群馬中央バス
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群馬中央バス株式会社
Gunma Chuo Bus Co.,Ltd

種類株式会社
略称群中・群馬中央
本社所在地 日本
379-2121
群馬県前橋市小屋原町384-1
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯36度21分29秒 東経139度7分49秒 / 北緯36.35806度 東経139.13028度 / 36.35806; 139.13028座標: 北緯36度21分29秒 東経139度7分49秒 / 北緯36.35806度 東経139.13028度 / 36.35806; 139.13028
設立1950年(昭和25年)9月6日
業種陸運業
法人番号7070001000969
事業内容乗合バス事業・貸切バス事業
代表者関根福寿
資本金3,000万円
従業員数112名(2020年4月1日現在)
主要子会社群中タクシー株式会社
外部リンク ⇒www.gunmachuobus.co.jp
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乗合バスの車両貸切バスの車両

群馬中央バス株式会社(ぐんまちゅうおうバス)は、群馬県前橋市高崎市を中心に乗合バス貸切バス旅行業を行うバス会社である。略称は「中央バス」「群中バス」(英略称は「GC」)、主催旅行はオレンジツアーと呼称する。群馬県前橋・高崎地域のバスで利用できる群馬県共通バスカードぐんネット加盟事業者。1950年昭和25年)群馬バスより分かれて成立。1980年代より冷房車の導入や大型方向幕の採用など、利便性向上を図っている。
事業所

本社:群馬県前橋市
小屋原町384-1

前橋営業所(乗合・貸切):群馬県前橋市小屋原町384-1

伊勢崎営業所(乗合):群馬県伊勢崎市曲輪町7-1

会社沿革

1950年(昭和25年)9月6日 - 岩崎半之助が、群馬合同バス株式会社の分割により前橋市に群馬中央バス株式会社を設立。当時従業員50名、車両数17両。

1962年(昭和37年)9月 - 本社社屋を前橋駅前に新築

1972年(昭和47年)3月 - 前橋営業所を天川大島町に移転

1995年 (平成7年) 4月 - 前橋営業所を小屋原町に移転

199x年 - 高崎営業所を閉所[要出典]。

2007年(平成19年)5月 - 本社を前橋駅前から前橋営業所敷地内(小屋原町)へ移転。

200x年 - 伊勢崎営業所、伊勢崎市連取町から曲輪町(伊勢崎駅南口近く)へ移転[要出典]。

2012年(平成24年) - 高崎営業所を開設(高崎市飯塚町)[1]

2023年(令和5年)4月 - ジェイアールバス関東より運行委託されて運行中の新宿 - 伊勢崎線を前橋駒形(前橋営業所)まで延伸、東京駅にも乗り入れ開始。

営業路線

※は地域間幹線系統として国の補助を受ける[2]スマーク伊勢崎系統を除き、元日は全線運休する。
前橋営業所所管

前橋駅 - 芝塚 - 日高病院 - 高崎駅

前橋駅 - 立川町 - 問屋会館前 - 総社神社南 - 新前橋駅西口(前橋市役所単独補助路線)[2]

※高崎駅前 - 高関 - 慈眼寺裏 - 上滝 - 玉村高校 - 県立女子大学

伊勢崎営業所管轄伊勢崎駅前にあったかつての伊勢崎営業所車庫

※高崎駅前 - 玉村 - 県立女子大学

伊勢崎駅前 → 三光町 → 連取 → 上福島 → 玉村町役場 → 県立女子大学(伊勢崎駅発1便目のみ)

伊勢崎駅前 - 若葉町 - 伊勢崎市民病院北 - 連取 - 上福島 - 玉村町役場 - 県立女子大学

高崎駅 - 県立女子大、伊勢崎駅前 - 県立女子大両路線は2007年までは県立女子大学一つ前の玉村町役場止まりであった。2005年までは高崎駅と伊勢崎駅を直通運行していた。高崎 - 伊勢崎間をほぼ直線で結ぶ路線で、1970年代までは利用者も多く日中でも1時間に数本程度運行されていた(両毛線は前橋を経由するため地図上では迂回するようなルートをとることと、1970年代は1時間に1本程度であったためという)。


伊勢崎駅前 - 伊勢崎市文化会館 - スマーク伊勢崎

2008年(平成20年)11月1日開設。唯一、元日も運転する。正月三が日にスマーク伊勢崎で乗降する場合に限り、運賃が無料となる。詳細はスマーク伊勢崎に確認のこと。


受託運行

前橋競輪無料シャトルバス

高崎市内循環バスぐるりんコミュニティバス

東京・新宿 - 本庄・伊勢崎・前橋駒形線高速バス

停車停留所
休憩箇所停留所所在地JRバス関東便群馬中央バス便備考
東京駅JR高速バスターミナル東京都千代田区▽▽
東京駅日本橋口バスターミナル△△
バスタ新宿渋谷区▼▼
練馬駅練馬区役所前)練馬区▼▼目白通り沿いに停車
(練馬駅南口から徒歩約5分。練馬駅北口ロータリー・南口駅前には入らない)
中野坂上中野区△△
嵐山パーキングエリア(関越道)埼玉県嵐山町**休憩10分間
ふかや花園プレミアム・アウトレット深谷市▲‖
本庄沼和田本庄市▲▲
坂東大橋群馬県伊勢崎市▲▲
伊勢崎市民プラザ▲▲
東京福祉大学▲▲
伊勢崎市役所▲▲
伊勢崎駅▲▲
アパホテル伊勢崎駅南▲▲
伊勢崎街角ステーション広瀬▲▲
伊勢崎市民病院北▲▲
伊勢崎オートレース場前▲▲
前橋駒形(群馬中央バス前橋営業所)前橋市‖▲
▼…下りは乗車のみ、上りは降車のみの扱い▲…上りは乗車のみ、下りは降車のみの扱い▽…下りは乗車のみの扱い、上りは通過△…上りは降車のみの扱い、下りは通過*…休憩停車‖…通過



2019年(令和元年)7月16日、ジェイアールバス関東からの管理委託により当時の新宿- 本庄・伊勢崎間の路線のうち2往復の受託開始。

2021年(令和3年)3月1日より1日4往復に拡大[3][4]

2023年(令和5年)4月1日より、当地側起終点が当社前橋営業所(前橋駒形)に、東京側起終点が東京駅高速バスターミナルへとそれぞれ延長し、それに伴い嵐山パーキングエリアにて途中休憩を導入。



JRバス関東から運行を受託している新宿 - 本庄・伊勢崎線で使用されている車両

廃止路線

本庄駅 - 馬見塚 - 伊勢崎駅 - 香林上組 - 大間々駅

1994年、香林上組 - 大間々駅間廃止。

1999年、伊勢崎駅 - 香林上組間廃止。

2010年(平成22年)7月31日、本庄駅-伊勢崎駅間廃止。@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}廃止直前は1日1往復の運行であった[要出典]。


伊勢崎駅 - 新田(県道2号線) - 太田駅

1999年7月廃止[5]


伊勢崎ゆうあい号 まちかど広瀬 - 香林

2008年(平成20年)3月31日運行終了。


高崎駅東口 - 高崎工業高校前 - 高崎女子高校前 - 高崎商業高校入口 - 中央中等教育学校前(前橋営業所管轄)

2009年(平成21年)3月30日運行開始。群馬バスと隔日運行の形で共同運行。日曜祝日の運行は無かった。

2010年(平成22年)3月31日をもって撤退、群馬バスは運行継続。


伊勢崎駅前 - 東京福祉大学前 - 本庄駅(伊勢崎営業所管轄)

2007年(平成19年)12月1日運行開始。上記の馬見塚経由とはルートが異なっていた。

2010年(平成22年)8月31日廃止。


伊勢崎市民病院北 - 駒形駅 - 前橋公園敷島公園BT

2019年(令和元年)9月30日廃止。


車両前橋営業所所属車を中心に、車体広告車も多い

2015年11月1日現在の車両数は乗合27両・貸切36両[1]。近年はノンステップバスの導入も進められているが、乗合車両の大半は三菱ふそう製の中古車両で、京阪バスからの譲受車が最も多い。1990年頃まではバス窓の車両が多く見られ、特にセンターアンダフロアエンジンバスの日野BT100型は同社が使用した最後の事業者だった。また、関東で最後と言われたモノコック車両も2007年春をもって全車廃車となっている。関東では数が少ないエアロスターKは多数が残っている。

乗合車のカラーリングは1980年代に制定されたもので、白地にイエローとグレーの細線が施されている。但し、近年は車体広告車が多いため、オリジナルデザインの車両はほとんど見ることが出来ない。以前は窓上がイエロー、窓下がホワイトの帯が入り、下半分はブルー、裾部分はレッドだったが、1992年(平成4年)頃に現行のカラーリングに変更されている。また、1980年代より大型方向幕への改造が行われた。

貸切バスは自社発注車が多く、新車も積極的に導入されている。カラーリングは白地にオレンジ、車体側面中央に大きく「CHUO BUS」のロゴが施されている。2010年(平成22年)には韓国製のヒュンダイ・ユニバースも購入した[6]

旧塗色

1988年まで使用していた日野BT100

1988年まで使用していた三菱ふそうMR470

数少ないいすゞ車(ジャーニーQ)

ジェイアールバス関東から譲受した高速バス専用車両

群馬中央バス事件

最高裁判所判例
事件名一般乗合旅客自動車運送事業の免許申請却下処分取消請求
事件番号昭和42(行ツ)84
1975年(?昭和50年)5月29日
判例集民集 第29巻5号662頁
裁判要旨

一、一般乗合旅客自動車運送事業の免許に関し運輸審議会の公聴会が開催された場合には、陸運局長の聴聞手続の瑕疵は、免許の許否に関する運輸大臣の処分の適法性に影響を与えない。
二、諮問の経由を必要とする行政処分が諮問を経てされた場合においても、当該諮問機関の審理、決定(答申)の過程に重大な法規違反があることなどによりその決定(答申)自体に法が右諮問機関に対する諮問を経ることを要求した趣旨に反すると認められるような瑕疵があるときは、右行政処分は、違法として取消を免れない。
三、一般乗合旅客自動車運送事業の免許に関する運輸審議会の公聴会における審理手続は、運輸審議会の客観性のある適正かつ公正な決定(答申)の保障のために公聴会審理を要求する法の趣旨に従い、申請者その他の利害関係人に対し決定(答申)の基礎となる諸事項に関する諸般の証拠その他の賃料と意見を十分に提出してこれを運輸審議会の決定(答申)に反映させることを実質的に可能ならしめるようなものでなければならない。
四、一般乗合旅客自動車運送事業の免許に関し諮問を受けた運輸審議会の公聴会における審理手続に申請計画の問題点につき申請者に主張・立証の機会を十分に与えなかつたという瑕疵がある場合においても、仮に運輸審議会がこのような機会を与えたとしても申請者において運輸審議会の認定判断を左右するに足りる資料及び意見を提出しうる可能性があつたとは認め難い判示のような事情があるときは、右瑕疵は、右諮問を経てされた運輸大臣の免許の拒否処分を違法として取り消す事由とはならない。
第一小法廷
裁判長下田武三
陪席裁判官藤林益三岸盛一岸上康夫
意見
多数意見全員一致
意見なし
反対意見なし
参照法条
道路運送法4条,道路運送法122条の2,運輸省設置法6条1項7号,運輸省設置法16条,運輸審議会一般規則1条,運輸審議会一般規則第4章
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1957年(昭和31年)、群馬中央バスは草津温泉までのバス開設で運輸大臣に一般乗合旅客自動車運送事業の免許を申請した。同社は第二次大戦後の混乱に乗じて経営権を乗っ取られた群馬バスの創業者岩崎半之助が改めて設立した会社であり、群馬バスとは法的紛争が絶えなかった。群馬バスの社長であった自民党議員の木暮武太夫は、この群馬中央バスの免許申請に対して運輸省東京陸運局長の聴聞、運輸審議会に諮問における公聴会を通じて反対運動を行っていた。


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