羽生生 純(はにゅにゅう じゅん、1970年12月25日 - )は、日本の漫画家。長野県上伊那郡飯島町出身。 高校在学中から映画撮影に熱中し、一人でもできる映画的表現ということで漫画家を志した。高校卒業後上京し、住み込みのアルバイトをしながら投稿を開始、『ログイン』の漫画大賞に「髭!スピーディ小僧!」で入賞し1991年にデビュー。初連載作品である竹熊健太郎とのコラボ漫画「ファミ通のアレ(仮題)」でファンを獲得。以降、『コミックビーム』を初めとするアスキー?エンターブレイン系列の雑誌を中心に活躍。 線描の多さ、読み手の意表をつく濃厚なストーリーなどが特徴。昨今は『機動戦士ガンダム』を題材にした美術展「ガンダム展」への作品出展や、大人計画公演のキーヴィジュアル、モーニング娘。を起用した「キリンしゃきりり」CM内のイラストを担当するなど、多方面に活躍。
来歴
人物
羽生生純というペンネームは本名に一文字足しただけで深い意味は無いとのこと。
影響を受けたクリエイターにエゴン・シーレを挙げている。
作品リスト(50音順)
アワヤケ - 2007年?2008年(雑誌連載:2005年?2008年)
『淡谷家』の人々の様子を描いた異色のホームドラマ。「コミックビーム」から単行本は全4巻。
いってミヨーン やってミヨーン
全3巻。
俺は生ガンダム - 2010年(雑誌連載:2006年?2009年)
ガンダムに憧れ、ガンダムになろうとする男「木戸銭寺 淡白(きどせんじ たんぱく)」の活躍を描く。偶然にも『機動戦士ガンダム』の各メカニックにそっくりな人物が多数登場。Ζガンダムエースに掲載された読切作品「イナバノシロヒトクイウサギ」の好評を受け、『ガンダムエース』本誌にて連載。同誌掲載作品の中でもひときわ異彩を放つ。単行本は、表題作と『俺は生ガンダムUC』の2巻。
青(オールー) - 2003年?2005年(雑誌連載:2002年?2005年)
刺激を求め、銃を持ち、ヤクザの世界に身を投じた売れっ子漫画家の活躍を描いたロードムービー的作品。女性ヒットマン「線子」のキャラクターが強烈。単行本全5巻。
グッド・バイ - 2016年?2017年
太宰治の未完の遺作「グッド・バイ (小説)」をモチーフとしたオリジナル漫画。実業之日本社『COMICリュエル
恋の門 - 2000?2002年(雑誌連載:1998年?2002年)
自称「漫画芸術家」の男とコスプレイヤーの女性の恋愛を描く。 2004年に松尾スズキ監督で映画化された。全6巻。
恋と問