結城友奈は勇者である
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「勇者であるシリーズ」はこの項目へ転送されています。同シリーズの他作品については「鷲尾須美は勇者である」、「乃木若葉は勇者である」、「楠芽吹は勇者である」、「結城友奈は勇者である 花結いのきらめき」をご覧ください。

結城友奈は勇者である


ジャンル変身ヒロイン戦闘美少女
新日常系[1]
アニメ:結城友奈は勇者である -結城友奈の章-(第1期)
結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-(第2期)
結城友奈は勇者である-大満開の章-(第3期)
原作Project 2H
原案タカヒロ
総監督岸誠二(第2期)
監督岸誠二(第1・3期)
福岡大生(第2期)
シリーズ構成上江洲誠
キャラクターデザインBUNBUN(原案)
酒井孝裕
音楽岡部啓一MONACA
アニメーション制作Studio五組
製作結城友奈は勇者である製作委員会
毎日放送
放送局毎日放送ほか
放送期間第1期:2014年10月17日 - 12月26日
第2期:2017年10月7日 - 2018年1月6日
第3期:2021年10月2日 - 12月18日
話数第1期:全12話
第2期:全12話+特別編
第3期:全12話
漫画
原作・原案などProject 2H(原作)
タカヒロ(企画原案)
BUNBUN(キャラクターデザイン)
作画かんの糖子
出版社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G'sコミック(第5話以降)
ComicWalker
レーベル電撃コミックスNEXT
発売日2014年11月26日(第1巻)
発表号第5話以降:2015年2月号 - 2015年10月号
2017年3月号 - 2018年10月号
巻数全5巻
漫画:結城友奈は勇者部所属
原作・原案などProject 2H(原作)
タカヒロ(企画原案)
BUNBUN(キャラクターデザイン)
作画娘太丸
出版社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G's magazine
ComicWalker
レーベル電撃コミックス
発表号2014年9月号 - 2016年8月号
巻数全3巻
漫画:結城友奈は勇者部所属ぷにっと!
原作・原案などProject 2H(原作)
タカヒロ(企画原案)
BUNBUN(キャラクターデザイン)
作画娘太丸
出版社KADOKAWA アスキー・メディアワークス
掲載誌電撃G's magazine
ComicWalker
レーベル電撃コミックス
発表号2017年9月号 - 2018年10月号
巻数全2巻
ゲーム:結城友奈は勇者である 樹海の記憶
ゲームジャンル日常系!?勇者部アクション
対応機種PlayStation Vita
開発元ゼロディブ
発売元フリュー
プレイ人数1人
発売日2015年2月26日
レイティングCERO:B(12才以上対象)
キャラクターボイスあり
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画ゲーム
ポータルアニメ漫画ゲーム

『結城友奈は勇者である』(ゆうきゆうなはゆうしゃである)は、Studio五組制作による日本テレビアニメ。略称は「ゆゆゆ」[注 1]。第1期『結城友奈は勇者である -結城友奈の章-』[注 2]は2014年10月から12月まで毎日放送ほか『アニメイズム』B2枠にて放送された。第2期『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-/-勇者の章-』は2017年10月から2018年1月まで『アニメイズム』B1枠にて放送された。第3期『結城友奈は勇者である -大満開の章-』は2021年10月から12月まで『アニメイズム』B1枠にて放送された[3]
作風

本作品はタカヒロ企画・原案による「勇者であるシリーズ」の第2弾であり、同シリーズ第1弾『鷲尾須美は勇者である』の2年後の物語である[4]。物語の舞台となる香川県讃州市(さんしゅうし)は、同県観音寺市がモデルとなっている[5][6]。主要な登場人物は全員とも香川県の特産であるうどんを好物としている。世界観は古事記を基にした[7]日本神話神道を強く取り入れたもので、作中での祝詞の使用や和風デザインの勇者装束に表れている。

監督は岸誠二、シリーズ構成は上江洲誠、キャラクターデザインは酒井孝裕、アニメーション制作はStudio五組[注 3]がそれぞれ担当する。企画当初、岸らは物語の舞台を探して香川県へのロケハンを行い、うどん屋も巡った。本編に登場するうどんのおいしそうな描写には、その影響が出ている[1]

企画はポニーキャニオンからオリジナルアニメのアイディアを求められたタカヒロが、かねてから構想中だった本作品を提示したのが始まりである。タカヒロ以外の制作陣は、ポニーキャニオンが紹介する形で集まった[4]

作品のテーマは「勇気」や「勇者であること」、「勇ましさ」である。主人公の名前もこれに由来する[4]。作品のジャンルは「変身ヒロインモノ」「新・日常系」であるとしており[8]、序盤では明るい少女たちが楽しく戦いながら四国を守る日常が描かれ[9]、いわゆる日常系作品のような作風で描かれるが[1][9]、登場人物やそれを見ている視聴者を絶望に追い込んでいく状況も盛り込まれ[8]、日常の尊さに共感するのではなく痛感するという方向性が指向されている[1][8]

制作に当たっては現実における女子中学生の生活や考え方を徹底的に取材して反映させたとされ、登場人物の年代の少女たちに真摯に向き合うことを心がけたという[10]。内容的には、大人の作り上げた秩序と子供が葛藤するというテーマにも解釈できるものとなっている[11]。監督の岸やシリーズ構成の上江洲によれば、それまで自分たちが手掛けてきた作品と比較して、ハイターゲットよりも10代の視聴者の支持が高かったことが、放送後の数値にも現れていたという[12]

なお、「勇者であるシリーズ」という呼称は『鷲尾須美は勇者である』・『結城友奈は勇者である』・『乃木若葉は勇者である』・『楠芽吹は勇者である』の4作品およびそれらの関連作品の総称であるが、この呼称は2015年7月26日のニコニコ生放送『電撃ホビーウェブ presents 電ホビ.ch in ワンダーフェスティバル2015[夏]』にてタカヒロが公言したものであり、当初から用いられていたわけではない。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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