結城 明日奈 / アスナ
声戸松遥[1]
性別女[2]
生年月日2007年9月30日[3]
年齢15歳(ソードアート・オンライン開始時点)、17歳(ソードアート・オンラインクリア時点)[3]
嫌いなもの怪談等[3]
趣味料理[3]
特技VRゲーム[3]
武器ランベントライト(細剣)など[3]
キャラクターデザインabec
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結城 明日奈(ゆうき あすな)は、川原礫のライトノベル『ソードアート・オンライン』シリーズのヒロインである[3]。作中の「ソードアート・オンライン(SAO)」というゲームに「アスナ」というアバターを使って参加し[4]、同ゲーム内の仮想世界において主人公・キリトの戦闘のパートナー兼恋人になるという設定である[5]。同シリーズのメインヒロインであり、キリトとともに人気の高いキャラクターとされる[6]。
作中の設定
来歴「ソードアート・オンラインの登場人物#アスナ」も参照
2007年9月30日[3]に京都の大財閥・結城家に生まれる[7]。物語の開始時点で私立エテルナ女子学院に在学する15歳だった[2]。
2022年にサービスを開始したVRMMORPG「SAO」[8]に「アスナ」という名前のアバターで参加する[4]。「SAO」は、五感全てにアクセスできるVRマシン「ナーヴギア」を用いて仮想世界を冒険するゲームであり[2]、これに参加した切っ掛けは偶然兄のナーヴギアを借りたためだった[5]。しかし、一度ログインすると最終ボスが倒されるまで二度とログアウトできないという仕様[9]により、「SAO」の世界に囚われてしまい、現実世界でのエリートコースから外れることを気に病む[7]。
「SAO」の世界は虚構でしかないと考え、一日も早い脱出を目指すアスナは[10]、「攻略の鬼」と呼ばれるほどにゲーム攻略に情熱を注ぎ[7]、剣技に秀でた細剣使いとなり、ギルド「血盟騎士団」の副団長も務める[3]。このように、堅物な性格だったが、アインクラッド編においてゲーム内でキリトと出会い、それを機に少しずつ変わっていく[5]。昼寝をするキリトを見て、キリトはこの世界でちゃんと生きていると気づき、自身の認識を改め[10]、キリトの相棒として戦う[3]。彼の影響で温厚な性格に戻るとともに、彼に惹かれ、ゲーム内で結婚する[7]。その後、現実世界に戻った後も、結城明日奈(アスナ)は桐ヶ谷和人(キリト)のそばにいることになる[3]。
続編のフェアリィ・ダンス編では、現実世界における父の部下にあたる須郷伸之(ゲーム内では妖精王オベイロン)の陰謀により、「SAO」から現実世界に戻れなくて、新たなMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)に幽閉され、「ティターニア」と呼ばれていたが[11]、キリトによって救出される[5]。その後は治癒魔法を得意とする「ウンディーネ」のアバターを選択し、支援役が不足していたキリトたちのパーティに加わる[5]。
アリシゼーション編では、突然離れ離れになってしまったキリトを追って[5]、軍事目的に作られた仮想世界である「アンダーワールド」(UW)にスーパーアカウント「創世神ステイシア」としてログインし[12]、「ALO」とは逆に「UW」に囚われたキリトの救出に向かう[13]。