美藤啓文
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みとう さとふみ美藤 啓文

プロフィール
出身地 長野県長野市(本籍は兵庫県
生年月日 (1956-09-11) 1956年9月11日(64歳)
最終学歴関西学院大学
勤務局毎日放送
活動期間1980年 - 現在
ジャンルスポーツ番組ニュース番組
配偶者河本俊美
出演番組・活動
出演中

本文参照

出演経歴
本文参照

備考
2016年9月30日付で毎日放送を定年退職。翌10月1日から、同局の「シニアスタッフ」として、スポーツ中継の実況・出演を継続。アナウンサー: テンプレート - カテゴリ

美藤 啓文(みとう さとふみ、1956年9月11日 - )は、毎日放送(MBS)所属のアナウンサー2016年9月30日の定年退職後も、同局の「シニアスタッフ(嘱託社員)」として、アナウンサーとしての活動を続けている。目次

1 来歴・人物

2 現在の出演番組

2.1 テレビ

2.2 ラジオ


3 過去の出演番組

3.1 毎日放送アナウンサー時代

3.1.1 ラジオ


3.2 毎日放送シニアスタッフ時代

3.2.1 ラジオ



4 関連項目

5 脚注

6 外部リンク

来歴・人物

長野県長野市の出身(本籍は兵庫県)だが、鐘紡に勤めていた実父の転勤で、小学生時代には日本各地で5回もの転校を経験していた。小学6年時の2学期から兵庫県内に定住すると、県内の西宮市にある関西学院大学へ進学。大学時代には、話し方を学ぶ目的で、2年時から生田教室でアナウンス技術の研鑽を積んでいた。生田教室では久本雅美と顔見知りで、入学当初はアナウンサーより舞台俳優を志していたという。

大学卒業後の1980年に、アナウンサーとして毎日放送へ入社。同期入社のアナウンサーに、鎌田正明(後に報道部の記者を経て退社、現在は「中沢彰吾」名義でも活動する作家)がいた。

毎日放送への入社後は、MBSラジオでのスポーツ番組の実況を中心に活躍。春の選抜高校野球プロ野球中継、競馬中継の実況ではよく絶叫する(ここぞという場面で声量が急に上がる)ことで知られる。2004年第76回選抜高等学校野球大会では、ダルビッシュ有投手(当時、東北高校)が1回戦で熊本工打線を相手にノーヒットノーランを達成した瞬間を、テレビ中継で実況している。ラジオの競馬中継では、2005年菊花賞ディープインパクトが勝って三冠馬になった模様を実況した。ちなみにNHK大津放送局から毎日放送へ1991年に移籍した田丸一男とは「誕生日や出身大学が同じ」「生田教室のOB」「スポーツ実況の経験者」といった共通点がある。

地上波での全国ネット番組ではあまりお目に掛かれないが、阪神・淡路大震災の発災(1995年1月17日)直後には、神戸市内の自宅で被災しながら『JNN報道特集』(TBS制作のTBS系列向け報道番組)で被災地からの取材リポートを担当。自社制作・TBS系列全国ネットのテレビ番組『となりのマエストロ』では、2010年1月31日放送分の「タカMAX」に“実況マエストロ”としてVTRで出演した。

スポーツアナウンサーの先輩でもある結城哲郎が関連会社のGAORAへ出向した2011年6月以降も、毎日放送の現役最年長アナウンサーとして、主にスポーツ中継へ出演してきた。2016年の誕生日で毎日放送の定年(60歳)に達したため、同年9月30日付で定年退職。テレビでは同日放送の「JNNニュース」(『ひるおび!』11時台の関西ローカルニュース)、ラジオでは「ネットワークTODAY」(『上泉雄一のええなぁ!』内)への出演を最後に、毎日放送アナウンサーとしての活動を終了した[1]。ちなみに、「ネットワークTODAY」の担当直後には、美藤の絶叫実況を知るリスナーからのメッセージを後輩アナウンサーの上泉雄一が紹介。上泉から労いの言葉を掛けられながら、36年6ヶ月にわたる毎日放送でのアナウンサー生活に区切りを付けた。

2016年10月1日からは、毎日放送のアナウンサー室を離れる一方で、「シニアスタッフ」(スポーツ中継専任の嘱託アナウンサー)として同局のラジオ制作センターへ在籍。定年退職前に続いて『GOGO競馬サンデー!』(MBSラジオの競馬中継)などの競馬関連番組へ出演するほか、テニスATPツアーや、選抜高等学校野球大会のテレビ中継(いずれも関連会社のGAORAで放送)でも実況を担当している。毎日放送のアナウンサーが、アナウンス室の一員として定年を迎えたことを機に、「シニアスタッフ」としてアナウンサーの活動を続ける事例は美藤が初めてである[2]。ただし、嘱託契約の期間が2021年9月30日で満了するため、選抜高校野球中継では同年の第93回大会で実況を終了。競馬中継でも、2018年の秋頃から実況の頻度を減らしている。

「新日本放送」時代の1959年3月1日からテレビ放送事業とラジオ放送事業を兼営してきた毎日放送は、2021年4月1日付でラジオ放送事業を「株式会社MBSラジオ」へ移管することに伴って、テレビ単営局へ移行した。美藤は移管後も株式会社MBSラジオが制作・放送する番組に「MBSアナウンサー」として出演しているが、毎日放送のラジオ局が同日付の社内組織改編で廃止されたため、美藤が「シニアスタッフ」としての契約を満了するまでの所属先は不明[3]

関東地方出身で慶應義塾大学を卒業した父親の影響で、同大学出身の水原茂が監督を務めていた中日ドラゴンズのファン(局内では、名古屋市出身の亀井希生も中日ファン)。選手では、小川健太郎を応援していたという。その一方で、毎日放送への入社当時にアナウンサーとして同局と専属契約を結んでいた河本俊美(現在はセイ・タレントプロダクション所属のフリーアナウンサー)と、入社後に結婚している。
現在の出演番組

シニアスタッフへの移行後は、以下の番組へ出演するかたわら、(自身が過去に担当した分を含めて)競馬中継の実況を収録した音源のアーカイブ化業務に携わっている。
テレビ

スポーツ中継(GAORA)

テニスATPツアーや、選抜高等学校野球大会を中心に実況を担当。

新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響で第92回選抜高等学校野球大会が中止された2020年には、8月中旬の2020年甲子園高校野球交流試合(同大会への出場が決まっていた全32校による招待試合)で、インターネット向けのライブ配信向けに実況を1試合のみ担当した[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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