美保関灯台
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}
航路標識番号
[国際標識番号]0848 [M7316]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度34分03秒 東経133度19分31秒 / 北緯35.56750度 東経133.32528度 / 35.56750; 133.32528
美保関灯台(みほのせきとうだい)は、山陰最古[1]の石造灯台。1898年(明治31年)、島根半島の東端 地蔵崎の馬着山に、フランス人の指導により建設された。国の重要文化財に指定されている。 「世界灯台100選」および「日本の灯台50選」に選ばれている[1]。その歴史的文化財的価値が高さから、Aランクの保存灯台に指定され、灯台として初の登録有形文化財に登録された。毎年7月の第3月曜日の海の日には灯台内部が一般公開される[1]。 敷地内には美保関地ノ御前島照射灯(航路標識番号 0849)が併設されている。また、沖合約4 kmに浮かぶ沖ノ御前島には沖ノ御前島灯台(航路標識番号 0850)[註釈 1]が設置されている。 灯台横の官舎(旧吏員退息所)の建物は現在、美保関灯台ビュッフェ(レストラン)に改装され活用されている[2]。 1930年に与謝野鉄幹・晶子夫妻が地蔵埼を訪れており、夫妻が残した歌が灯台施設前の石碑に記されている。
概要
歴史
1898年(明治31年)11月8日 - フランス人技師による設計、美保関町片江の石工であった寺本常太郎の施工により第1等灯台 地蔵崎灯台として初点灯[2][3][4][5]。光度は6万7,500カンデラ。
1922年(大正11年) - 光源が電化される。
1935年(昭和10年) - 地蔵崎の名称が全国的に多いことから、美保関燈台に改名[2][4]。
1954年(昭和29年) - 第1等レンズを変更して、LB-90型灯器になる。
1962年(昭和37年) - 無人化[2]。
1993年(平成5年) - 最新設備に改良し、メタルハライド電球を使用するLB-M60型灯器となる[5]。
1998年(平成10年) - 国際航路標識協会 (IALA) により、「世界各国の歴史的に特に重要な灯台100選(世界灯台100選)」に選ばれた[1][4]。
2007年(平成19年) - 灯台としては初めて国の登録有形文化財に登録された(石塀、主屋、倉庫、トイレ含む)[6][7]。
2009年(平成21年)2月6日 - 近代化産業遺産に認定される。
2022年(令和4年)2月9日 - 出雲日御碕灯台・江埼灯台とともに国の重要文化財に指定[8]。