羅臼岳
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

国後島の「羅臼山」とは異なります。

羅臼岳
北西、岩尾別沖のオホーツク海から望む山体
標高1,661[1] m
所在地 日本
北海道目梨郡羅臼町斜里郡斜里町
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯44度04分33秒 東経145度07分20秒 / 北緯44.07583度 東経145.12222度 / 44.07583; 145.12222座標: 北緯44度04分33秒 東経145度07分20秒 / 北緯44.07583度 東経145.12222度 / 44.07583; 145.12222[2]
山系知床半島
種類成層火山(活火山ランクB)
.mw-parser-output .locmap .od{position:absolute}.mw-parser-output .locmap .id{position:absolute;line-height:0}.mw-parser-output .locmap .l0{font-size:0;position:absolute}.mw-parser-output .locmap .pv{line-height:110%;position:absolute;text-align:center}.mw-parser-output .locmap .pl{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:right}.mw-parser-output .locmap .pr{line-height:110%;position:absolute;top:-0.75em;text-align:left}.mw-parser-output .locmap .pv>div{display:inline;padding:1px}.mw-parser-output .locmap .pl>div{display:inline;padding:1px;float:right}.mw-parser-output .locmap .pr>div{display:inline;padding:1px;float:left}羅臼岳の位置

北緯44度04分33秒 東経145度07分20秒 / 北緯44.07583度 東経145.12222度 / 44.07583; 145.12222 (羅臼岳)

羅臼岳 - 地理院地図

羅臼岳 - Google マップ

OpenStreetMap
プロジェクト 山
テンプレートを表示

羅臼岳(らうすだけ)は、北海道知床半島にある火山群の主峰及び最高峰で標高1,661m[1][注釈 1]。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され[3]2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床 (世界遺産)に正式登録された。深田久弥による日本百名山に掲載されており[4]新・花の百名山[5]に選定されている山である。
概要羅臼・知床硫黄火山群の地形図。羅臼岳は左下端。

標高は1995年に国土地理院の調査で1,661mに改定されたが、より正確に測定できるGPS調査により、2008年5月1日に1,660m (1,660.36m) に改定[6]。しかし、GNSS測量等の点検・補正調査の結果、2014年4月1日の『日本の山岳標高一覧-1003山-』で1,661mに再び改訂された[1]

流紋岩質?安山岩質の溶岩による活動は成層火山を形成したものの、最終的に山頂付近は溶岩円頂丘を形成させているほか、年月を経て地すべり・崩壊地形が多数形成されている[7]。約500年前まで火山活動を続けていた活火山であり、1964年には山麓の羅臼町で100回を超える群発地震間欠泉の噴出を観測している[8]

羅臼八景の一つ[9]。1965年(昭和40年)に、『羅臼湖畔から仰ぐ羅臼岳』の知床国立公園の10円切手が発売された[10]
名称について「羅臼」の地名由来については「羅臼町」を参照

アイヌ語名ではチャチャヌ??リ (chacha-nupri) と呼ばれる。これは「親爺・山」の意で、アイヌ語研究者の山田秀三は「知床半島の最高峰なのでそう呼ばれたのだろうか」としている[11]

知床富士とも呼ばれている[12]。また、漢字表記については良牛岳と記されたこともある。
噴火活動

1990年代に知床硫黄山の噴火史調査が行われた際に、最近の2000年間で複数回の活動が確認され1996年に活火山として指定された[13]が、19世紀末以降の噴火活動と1996年以降の噴気活動は認められない[8]。山頂付近に存在する溶岩流や溶岩ドームには新鮮な地形が残っており[8]3つの時期に形成された可能性が指摘されている[8]

最近の2300年間では、2200?2300年前、1400?1600年前、500?700年前の3時期に火山活動が活発であった[13][14]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:57 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef