殺される。それでも我慢して恭順の意を示そうとするが、妹の遺骸を獣の餌にされたことを公の場で暴露され激高、帝釈天に向かって攻撃をしてしまい武神将を解任される。そのために自殺したと見せかけて出奔し、夜叉王達と合流する。最終決戦では帝釈天と対峙するが、力及ばず死去。
蘇摩(そうま)
声 - 山本百合子 / ドラマCD - 土井美加六星の一人。両親は蘇摩族の族長夫妻。天帝の薬師を務めていた蘇摩族の最後の生き残りの女性。武器は、三日月を模した一対の円刃「双月」。指で挟める薄さで、ブーメランのように投げたりすることもできる。蘇摩族は、一生に一度だけ飲ませた者一人を不死にできるという特殊な血を持っていたため、帝釈天に滅ぼされた。何とか逃げ延びたところを乾闥婆王に助けられて以来、彼女を「我が君」と呼んで付き従い、恩人以上の好意を抱いている。阿修羅達の旅に帯同することを決めた際、「必ず帝釈天を討って戻ります」と、一族滅亡前からずっと付けている耳飾りの片方を乾闥婆王に託した。最終決戦まで乾闥婆王の正体や本心を知らず、知らされてからは心ならずも乾闥婆王と戦うが、彼女の太刀に胸を刺し貫かれ瀕死の重傷を負う。直後に自害した乾闥婆王を助けるため自らの血を飲ませようとするも、帝釈天に阻まれ無念の内に死去。
帝釈天とその関係者
帝釈天(たいしゃくてん)
声 - 若本規夫天帝。妻は舎脂、息子は天王。額に天眼を持つ。以前は一介の武将だったが、毘沙門天を味方につけて聖戦を起こした。舎脂のもたらした情報により阿修羅族を滅ぼし、先代阿修羅王と先帝を殺害して、天帝の座を奪い取った。以降、自分に刃向かう者は一族ごと滅ぼすという苛烈な恐怖政治で天界を統治する。実は、天帝に上り詰めたのも、恐怖政治を布いたのも、とある人物と交わした約束を守るためだった。星宿に逆らう者。ウィングス本誌掲載時は、『破壊神』となった阿修羅に一瞬で殺されたが、その後出版された最終巻では内容が修正され、最終決戦後も生き残った。
舎脂(しゃし)
声 - 藤田淑子帝釈天の妃。息子は阿修羅と天王。元々は迦羅と共に阿修羅族の神女に選ばれた人間。先代阿修羅王の妃となったが、「天帝の妃」になりたいがために聖戦時に阿修羅族を裏切る。自分の欲望のために生まれたばかりの阿修羅を殺そうとし、いずれは四天王や帝釈天をも亡き者にしようと考えていた。最終決戦時、『破壊神』の人格で踏み込んできた阿修羅を「私の子であるはずはない」「この化け物を殺して」と罵倒、自分を庇おうとする天王を「私の愛しい子」と褒め、最後は修羅刀で刺し貫かれた上に、自身の額にある修羅刀の封印の鍵(赤い石)を剥がされ死ぬという自業自得の最期を遂げた。
天王(てんおう)
声 - 辻谷耕史帝釈天の息子。母は舎脂、異父兄(同時に生まれたので双子)は阿修羅。四天王に匹敵する武を持つ青年。両親に似ず慈悲深く穏やかな性格で、舎脂に頭が上がらない様子。乾闥婆王に想いを寄せ、求婚をしたが、無残な結果になった。阿修羅が自分の異父兄と知っていた。最終決戦時、舎脂を庇うべく阿修羅を説得するが、自身への嫉妬に燃える阿修羅に片腕を一撃で吹き飛ばされた。『破壊神』として目覚めた阿修羅を目の当たりにして死を覚悟したが、予言が成就する様を見届ける役目として生かされた。
毘沙門天(びしゃもんてん)
声 - 堀内賢雄四天王の一人。北方将軍。吉祥天の夫。先の聖戦からの帝釈天の腹心の部下。物腰は穏やかだが帝釈天の命とあれば非情な仕打ちも平気で行ない、配下だった夜叉族でも、謀反の意思ありとして滅ぼした。乾闥婆王が持国天でもあると知っていたが、間者を送り込むなど警戒していた。最終決戦時は夜叉王と戦い、一族を守れなかったことをからかわれて激怒した夜叉王に敗れ死亡。帝釈天に味方するにあたって、吉祥天を妻に欲しいという条件を出していた。


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