『群衆』(ぐんしゅう、原題:La Foule)は、シャンソンとして有名な曲で、エディット・ピアフの歌唱が有名。 バルス・ペルアーノ(ペルー風ワルツ)の曲"Que nadie sepa mi sufrir"(誰も私の苦しみを知らないなんて)が、1936年にアルゼンチンでリリースされたのが、この曲の初登場である。作曲はアンヘル・カブラル(Angel Cabral)、作詞はエンリケ・ディセオ(Enrique Dizeo)で、共にアルゼンチン人である。 1953年にアルゼンチンに旅行していたエディット・ピアフが、吹き込まれたレコードをたまたま聴いて気に入り、ミシェル・リブゴーシュ(Michel Rivgauche)がフランス語の歌詞をつけたヴァージョンを歌って、1957年にヒットさせた。以後、この曲はシャンソンとして有名になった。歌詞なしのアコーディオン演奏も聴かれる。 なお、原曲は3拍子であるが、2拍子のヴァージョンもよく聴かれる。
概要
カヴァー
エディット・ピアフ
加藤登紀子
沢田研二
美川憲一 - 歌手生活45周年記念企画アルバム『ドラマチックシャンソン?モンパルナスの肖像?』(2009年6月3日)
春野寿美礼 - 越路吹雪トリビュートアルバム『越路吹雪に捧ぐ』(2016年12月21日)収録[1]
脚注^ “越路吹雪37回忌、トリビュートアルバム&メモリアルコンサートに宝塚OGら”
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