統計局
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この項目では、日本の総務省統計局について説明しています。日本以外の各国の統計機関については「統計局 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
総務省統計局や恩給部門が入っている総務省第2庁舎(東京都新宿区若松町)

統計局(とうけいきょく、英語: Statistics Bureau)は、総務省内部部局の一つである。日本国政府の中枢的な統計機関として、国勢調査を始めとする国の基本的な統計の作成を担当している。総務省第2庁舎(東京都新宿区若松町19-1)内にある。なお、敷地内には国立国会図書館支部図書館である「統計図書館」や一般向けの展示施設「統計博物館」がある。
沿革

1868年(明治元年):行政官に記録掛及び編輯掛を設置。

1870年(明治3年)2月16日:行政官記録掛及び編輯掛が太政官記録編輯掛に改組。12月、記録局と改称。

1871年(明治4年)6月8日[1] あるいは12月24日[2](p19):太政官正院に政表課を設置。

1872年(明治5年)10月4日:政表課を政表掛に縮小して太政官正院外史地誌課所属とする[3](p6) [4](p700)。

1872年(明治5年)10月10日:太政官記録局が太政官正院記録課と改称。

1873年(明治6年)5月2日:政表課を太政官正院内史財務課の附属とする[4](p2)。

1874年(明治7年)2月12日:財務課を左院に移動[4]

1874年(明治7年)3月9日:記録課の一部と左院財務課が太政官正院外史政表課として統合。

1875年(明治8年)9月27日:政表課を第五科政表掛に改組。

1877年(明治10年)1月18日:太政官調査局政表掛を設置。

1880年(明治13年)5月30日:調査局の廃止に伴い設置された会計部に統計課を設置。

1881年(明治14年)5月30日:太政官に統計院を設置。

1885年(明治18年)12月28日:統計院を廃止し、内閣に統計局を設置。翌年19年の2月15日に各省院庁に統計主任を置き、統計局との連絡に当たらせることとし、ここに統計局を中心とした政府統計組織体系が確立。

1893年(明治26年)11月10日:統計局を内閣書記官室に属する統計課に改組。

1898年(明治31年)11月1日:内閣統計課を改組し、内閣統計局を設置。

1909年(明治42年)5月3日:内閣統計局が東京市麻布区富士見町1番地に移転し、和田倉門内支室を閉鎖[5]

1920年(大正9年)5月15日:統計局と軍需局を統合し、内閣に国勢院を設置。統計局は国勢院第一部に改組。この年の10月1日、日本で初めての近代人口センサスとなる第1回国勢調査が実施される。

1921年(大正10年)4月1日:臨時国勢調査局(1918年設置)を国勢院に合併[2]

1922年(大正11年)11月1日:国勢院廃止に伴い、第一部を内閣の外局として統計局に改組。

1924年(大正13年)12月20日:統計局を内閣の機関に編入し、内閣統計局に改組。

1942年(昭和17年)11月1日:内閣統計局を企画院の外局である統計局に改組。

1943年(昭和18年)11月1日:企画院廃止に伴い、統計局を内閣統計局に改組。

1947年(昭和22年)5月3日総理庁設置により、内閣統計局を総理庁統計局に改組。


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