日本の政治団体維新政党・新風
英語: Ishin Party Shimpu
代表魚谷哲央
副代表黒田秀高
維新政党・新風(いしんせいとう・しんぷう、英: Ishin Party Shimpu[1])は、日本の政治団体。公職選挙法上の略称は「新風」。
議会への進出を目指しており、その第一歩として政党要件の確保を目標に掲げている。1995年12月9日に結成。現代表は魚谷哲央で、京都府京都市[2]に本部を置く[3][4][5]。各級選挙に候補者を擁立したが、2022年現時点では公認候補の当選例はない。 参議院議員通常選挙における選挙区得票数は、初めて候補者を立てた第18回参議院議員通常選挙では42,904だったが、2013年の第23回参議院議員通常選挙では157,972まで増やした。 2008年1月から2009年11月まで松村久義と代行の板東義宣
党史
2000年代初頭より、在特会をはじめとする行動する保守系の諸団体との交流も積極的に行った時期もあるが、2009年4月11日に行われたカルデロン一家追放デモ後に党本部が「民族差別を許さない」[6] という声明を発表している。2011年、鈴木信行が代表に就任してからは行動する保守との交流は再び活発となり、さまざまな活動において相互に強い共闘関係が生じた。
2016年に鈴木信行が党代表を辞任後、機関紙の編集室が京都に移動。その後は再び魚谷哲夫を代表とした新体制となる。 一、我が党は、国史の道統に則り、維新の精神をもって、自由で豊かな社会の実現を期す。一、我が党は、祖国の自主独立の立場を堅持しつつ、国際社会における相互互恵と友好平和に貢献することを期す。 ? 維新政党・新風 綱領[7] 党員数は2003年から2007年まで毎年約100人のペースで増加していたが、2008年は30人増、2009年は31人増に留まり、2010年以降は減少傾向に転じた。2019年時点ではピーク時(2009年・22587人)の1割程度まで党員数を減らしている、2019年現在は1917人[11]。党員・党友になるには日本国民である事が必須とされる。 代期代表就任日退任日 結党以来、衆議院議員総選挙に公認候補を擁立したことはない。 思想的に近く、新風の党友となっている他党の候補者を推薦・支持することはある。これまでに推薦・支持した候補として、福井県本部が推薦した若泉征三(元職・民主党→無所属)、大阪府本部が推薦した西村眞悟(元職・連合の会→民社党→新進党→自由党→民主党→無所属→改革クラブ→たちあがれ日本→太陽の党→日本維新の会→無所属→太陽の党→次世代の党→日本のこころを大切にする党)、兵庫県本部が支持した大前繁雄(元職・民社党→無所属→自民党)がいる[14]。 上に挙げた議員は新風の党友として党大会に祝電を送り、あるいは来賓として出席している。塩田晋(元衆議院議員・民社党→新進党→自由党→民主党)や滝沢幸助(元衆議院議員・民社党、現新風顧問)も同様に祝電を送った[15]。 結党以来、1998年・2001年・2004年・2007年と4回連続で参議院議員通常選挙に確認団体として10名の公認候補を擁立した。
政策・綱領一、我が党は、君民一体の国体の理念を、議会制政体によって顕現し、道義国家の実現を期す。
国体憲章案と日本国憲法案を発表[8]。
拉致問題解決のため、北朝鮮に対する経済制裁強化と拉致被害者奪還のためには軍事を含むあらゆる行動を検討することを主張[9][10]。
外国人参政権や人権擁護法案には原則反対。
日本や世界の平和維持のためにも国防体制を強化する。
党員
党役員
魚谷哲央(代表)
黒田秀高
三浦小太郎(副代表)
川久保勲(副代表)
歴代党代表一覧
11魚谷哲央1995年12月9日1998年12月31日
21999年1月1日2001年12月31日
32002年1月1日2004年12月31日
42005年1月1日2007年12月31日
25松村久義2008年1月1日2008年6月17日
(任期中死去)
代
行板東義宣
(副代表)2008年6月18日2009年11月13日
[12][13]
3魚谷哲央2009年11月14日2010年12月31日
46鈴木信行2011年1月1日2013年12月31日
72014年1月1日2016年7月15日
58魚谷哲央2016年11月19日2019年11月10日
92019年11月11日
選挙
衆議院議員総選挙
参議院議員通常選挙
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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