義母と娘のブルース
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義母と娘のブルース
ジャンル
ホームドラマ
漫画
作者桜沢鈴
出版社ぶんか社
掲載誌主任がゆく!スペシャル
レーベルぶんか社コミックス
巻数全2巻
ドラマ
原作桜沢鈴
脚本森下佳子
演出平川雄一朗中前勇児
音楽高見優、信澤宣明
製作TBSテレビ
放送局TBS系
放送期間連続ドラマ:
2018年7月10日 - 9月18日
スペシャル:
2020年1月2日・2022年1月2日
2024年1月2日
話数連続ドラマ:全10話
スペシャル:全3話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『義母と娘のブルース』(ぎぼとむすめのブルース)は、桜沢鈴による日本漫画作品。『主任がゆく!スペシャル』(ぶんか社)にて連載された。血の繋がらない母娘の辿る20年間の軌跡を描く。

2018年7月期にTBSテレビ系で連続ドラマが、2020年1月2日に「2020年謹賀新年スペシャル」が放送され[1]、2022年1月2日には「2022年謹賀新年スペシャル」が放送された[2]。2024年1月2日、「義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル」が放送された[3]
あらすじ

岩木亜希子は32歳の若さで部長になった、仕事一筋のバリバリのキャリアウーマン。そんな彼女は先妻を亡くした宮本良一と結婚し、小学生の娘みゆきの母親になることになった。しかし仕事一筋の彼女は世間の母や主婦とはズレており、慣れない家庭生活で失敗を繰り返す。みゆきは亜希子のそんな姿を恥ずかしく思い、しばしば反発する。お互いの姿に戸惑いつつも、距離を縮めようとする義母と娘だったが、良一もまた病により余命僅かとなっていた。

良一との別れから数年後、みゆきは高校生に成長し、亜希子も一人前の主婦となっていた。みゆきは同級生から告白を受け、付き合うかどうかで悩んでいたが、とある理由で疎遠となった小学校時代の友人・ヒロキの姿を見かけたことから異性や恋愛について深く考えるようになる。一方、新たにパン屋でアルバイトを始めた亜希子は、不真面目な店長・麦田章と共に店の経営を立て直すべく奔走する。

母娘の出会いから約20年、ヒロキと結婚したみゆきは家を出て、姑のいびりに耐えながらも家事と子育てに追われる日々を送っていた。亜希子はコンサルタント会社を立ち上げ、再びキャリアウーマンとしての道を歩み始める。そんなある日、久々に実家へ戻ったみゆきは老後の準備を進める亜希子の姿を見て、自分を育ててくれた彼女に対してできることは何か悩むようになる。

やがて、亜希子の波乱の生涯にも最期の時が訪れる。亜希子は自分が何故良一の提案に応じ、血の繋がらない娘を引き取ったのか、その本当の理由を語る。
登場人物
岩木亜希子(いわき あきこ) → 宮本亜希子(みやもと あきこ)
仕事一筋のバリバリの
キャリアウーマン。32歳の若さで部長。良一とみゆきからは聖徳太子千手観音に例えられるほど有能である。また部下を育てる力に長け、取引先の接待術にも優れたまさにスーパー部長。宮本良一と結婚し、みゆきの義母(継母)となる。結婚後は退職して専業主婦。結婚当初は家事が不得手であったが、みゆきが高校生になるころには上達している。みゆきの高校進学を機に近所のパン屋「ベーカリー麦田」にパート勤務をし、業績を改善。この経験を活かして経営コンサルタント会社を立ち上げた。仕事一筋過ぎて世間の常識に疎い面があり、おしゃれができなかったり、みゆきの一般常識に関する質問をビジネス用語の質問と勘違いしてそれを教えてしまったりしている。恋愛にも疎かったが、良一に対しては結婚後に愛情が芽生え、良一だけを生涯愛し続ける。
宮本良一(みやもと りょういち)
みゆきの父。亜希子の夫でみゆきの実母(前妻)とは死別している。余命僅かで身寄りもいないため、自分の死後にみゆきを託せる相手を求め、亜希子と再婚する。その結果亜希子は退職したため、「(ライバル会社のスーパー部長と結婚して会社を辞めさせ、結果的に自社の仕事を増やした)救世主」と呼ばれるようになった。入社八年目にして花見の場所取りをする、自社の入札金額をライバル会社にいた亜希子に言ってしまうなど、決して有能とは言い難いが、人柄が良く、上司に可愛がられていた。再婚から約1年後、病気が悪化して亡くなる。
宮本みゆき(みやもと みゆき)
良一の娘。当初は義母になる亜希子に対して反発していたが、徐々にズレてはいるものの一生懸命な亜希子を受け入れていく。良一の葬儀の日に初めて亜希子を「おかあさん」と呼んだ。亜希子の教育の結果、姿勢や箸などの立ち居振る舞いは完璧だが、勉強は「7×8=54」と九九を間違えるなど、亜希子やヒロキがあきれるほどできない。また亜希子が一般常識をビジネス用語で教えてしまったため学業には役立っていない(CD→「譲渡可能定期預金証書(Certificade of Deposit)」など)。ただしビジネス用語には非常に詳しく、告白の返事を「鋭意検討して善処します」と言ってしまうほど。大学卒業後ヒロキと結婚し、二児の母となる。
ヒロキ
みゆきの小学校のクラスメート。実母の死後ふさぎこんだみゆきを心配してちょっかいをかけていたがのちに友人関係となる。しかし些細なことがきっかけで絶交してしまい、高校生になるまで会話もなかった。高校生になってからみゆきとの交友が再開し、麦田章(下記参照)の恋路をみゆきと応援する。大学卒業後みゆきと結婚し、二児の父となる。母は小学校時代はボスママで、結婚して間もなかった亜希子と保護者会で2時間にわたるバトルを繰り広げた因縁がある。
麦田章(むぎた あきら)
宮本家の近所のパン屋「ベーカリー麦田」の店主。腰を痛めて隠居した父から店を受け継ぐ。元ヤンキーで、それもあって店の売り上げは悪かった。年齢は亜希子より一回り以上年下。亜希子がスーツでパートに面接に来た時には国税局保健所の抜き打ち検査だと勘違いし、履歴書の立派さに持て余しかけ、大企業の元エリートだと金銭感覚は普通ではないと思って一度採用を見送るが、パンの耳を欲しがったのを見て採用。その後店の立て直しをする中で亜希子に惹かれ、退職の際に告白するが玉砕する。
下山さん(しもやまさん)
宮本家の近所の噂好きなおばさん。情報通で、企業の会長のゴシップを話したのがきっかけで亜希子と親しくなる。その噂好きはみゆきが結婚後里帰りしたときも変わらなかった。
希美、大樹
みゆきとヒロキの間に生まれた長女と長男。
書誌情報

ぶんか社〈ぶんか社コミックス〉

『義母と娘のブルース』:2011年2月14日発売、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 978-4-8211-7118-7


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