かつて大阪市の院鉄桜ノ宮線に存在した鉄道駅「網島駅」とは異なります。
綱島駅
綱島駅東口(2008年7月25日)
つなしま
Tsunashima
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右は東急新横浜線の新綱島駅
所在地横浜市港北区綱島西一丁目1-8.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度32分13.2秒 東経139度38分6秒 / 北緯35.537000度 東経139.63500度 / 35.537000; 139.63500 (綱島駅)
綱島駅(つなしまえき)は、神奈川県横浜市港北区綱島西一丁目に所在する、東急電鉄東横線の駅である。駅番号はTY14。
歴史
1926年(大正15年)2月14日 - 綱島温泉駅として開業[1]。開業当初は相対式ホームの地上駅であった[1]。
1933年(昭和8年)7月 - 島式ホームに改築。
1944年(昭和19年)10月20日 - 綱島駅に改称[1]。
1950年(昭和25年)頃 - 出札口増設[1]。
1962年(昭和37年)3月1日 - 高架化工事に着手[2]。
1963年(昭和38年)11月26日 - 高架駅化[2][1]。工事延長は700 m、事業費は3億7,700万円、県道子母口綱島線などの計3か所の踏切が廃止された[3]。
2001年(平成13年) - 駅舎を改良[4]。北口改札を新設、正面口にシースルー改札を設置、ホームへのエスカレータ・エレベーターを設置[4]。
2009年(平成21年)10月31日 - 北口にあった東急バス綱島案内所が営業を終了[5]。
2012年(平成24年) - 副都心線との相互直通運転に向けてホーム・屋根を延伸。
2020年(令和2年)3月13日 - 駅構内と高架下に駅ナカ商業施設「エトモ綱島」が開業(東急ストアなどで構成)[6]。詳細は「エトモ綱島」を参照。
駅名の由来「綱島#地名の由来」も参照
駅を設置した当時、橘樹郡大綱村大字南綱島に立地していたため、地名から採ったもの。開業当初は温泉街として観光開発する目的から「綱島温泉」の駅名であったが、戦時体制に伴い「温泉」の二字を省き「綱島」に改めた。贅沢な名称を自粛する必要性もあり、周辺地域では温泉旅館の廃業が相次いでいた影響もあった。戦時中に当駅と似た理由で駅名を改称した例は他にもある。 相対式ホーム2面2線を有する高架駅である[7]。改札口は2か所で、西口・東口方面の有人改札とバスターミナルに接続する北口の無人改札がある。 高架化以前は島式ホーム1面2線で18メートル級車両5両編成分の有効長であったが、6両編成が増加すると駅南側の子母口綱島線の踏切を桜木町寄りの1両が塞ぐ形で停車し、それに伴う渋滞も高架化される要因となった。なお、高架化以前の6両編成の場合は桜木町寄りの1両の乗降用ドアは締め切り扱い(ドアカット)とされていた。 2009年(平成21年)10月より、2013年(平成25年)3月16日より開始された東京メトロ副都心線との直通運転に伴う急行の10両編成化に備え、ホーム延伸・屋根延伸工事を開始。日吉方面にさらに2両分ホームの延伸工事を行い、10両編成の停車に対応できるようになった[8]。 番線路線方向行先 2023年度の1日平均乗降人員は82,967人である[東急 2]。 他路線と接続のない東急電鉄の単独駅としては、青葉台駅に次いで乗降人員が多い。2015年度は8年振りに乗降人員が10万人を上回ったが、2020年度には再度下回った。 近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]年度1日平均 駅東側にはバスターミナルと小規模な商店街がある。駅西側一帯は賑やかな商業地区となっており、かつての温泉歓楽街の名残りで、パチンコ店やラブホテルなどの風俗店が存在する。駅北側は丘であり、急坂を上がっていくと緑が残されている綱島公園・綱島市民の森がある。駅南側には東横線の鉄橋も架かっている鶴見川が流れており、河原は周辺住民の憩いの場となっている。 綱島街道を挟んだ駅東側の地下には、東急新横浜線の新綱島駅がある[11](かつてはここに日帰り入浴施設「綱島温泉東京園」が存在した)。当駅と新綱島駅は別の駅であり、乗換駅としても扱われないものの、定期券における特例が設定される(「新綱島駅#運賃計算」を参照)。 綱島街道や子母口綱島線などの周辺道路は狭く交通量も多いため、駅前は慢性的な渋滞が発生しており、客待ちのタクシーや違法駐輪により、さらに狭くなった路地を多数の路線バスと歩行者が通行しているなど、安全面で問題がある状況となっている[12]。 大規模商業施設として、駅東北側にアピタテラス横浜綱島、駅西南側にイトーヨーカ堂綱島店がある。
駅構造
のりば
1 東横線下り菊名・横浜・元町・中華街方面[9]
2上り渋谷・池袋・川越市・所沢方面[10]
西口(2017年6月)
北口(2017年6月)
ホーム
(2010年8月)
10連化対応工事
(2010年8月)
利用状況
乗降人員[* 2]1日平均
乗車人員[* 3]出典
1980年(昭和55年)43,329
1981年(昭和56年)44,345
1982年(昭和57年)45,373
1983年(昭和58年)46,809
1984年(昭和59年)48,405
1985年(昭和60年)49,748
1986年(昭和61年)51,203
1987年(昭和62年)52,128
1988年(昭和63年)53,279
1989年(平成元年)54,200
1990年(平成02年)55,060
1991年(平成03年)55,746
1992年(平成04年)55,314
1993年(平成05年)54,057
1994年(平成06年)54,131
1995年(平成07年)54,151[神奈川県統計 1]
1996年(平成08年)53,345
1997年(平成09年)52,509
1998年(平成10年)50,970[神奈川県統計 2]
1999年(平成11年)50,755[神奈川県統計 3]
2000年(平成12年)50,189[神奈川県統計 3]
2001年(平成13年)49,800[神奈川県統計 4]
2002年(平成14年)98,09149,729[神奈川県統計 5]
2003年(平成15年)98,52750,678[神奈川県統計 6]
2004年(平成16年)98,69249,443[神奈川県統計 7]
2005年(平成17年)100,41950,215[神奈川県統計 8]
2006年(平成18年)103,33951,617[神奈川県統計 9]
2007年(平成19年)106,17753,070[神奈川県統計 10]
2008年(平成20年)99,30250,038[神奈川県統計 11]
2009年(平成21年)96,84648,469[神奈川県統計 12]
2010年(平成22年)96,10847,980[神奈川県統計 13]
2011年(平成23年)94,77947,299[神奈川県統計 14]
2012年(平成24年)96,67248,204[神奈川県統計 15]
2013年(平成25年)99,23349,337[神奈川県統計 16]
2014年(平成26年)98,76549,081[神奈川県統計 17]
2015年(平成27年)100,45949,951[神奈川県統計 18]
2016年(平成28年)102,36450,900[神奈川県統計 19]
2017年(平成29年)103,24751,303[神奈川県統計 20]
2018年(平成30年)104,39551,903[神奈川県統計 21]
2019年(令和元年)[東急 3]103,63051,502
2020年(令和02年)[東急 4]75,639
2021年(令和03年)[東急 5]81,372
2022年(令和04年)[東急 1]87,731
2023年(令和05年)[東急 2]82,967
駅周辺鶴見川鉄橋綱島温泉東京園(2015年閉店)「綱島」も参照
イトーヨーカ堂綱島店
いなげや横浜綱島店
肉のハナマサPLUS綱島店[13]
アピタテラス横浜綱島(2018年3月開業[14])
静岡銀行綱島支店
アピタテラス横浜綱島郵便局
メガロスクロス綱島24
綱島温泉
鶴見川
大綱橋
綱島公園(綱島古墳)
横浜市港北消防署綱島出張所
横浜市綱島地区センター
綱島郵便局
綱島本通郵便局
横浜新吉田郵便局
三井住友銀行綱島支店
横浜銀行綱島支店
三菱UFJ銀行綱島支店
みずほ銀行綱島支店
りそな銀行綱島支店
横浜信用金庫綱島支店
川崎信用金庫綱島支店
城南信用金庫綱島支店
コヤマドライビングスクール横浜校[15]
エトモ綱島
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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