美の巨人たち
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KIRIN ART GALLERY
美の巨人たち
ジャンル
教養番組
オープニング#オープニングテーマを参照
エンディング公式サイト参照
製作
プロデューサー川幡浩(初代)
齊藤紀子(2代目)
永田浩一(3代目)
岩尾庄一郎(4代目)
林祐輔(5代目)
岡田英吉(6代目)
制作テレビ東京
日経映像

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
公式サイト

EPSON MUSEUM 美の巨人たち
出演者小林薫(ナレーション)
放送期間2000年4月8日 - 2006年12月23日
放送時間毎週土曜 22:00 - 22:30
放送分30分

KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち
出演者小林薫(ナレーション)
放送期間2007年1月6日 - 2019年3月30日
放送時間同上

新美の巨人たち
出演者又吉直樹
貫地谷しほり
井浦新
要潤
シシド・カフカ
田中麗奈
市川実日子(ナレーション)
放送期間2019年4月6日 - 2022年9月24日
放送時間同上

HEBEL HAUS MUSEUM 新美の巨人たち
出演者週替わりで登場
放送期間2022年10月1日 -
放送時間同上
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『美の巨人たち』(びのきょじんたち)は、テレビ東京系列2000年4月8日から毎週土曜22:00 - 22:30(JST)に放送されている美術教養番組。2019年4月6日から番組名が『新美の巨人たち』となり、美術鑑賞をテーマとする旅番組となっている。
概要

この番組では、美術界の巨匠が制作した絵画彫刻彫像建築物写真などを、「今日の一枚」と題して小話・小芝居を交えながら紹介している。

BSジャパンでもかつて日曜19:30などから放送されており(正しくは放送再開)、その放送時間は現在に至るまで様々に変わっている。全編フルハイビジョン制作。また、地上アナログ放送ではレターボックス形式で放送されていた。同時ネット局のみ字幕放送を実施している。時差ネット局のBSジャパンも以前は字幕放送を開局当初から行っていたが、現在は字幕放送は非対応である。

2006年12月放送分まではセイコーエプソン一社提供であったため、正式タイトルが『EPSON MUSEUM 美の巨人たち』(エプソンミュージアム びのきょじんたち)であった。その後、2007年1月放送分からは、スポンサーがキリンビールキリンビバレッジとなり、正式タイトルは『KIRIN ART GALLERY 美の巨人たち』(キリンアートギャラリー びのきょじんたち)となった。2017年4月放送分からは、スポンサーに損保ジャパン日本興亜が加わり二社提供になったが、正式タイトルに変化はない。2020年3月放送分をもって損保ジャパン日本興亜が二社目のスポンサーを降板し、翌月放送分からは二社目のスポンサーがヘーベルハウスに交代した。

第1回の放送では、ピカソが戦争に対する怒りを表したと言われる大作『ゲルニカ』を紹介した。5周年記念の回ではエッフェル塔に関る作品を紹介し、ナレーターの小林薫もフランスに赴いた。当初は広く知れ渡っている大家を紹介していたが、一般にはさほど知られていない芸術家をも取り上げるようになり、美術の普及に一役買っている。

2013年12月、フランス観光開発機構エールフランスなどが創設した「第13回ルポルタージュ大賞」(テレビ部門)を受賞した。この賞は観光地としてのフランスの魅力を伝えた質の高い番組や記事などを対象としたものである。

番組では人間技とは思えない作品(特に金工、牙彫、根付、自在置物、七宝等工芸品)の技を称して「超絶技巧」と称している。

2019年4月6日より番組タイトルを『新美の巨人たち』に改めリニューアルした[1]。Art Traveler(アートトラベラー)たちの一人が毎回、作品に関係ある場所へ行き、作品を鑑賞したり制作者の人生に迫る旅番組となっている。2022年10月1日からはヘーベルハウスの一社提供となり、番組名も『HEBEL HAUS MUSEUM 新美の巨人たち』(ヘーベルハウスミュージアム しんびのきょじんたち)に改名した[2]
番組の内容

ほとんどの回は1回限りのミニストーリーとなっていて、舞台は時代、国を問わず、ジャンルもミステリーや恋愛話に回想録、果ては「魔女と魔法の鏡」(『真珠の耳飾りの少女』の回)といったファンタジックなものなど様々で、建築作品を紹介する回でしばしば登場する真っ黒い姿の二人組「モデュロール兄弟」と日本国内の美術館を紹介する回で稀に登場する50代の主婦「桜子」は定番キャラクターとなっている。「モデュロール兄弟」は、ル・コルビュジエが用いた人型がモチーフである。桜子にはサラリーマンの夫がいたが、最近[いつ?]定年退職した。他に、番組で浮世絵作品などを紹介する際には、ボストン在住の浮世絵コレクターのジョンストン・マーフィーが登場することがある。また、ジョンストン・マーフィーの息子(ジョンストン・マーフィーJr.)は、現在東京在住として登場している。それ以外にも「絵画警察」「弓曳き君&文字書き君」(文字書き人形の回)「小説家と編集者」(『民衆を導く自由の女神』の回)「古書堂の店主」(雲竜図の回)などキャラクターによっては数回登場する場合もある。また2014年までに「絵画警察」は日本の他に、イギリスフランススペインオランダオーストリアイタリアベルギーの各国の署が登場している。

2009年 - 2015年の放送では、斎藤洋介北大路魯山人の回、狩野元信の回、中尊寺金色堂の回など)、田中美里平田郷陽の回)、ARATA石川雲蝶の回)、本田博太郎杉浦非水の回)、渡辺いっけい長谷川等伯の回、雪村周継の回)、山村紅葉竹久夢二の回、狩野一信の回)、コウメ太夫東洲斎写楽の回)、藤村俊二国会議事堂の回)、渡辺哲松尾諭(2人はこれまでコンビで登場している。宮本武蔵の回、横山大観の回)、TKO歌川広重の回。2人は彫師と刷師のコンビとして出演している)、他にドランクドラゴン鈴木拓が呉服店の若旦那として、アンジャッシュ児嶋一哉がその馴染みの喫茶店のマスターとして、数多くの役者・芸人もミニストーリーに出演している。特に斎藤は、バーのマスター、小料理屋の主など、複数の役で出演している。また、渡辺いっけいは絵画警察の警部という役どころで出演している。また、清水三年坂美術館の所蔵品(根付、香炉など)を取り上げる際には自局番組である『YOUは何しに日本へ?』のセルフパロディを行っている。
出演者
美の巨人たち
ナレーション


小林薫(提供読みを含む全編。2013年2月23日・3月2日放送の「パリを彩る美しき歴史遺産スペシャル」ではナレーションのほかレポーターとして顔出し出演。)

蒼井優(2015年4月4日 - 2017年9月30日)[3]

神田沙也加(2017年10月7日 - 2019年3月30日)[4]

新美の巨人たち
Art Traveler


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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