この項目では、JR西日本の網干駅について説明しています。山陽電気鉄道の駅については「山陽網干駅」をご覧ください。
網干駅
北口(2018年5月)
あぼし
Aboshi
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網干駅(あぼしえき)は、兵庫県姫路市網干区和久にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陽本線の駅である[1]。 駅西側に網干総合車両所があり[1]、送り込み回送を兼ねて当駅を始発・終着とする神戸・大阪方面列車が多く[1]、夜間滞泊を行う列車も多数設定されている。 仮名2文字の電報略号は「ホシ」であり、網干総合車両所に所属する車両に書かれている。 開業時から駅名は「網干」であるが、旧網干町の中心市街(1941年に開業した山陽網干駅付近一帯)からは約3km離れている(網干#地理も参照)。
概要
歴史
1889年(明治22年)11月11日:山陽鉄道姫路駅 - 竜野駅間の開通と同時に開業[1][2]。旅客・貨物取扱開始[2]。
1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化[2]、逓信省の駅となる。
1909年(明治42年)
1月1日:播電鉄道が駅前に乗入。
10月12日:線路名称制定、山陽本線所属となる。
1934年(昭和9年)12月15日:播電鉄道廃止。
1941年(昭和16年)9月16日:構内で列車追突事故発生。65人が死傷[4][5]。
1966年(昭和41年)11月1日:北沢産業網干鉄道開業。
1968年(昭和43年)10月1日:駅西側に明石電車区網干派出所(現・網干総合車両所)が開設。
1970年(昭和45年)3月1日:網干派出所が明石電車区から独立、網干電車区となる。
1978年(昭和53年)3月1日:橋上駅舎使用開始。
1982年(昭和57年)11月15日:貨物取扱廃止[2]。駅構内に有蓋車用車扱貨物ホームがあった。
1984年(昭和59年)2月1日:網干鉄道休止。
1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
1989年(平成元年)5月1日:網干鉄道廃止。
1997年(平成9年)3月8日:JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入[6]。
この頃に配線変更が行われ、下り本線が2番線、上下副本線が3番線となる。
1998年(平成10年)2月26日:自動改札機を設置し、供用開始[7]。
2000年(平成12年)4月1日:網干総合車両所開設。
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
2004年(平成16年)8月7日:改札内にエレベーターが設置され、供用開始。
2006年(平成18年)10月1日:JR京都・神戸線運行管理システム導入。
2007年(平成19年)3月18日:駅自動放送更新。
2015年(平成27年)3月12日:入線警告音見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」の質見直し版に再度変更[8]。
2021年(令和3年)
5月31日:みどりの窓口営業終了[3]。
6月1日:みどりの券売機プラス使用開始[3]。
10月2日:日中時間帯の赤穂線に直通する列車が1時間あたり1本に減る[9][10]。
2024年(令和6年)3月16日:ダイヤ改正に伴い、らくラクはりまの発着駅となる[11]。