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この項目では、武内直子の漫画作品について説明しています。
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美少女戦士セーラームーン
ジャンル少女漫画、戦闘美少女系魔法少女、ロマンス
漫画
作者武内直子
出版社講談社
掲載誌なかよし
レーベル旧版単行本:講談社コミックスなかよし
新装版:KCデラックス
完全版:KCピース
文庫版:講談社漫画文庫
発売日旧版単行本:1992年7月6日 - 1997年4月4日
新装版:2003年9月22日 - 2004年7月23日
完全版:2013年11月29日 - 2014年5月28日
文庫版:2018年9月28日 - 2019年1月31日
発表号1992年2月号 - 1997年3月号
巻数旧版単行本:全18巻
新装版:全12巻
完全版・文庫版:全10巻
話数旧版単行本:全52話
新装版・完全版・文庫版:全60話
関連書籍
コードネームはセーラーV 旧版単行本全3巻、新装版・完全版・文庫版全2巻
美少女戦士セーラームーン かぐや姫の恋人
新装版ショートストーリーズ全2巻
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プロジェクト漫画
ポータル漫画
『美少女戦士セーラームーン』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、武内直子による日本の漫画及びメディアミックス作品。講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で1992年2月号から1997年3月号まで連載された。単行本は旧版全18巻、新装版全12巻、完全版・文庫版全10巻。本作を原作とするメディアミックス作品群については、#メディアミックス展開を参照。 『るんるん』に掲載された武内の読み切り漫画『コードネームはセーラーV』を原案に、講談社と東映の合同によるメディアミックス企画としてスタートした。基本設定は全メディアミックス共通だが作品ごとに内容が異なり、原作漫画はラブロマンス要素が強く、主人公の前世から続く恋と戦いを描いたメルヘン風SFとなっている。 1991年、少女マンガ誌『なかよし』の1992年2月号から原作漫画の掲載が始まった。連載第1回から読者アンケートでトップを取るなど順調に人気を伸ばした。『なかよし』の読者メイン層である小学校4年生?中学生の女の子がファンの中心だった。同年3月、TVアニメの放送と同時にファンの層は上下の世代へと拡大し、『なかよし』読者の増加につながった[1]。 1993年に『なかよし』の発行部数が205万部突破した頃の看板作品であり[2]、連載開始と同時にテレビアニメ化されて[注釈 1]少女を中心に大人の女性、男性の間にまで幅広く人気を博し、単なる少女漫画・アニメの域をはるかに超えたブーム・社会現象となる[注釈 2]。ミュージカル化、テレビドラマ化等もされた。1993年度の第17回講談社漫画賞少女部門受賞。2023年1月時点で単行本の全世界累計発行部数は4600万部を突破している[3]。 アメリカでは1995年からテレビアニメが放送された後の1997年からMixx Publications(現:TOKYOPOP)発行の雑誌『Mixx-Zine』で連載され、1998年には同社から単行本が出版されたが2000年代前半には絶版になった[4]。2011年からは講談社のアメリカ法人Kodansha USAより新訳で新装版が出版されている[5]。2011年9月13日に発売された新装版第1巻は9月、10月の2カ月連続で売上1位となっており、姉妹作の『コードネームはセーラーV』も9月は2位、10月は6位にランクインする快挙となった[6]。 1994年8月、セーラームーンの原画展を東京・新宿の伊勢丹にて開催[7]。2016年5月には原画展が六本木ヒルズ展望台・スカイギャラリーで開催され、来場者は10万人を突破した[8]。 2000年代には武内が個人事務所「プリンセス・ナオコ・プランニング(通称PNP)」を設立。現在本作品の版権管理元はPNPにあり、コピーライトにも版元の講談社の代わりに記述されている。 2013年からは20周年企画が展開され、高級ガチャガチャシリーズや『プレミアムバンダイ』のミラクルロマンスシリーズで大人向けコスメや大人向け玩具、資生堂やGU等の有名ブランドとのコラボ商品が発売されたり、ネルケプランニング主導で再ミュージカル化された。90年代のテレビアニメ版が完全オリジナル展開だったことから2014年には原作漫画に忠実なアニメ化を目指した『美少女戦士セーラームーンCrystal』、2021年には劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』が公開された。2016年には『美少女戦士セーラームーン20周年記念BOOK』が発売された[9]。 2016年より初のオフィシャルファンクラブPretty Guardians
概要
2017年も様々な25周年企画が進行中である。その一環として初の常設専門店「セーラームーンストア」が9月23日、ラフォーレ原宿に開設された[10][11]。
韓国では1997年に『?? ?? ????』(月の妖精セーラームーン)のタイトルで登場人物の名前を変更して翻訳出版・アニメ放送されたが、2021年に完全版が『??? ?? ????』(美少女戦士セーラームーン)のタイトルで登場人物の名前を日本語版と同じに戻しセミコロン(朝鮮語版)から出版された[12]。