美味しんぼ
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美味しんぼ


ジャンルグルメ漫画青年漫画
漫画
原作・原案など雁屋哲
作画花咲アキラ
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
レーベルビッグコミックス
発表期間1983年20号 - 2014年25号(休載中)
巻数既刊111巻(2014年12月現在)
アニメ
原作雁屋哲・花咲アキラ
監督竹内啓雄
脚本中西隆三、田波靖男山崎晴哉
キャラクターデザイン河南正昭
音楽大谷和夫
アニメーション制作シンエイ動画
製作シンエイ動画
放送局日本テレビほか
放送期間1988年10月17日 - 1992年3月17日
話数全136話
ドラマ
脚本土屋斗紀雄
演出藤田明二
音楽周防義和種ともこ(パート1)
製作イースト
放送局フジテレビ
放送期間1994年1月7日 - 1999年8月20日
話数全5話
ドラマ:新・美味しんぼ
脚本倉成柊一郎、樫田正剛
演出浜本正機
製作オー・エル・エム
放送局フジテレビ
放送期間2007年1月20日 - 2009年11月14日
話数全3話
映画
監督森崎東
脚本丸内敏治、梶浦政男
音楽井上堯之
配給松竹
封切日1996年4月13日
上映時間105分
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ映画
ポータル漫画アニメテレビドラマ映画

『美味しんぼ』(おいしんぼ)は、原作:雁屋哲・作画:花咲アキラによる日本料理・グルメ漫画作品。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて1983年20号より連載。1987年、第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。2020年10月時点で累計発行部数は1億3500万部を突破している[1]テレビアニメ・実写テレビドラマ化もされている。
概要

『東西新聞』文化部記者の山岡士郎栗田ゆう子を主人公とし、「究極のメニュー」作りを通して様々な人々が抱える悩みを、食を通して解決させるストーリーである。それまでの料理漫画には見られなかったリアリティあふれる描写が好評を博し、テレビアニメテレビドラマ、映画など様々なメディア展開が行われ、グルメ漫画や日本のグルメブームの活性化に寄与した[2]

作中では料理に加えて食材や食文化、さらに食品添加物コメ輸入自由化、捕鯨問題[2]などを扱い雁屋の独自論を主張する。回を追うにつれて批評対象が食と無関係の事象にも及ぶようになったことや、雁屋の事実誤認や偏見、科学的立証に基づかない批判もあるため、読者や批判対象となった企業・団体などから本作に抗議が寄せられることも多々見られる(#抗議)。

作中では実在する人物や現実にあった出来事、実際の発表データなどが多く使われているのに反して、祖母が鶏肉を食べただけで同居している家族(ゆう子の兄)の事すら誰かわからない程の認知症が治る、トコブシ炊き込みご飯(通称「海のマツタケご飯」)を食べただけで重度の記憶障害が治る、チゲを食べただけで二日酔いが治る(そのような科学的根拠はない)、豚肉を食べただけで末期のが治癒(これについては山岡が「ガンが消えた!!」と驚愕するなど、作中でもあり得ない事例として描かれている)、超能力によって時空を移動して昆布鰹節の製造工程を見学するなど、漫画ならではの非現実的な描写もある。

取材のためとして2000年頃からは1年のうち大半を長期休載し、東日本大震災など一つの主題を連続で描くときも途中で度々休載し、休載せずに完結することは少ない。ビッグコミックスが刊行する単行本の他、文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編、「美味しんぼ塾」「美味しんぼの料理本」などの関連書籍も刊行されている。第1巻から第60巻までの収録分は有料でネット配信されていたが、配信サイト「ライコスジャパン」が日本から撤退して終了した。台湾では小学館から正式認可を受けた東立出版社が、『美味大挑戦』を繁体字中国語版で刊行している。

連載と長期休載が不定期に反復される状態を雁屋や関係者らが話し合い、『ビッグコミックスピリッツ』2008年24号で連載開始から25年間続いた山岡士郎と海原雄山父子の確執を和解させ、ストーリーに区切りを付けて2009年13号から連載を再開したが、後述の『福島の真実』編が終了した2014年5月19日25号以降、休載状態にある。だが、全編の登場人物が出てきてどんちゃん騒ぎするという最終回の構想は既にできているという[2]

タイトルの『美味しんぼ』は雁屋の造語で、フランス語の「グルマン」に近い意味で[3]、「おいしいものをたくさん食べたがる食いしん坊」という意味を込めた[2]。「食べ物を題材にした漫画を描いて欲しい。」と依頼され、作品名を決めることが面倒で担当編集者に依頼したが、提案された「味で勝負」「味キング」「味一番」などが気に入らず、結局、雁屋自身が編み出した。雁屋は、『男組』『野望の王国』の原作などで稼いだお金が「哲ちゃんが飲み食いしちゃった」ため残っていないと妻に言われ、「食べ物で失ったお金は食べ物で取り返そう」と決意して始めた[2]
あらすじ
プロローグ
『東西新聞』文化部の記者である山岡士郎と栗田ゆう子は味覚のテストを合格し、同社創立100周年記念事業として「究極のメニュー」作りに取り組むことになった(第1巻)。文化部のお荷物記者だった士郎と新人記者ゆう子のコンビは不安視されたが、士郎の鋭敏な味覚と広範な知識、優れた調理技術により食べ物を通じて諸問題を解決し、二人は周囲の信頼を得ていく。しかし、美食倶楽部を主宰する美食家・海原雄山との出会いから、士郎が雄山の実の息子と判明する。父子は母親の死をめぐる確執から絶縁しており、偶然顔を合わせる度に意地を張り合い、料理対決することになる。
究極のメニューVS至高のメニュー
やがて「究極のメニュー」への対抗から、ライバル紙の『帝都新聞』が雄山の監修による「至高のメニュー」という企画を立ち上げ、週刊タイム誌上で定期的に「究極」と「至高」の一品が同時発表されることが決まる(第15巻)。企画は事実上、両者を比較する「究極」対「至高」の料理対決であり、料理を通じた父子対決の場であった。しかしゆう子は、雄山の態度や二人の過去を知る関係者の発言から、父子の確執の原因は士郎の誤解と気づき、父子関係の修復を図るようになる。『東西グラフ』誌の企画「世界味めぐり」に士郎・ゆう子らも同行し始め(第21巻 - )、二人の活動範囲が国内外に広がる。この業務関係者のうちから、士郎・ゆう子それぞれに対し求婚者達が現れるが、同時に両者が惹かれ合っていることを自覚していく。しかし士郎は母の死のトラウマから、なかなか結婚に踏み切ることができなかった。


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