羽後三輪駅
うごみわ
UGOMIWA
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所在地秋田県雄勝郡羽後町貝沢雀田.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯39度11分37.4秒 東経140度26分17.1秒 / 北緯39.193722度 東経140.438083度 / 39.193722; 140.438083
羽後三輪駅(うごみわえき)は、秋田県雄勝郡羽後町貝沢雀田(開業時は旧・雄勝郡三輪村貝沢雀田)にあった羽後交通雄勝線(旧・雄勝鉄道)の駅(廃駅)である。雄勝線の廃線に伴い1973年(昭和48年)4月1日に廃駅となった。 廃止時点で、島式ホーム(片面使用)1面1線を有する地上駅であった。晩年に閉塞取扱が廃止になるまでは島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な交換駅であった[7]。外側(西側)が下り線(梺方面)、駅舎側(東側)が上り線(湯沢方面)となっていた[7]。そのほか側線として、上り線から東に分岐し駅舎との間を通過し、駅舎東側の貨物積卸場への貨物線を1線有していた[7]。貨物積卸場には農業倉庫も設置されていた[5]。閉塞取扱廃止後の側線の状況は不明である。 職員配置駅となっていた[4]。駅舎は構内の北東側に位置し、ホーム北側のスロープとを結ぶ構内踏切で連絡した[7]。 閉塞取扱廃止前までの列車交換の通標は、湯沢駅 - 当駅間は「○」、当駅 - 西馬音内駅間は「□」であった[7]。また、1965年(昭和40年)12月8日[4]までの列車交換の通標は、羽後山田駅 - 当駅間は「○」、当駅 - 西馬音内駅間は「□」であった[7]。 旧・雄勝郡三輪村の中心駅であった。 1995年(平成7年)時点ではくみあいマーケットになっていた[8]。2007年(平成19年)5月時点では、JAのビルが建築されていた[3][5]が、その傍らにホームの先端部分と思われるコンクリート製の土台が残存していた[3][5]。2010年(平成22年)時点ではこの建物はJAこまち三輪支店であった[9]。
歴史
1928年(昭和3年)8月10日:雄勝鉄道湯沢駅 - 西馬音内駅間開通に伴い開業[1][2][3][4]。
1943年(昭和18年)10月16日:交通統合に伴い横荘鉄道の駅となる[2][3]。
1944年(昭和19年)6月1日:鉄道会社名を羽後鉄道に改称。路線名を雄勝線に制定。それに伴い羽後鉄道雄勝線の駅となる[1][2][5]。
1947年(昭和22年)
7月23日:豪雨による路盤及び橋脚損壊により雄勝線全区間運休、当駅も営業休止となる[3][6]。
8月14日:羽後山田駅 - 梺駅間が復旧、当駅も営業再開となる[3][6]。
1952年(昭和27年)2月15日:鉄道会社名を羽後交通に改称。それに伴い羽後交通雄勝線の駅となる[1][2][3][5]。
1970年(昭和45年)10月1日:車扱貨物営業が休止となる[7]。
1971年(昭和46年)7月26日:閉塞取扱が廃止となる[3][4]。
1973年(昭和48年)4月1日:雄勝線の廃線に伴い廃止となる[1][2][3][5]。
駅構造
駅周辺
秋田県道276号下開清水線 - 現在の状況。
国道398号柳田バイパス - 現在の状況。
三輪郵便局
羽後町立三輪中学校
羽後町立三輪小学校
駅跡
隣の駅
羽後交通
雄勝線貝沢駅 - 羽後三輪駅 - あぐりこ駅
脚注[脚注の使い方]^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行)43ページより。
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