結界師
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結界師のフーガ」とは異なります。

この項目では、漫画版について説明しています。テレビアニメ版については「結界師 (アニメ)」をご覧ください。

結界師
ジャンル少年漫画
学園漫画
サスペンスホラー
和風ファンタジー
漫画
作者田辺イエロウ
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
レーベル少年サンデーコミックス
発表号2003年47号 - 2011年19号
巻数全35巻
話数全345話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『結界師』(けっかいし)は、田辺イエロウによる日本漫画作品である。『週刊少年サンデー2003年47号から2011年19号まで連載された。結界師である主人公が、夜の学校を舞台に「結界術」を使い妖怪を退治していく物語。

2006年度(第52回)小学館漫画賞少年向け部門受賞。2020年6月時点でシリーズ累計発行部数は1700万部を突破している[1]
あらすじ.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目に含まれる文字「煉」は、オペレーティングシステムブラウザなどの環境により表示が異なります。

400年続く妖(あやかし)退治の専門家、結界師一族の家に正統継承者として生まれた墨村良守(すみむら よしもり)。隣に住む雪村時音(ゆきむら ときね)も良守と同じ結界師だが、両家は犬猿の仲。良守と時音が守っているのは妖を呼び寄せ、その力を高めてしまう烏森(からすもり)の地。2人は夜になると結界術を使い、烏森の地に建つ私立烏森学園に集まってくる妖を退治している。良守はかつて自らの失策により、時音が妖の攻撃から自分をかばい大怪我を負ってしまったことを後悔し、二度と時音や自分の周りの人々が傷つかないようにするため、強くなることを心に誓うのであった。

やがて良守と時音は、妖犬の斑尾の旧友・鋼夜(こうや)との戦い、夜行に所属する少年・志々尾 限(ししお げん)との出会いと妖の組織・黒芒楼(こくぼうろう)との対決、良守の兄・墨村正守との葛藤、人の心を喰らう魔物・邪煉(じゃれん)に対して封魔師・金剛毅(こんごう たけし)と共闘、戦闘用の妖・黒兜(くろかぶと)との死闘、など様々な出来事を通して成長していく。そんな中、烏森に現れた巫女・サキによってある予言がもたらされる。「恐れよ…血の臭い纏いし災いの神…この地に舞い降りん」。

今、裏会を中心に何かがおきようとしていた。
登場人物.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

記事の体系性を保持するため、リンクされている記事の要約をこの節に執筆・加筆してください。(使い方
結界師の登場人物」および「裏会」および「夜行 (結界師)」を参照
能力・術
結界術

支配した空間を「結界」と呼ぶことから結界術(空間支配術とも呼ばれる)と呼ばれ、使用者を結界師(けっかいし)と呼ぶ。

通常、良守たちが使っているのは「間流結界術」(後述)だが、間流結界術は結界術の一部を分かりやすくまとめたものであり神(土地神クラスの妖)の領域干渉、絶界などといったそれ以外の結界術も存在する[注 1]

なお、道具を使えば結界を張れる術者はたくさんいるが、墨村・雪村の一族のように空間の理を変化させたり、一から空間を作り出したりできる程の力量を持つ術者は稀だという。
間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)
墨村家や雪村家が基本的に使う結界術。開祖である間時守が、使いやすく整理した結界術の一つの方式。基本は直方体に空間を支配するという非常にシンプルな能力。結界の固さや粘度をコントロールするほかに特定の対象のみ結界の出入りを許可、禁止するなど結界内の理を変えることで多彩な応用が効く。発動にはいくつかのステップがあり「方囲(ほうい)」で標的を指定し更に「定礎(じょうそ)」で位置を指定した上で「結(けつ)」により結界を生成するという三段階がある(術者により方囲と定礎は省略されることもある)。また一度発生した結界は「滅(めつ)」で内部の物を押し潰し滅するか「解(かい)」で何もせずに解除するかになる。「方囲」は通常は標的を指定しないであらゆるものに対して結界が動作するように発動されるが、熟練すればで特定の相手・物質だけを選んで指定する事ができ、湯飲みの中に入ったお茶だけを指定し湯呑をすり抜けさせお茶だけを結界内に残す、と言った芸当も可能。「定礎」から「結」で結界が実際に発生するまでは術者の熟練次第ではあるがいくらかのタイムラグがあり、素早く移動する対象だと定礎から結までの間に定礎で指定した範囲から移動されてしまう事がある。


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