聖☆おにいさん
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聖☆おにいさん
ジャンル
ギャグ
スライス・オブ・ライフ
宗教
漫画
作者中村光
出版社講談社
掲載誌月刊モーニングtwo
レーベルモーニングKC
発表号2006年1号 -
巻数既刊21巻(2024年3月22日現在)
OVA
原作中村光
監督高雄統子
脚本根津理香
キャラクターデザイン浅野直之
音楽鈴木慶一白井良明
アニメーション制作A-1 Pictures
製作SYM製作委員会
発売日第8巻特装版:2012年12月3日
第9巻特装版:2013年8月23日
話数全2話
映画
原作中村光
監督高雄統子
脚本根津理香
キャラクターデザイン浅野直之
音楽鈴木慶一、白井良明
制作A-1 Pictures
配給東宝映像事業部
封切日2013年5月10日
上映時間90分
ドラマ
原作中村光
監督福田雄一
脚本福田雄一
製作パンチとロン毛製作委員会
配信サイト第I・II紀:ピッコマTV
第III紀:NHK総合
配信期間第I紀:2018年 -
第II紀:2019年 -
第III紀:2020年 -
話数第I紀:全10話
第II紀:全10話
第III紀:全10話
映画:聖☆おにいさん THE MOVIE
?ホーリーメン VS 悪魔軍団?
原作中村光
監督福田雄一
脚本福田雄一
製作2024映画『聖☆おにいさん』製作委員会
配給東宝
封切日2024年12月20日(予定)
上映時間
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ映画
ポータル漫画アニメドラマ映画

『聖☆おにいさん』(セイントおにいさん)[注 1] は、中村光による宗教を題材とした日本の漫画作品。『月刊モーニングtwo』(講談社)にて2006年1号より連載中。宝島社このマンガがすごい! 2009」オトコ編1位作品。2009年、手塚治虫文化賞短編賞受賞。2019年5月時点で累計発行部数は1600万部を突破している[1]

タイトルのモチーフは電気グルーヴ×スチャダラパーの曲「聖☆おじさん[2]

2013年に劇場アニメが公開され、2018年に実写ドラマ化された(後述)。2024年実写映画化予定(後述)。
あらすじ

世紀末を無事乗り越えたブッダイエスが、有休をとって下界でのバカンスを満喫しようと、日本の東京都立川の安アパート「松田ハイツ」の一室で「聖」(せい)という名字でルームシェアして暮らすという設定で描かれる日常コメディ。立川は、作者・中村光の姉が学生時代を過ごした場所であり、中村本人は何度か遊びに訪れた程度であまり土地勘はない[3]。ちなみに給料は日本円に換算すると二人合わせて26万円で、かなりの節約生活を強いられている。

当初はブッダとイエスの二人のみの会話劇や、立川で出来た一般人の知り合いと聖人の常識ギャップによるコメディが主に描かれていたが、途中から天界や魔界の関係者が頻繁に松田ハイツを訪れるようになり、仏教・キリスト教に限定しない様々な宗教的エピソードを基にしたコメディが繰り広げられるようになった。
世界観

本作ではキリスト教仏教をはじめ、オリンポス神や神道ヒンドゥー教などの民族宗教、地域信仰をふくむ様々な神々や登場人物が登場しており、古典宗教や神話が全て実在していたという世界観となっているものと考えられる。ただし、現在までの所、世界三大宗教の一角を占めるイスラム教は言及すらされていない。

作品内ではヨハネによる福音書ユダの福音書使徒ヨハネ及び使徒イスカリオテのユダそれぞれの真筆として扱っている[4][注 2]
登場人物
主要人物
ブッダ
- 星野源 / - 染谷将太本作の主人公で目覚めた人。世紀末を乗り越えたことから、しばらく有休をとってバカンスとして人間界に降り、イエスと共同生活を送る。螺髪、額の白毫、長い耳たぶが特徴の青年。螺髪及び白毫は神通力で毛を1本ずつ丸めた物で、元に戻すと周囲が暗闇に包まれるほどの相当な長さになる[注 3]。耳たぶは丸めて耳に詰めることで耳栓になる他、夏は冷たい手触り。小学生(天敵と言われている)や酔っ払いから白毫を「ボタン」として押されたり、イエスに耳たぶで涼を取られたりと、何かと身体的特徴をネタにされる。これらは天部衆による身体改造の結果で、彼自身は「16本に増やされた親知らず」だけは消化の助けになると喜んでいる[注 4]。下界の生活では家事全般を担当。菜食主義者[注 5] のため肉料理は基本的に作らない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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