総合研究大学院大学
葉山キャンパス 共通棟
大学設置/創立1988年
学校種別国立
設置者国立大学法人総合研究大学院大学
本部所在地 神奈川三浦郡
葉山町上山口1560-35(湘南国際村)
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度15分39.94秒 東経139度36分30.13秒 / 北緯35.2610944度 東経139.6083694度 / 35.2610944; 139.6083694
総合研究大学院大学(そうごうけんきゅうだいがくいんだいがく、英語: The Graduate University for Advanced Studies)は、博士課程のみを置く日本の国立大学である。神奈川県三浦郡葉山町に本部を置く。略称は総研大(そうけんだい)。 日本初の博士課程のみの国立大学院大学として1988年10月に開学した。5年一貫制博士課程および5年一貫制博士課程の3年次に編入する博士後期課程(一部については、博士後期課程のみ)を設置している。 教育研究組織は、基盤機関(大学共同利用機関である人間文化研究機構、自然科学研究機構、高エネルギー加速器研究機構、情報・システム研究機構の4つの大学共同利用機関法人に属する18の研究所および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所を本学では基盤機関と称する)および大学本部(葉山キャンパス)で構成され、世界最先端の研究拠点を教育の現場として、高い専門性を持った博士人材を育成する。入学定員は、5年一貫課程58名・後期課程62名の計120名[1]。 総研大は、国立大学法人法に定められているところの国立大学院大学である。国立大学院大学の目的は、時代の先を見据え、専門的かつ視野の広い研究者を育成し、公共の利益に資することとされている。 総研大は「世界最高水準の国際的な大学院大学として学術の理論及び応用を教育研究して、文化の創造と発展に貢献すること」を理念としている[2]。この理念に基づき、「基礎学術分野において国際的に通用する高度の研究的資質を持つ広い視野を備えた研究者の育成」を大学の目的としている[2]。 1980年頃までに岡崎国立共同研究機構(分子科学研究所)を中心に当時の国立大学共同利用機関が独自に大学教育を行う構想が起こった。1982年、国立大学共同利用機関所長懇談会が国立大学共同利用機関における大学院の設置についてを要望し、1986年に総合研究大学院創設準備調査室及び創設準備調査委員会が岡崎国立共同研究機構に設置され具体化が始まる[3]。1988年5月総合研究大学院大学の設置を規定した「国立学校設置法の一部を改正する法律(1988(昭和63)年法律第67号)」公布、施行。1988年10月初の大学院博士後期課程だけの国立大学として創設された。
概要
理念および目的
沿革
1988年10月 - 総合研究大学院大学が開学(数物科学研究科、生命科学研究科。共に博士後期課程)。キャンパスは各基盤機関所在地に同じ、本部(事務局)は神奈川県横浜市緑区長津田町4259(東京工業大学長津田キャンパス内)[4]。
1989年4月 - 文化科学研究科(博士後期課程)設置。3研究科で学生受入開始。
1995年2月 - 本部を神奈川県三浦郡葉山町(湘南国際村)に移転。葉山キャンパス開設。
1997年4月 - 先導科学研究科(博士後期課程)設置(葉山キャンパス内)。
1999年4月 - 先導科学研究科で学生受入開始。
2004年4月 - 国立大学法人法により国立大学法人総合研究大学院大学となる。
Size:77 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef