終着駅シリーズ
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終着駅シリーズ
ジャンル
刑事ドラマ
原作森村誠一
脚本岡本克己
池広一夫
橋本綾
監督池広一夫
出演者露口茂(第1作 - 第4作)
片岡鶴太郎(第5作 - 第38作)
岡江久美子(第7作 - 第38作)
製作
チーフ・プロデューサー佐藤凉一(テレビ朝日)
プロデューサー目黒正之(東映)
井元隆佑(東映)
制作テレビ朝日東映

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

第1作 - 第29作
(土曜ワイド劇場)
オープニング歴代オープニングを参照
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間1990年12月8日 - 2015年9月26日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数29
土曜ワイド劇場[リンク切れ]

第30作
(土曜プライム・土曜ワイド劇場)
エンディング歴代エンディングテーマを参照
放送期間2016年6月25日
放送時間土曜 21:00 - 23:06
放送枠土曜ワイド劇場
放送分126分
回数1
土曜プライム・土曜ワイド劇場[リンク切れ]

第31作
(日曜ワイド)
放送期間2017年7月16日
放送時間日曜 10:00 - 11:50
放送枠日曜ワイド
放送分110分
回数1
日曜ワイド[リンク切れ]

第32作 - 第35作
(日曜プライム)
放送期間2018年4月22日 - 2019年11月3日
放送時間日曜 21:00 - 23:05
放送枠日曜プライム
放送分125分
回数4
日曜プライム[リンク切れ]

第36作
放送期間2020年1月9日
放送時間木曜 20:00 - 22:05
放送分125分
回数1

第37作
放送期間2021年4月1日
放送時間木曜 20:00 - 21:54
放送分114分
回数1

第38作
放送期間2022年12月22日
放送時間木曜 20:00 - 21:54
放送分114分
回数1
特記事項:
第32作は『日曜プライム』枠が短縮版となったため、22:52までの112分間の放送であった。
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『終着駅シリーズ』(しゅうちゃくえきシリーズ)は、1990年12月8日から2022年12月22日[1]までテレビ朝日系列で断続的に放送されたテレビ朝日東映製作の刑事ドラマシリーズ。主人公の牛尾刑事は、第1作から第4作までは露口茂で、第5作から片岡鶴太郎が演じる。監督は第1作から一貫して池広一夫が務めた。

原作は森村誠一著の推理小説シリーズである『牛尾刑事・事件簿』シリーズ。

放送枠は「土曜ワイド劇場」(第1作 - 第29作)、「土曜プライム・土曜ワイド劇場」(第30作)、「日曜ワイド」(第31作)、「日曜プライム」(第32作 - 第35作[注 1])。第36作以降は不定期に特番として放送されていたが、先述の通り、2022年12月22日放送分をもって終了した[1][注 2]
概要

2001年から2005年までは『牟田刑事官事件ファイル』の小林桂樹演じる牟田一郎刑事官や『事件記者冴子の殺人スクープ』の水野真紀演じる川村冴子記者と共演する作品(『牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事そして事件記者冴子』)が、その年の最終放映作品として放送された。

主人公・牛尾正直が原作に初めて登場したのは1987年1月刊行の「駅」で、2018年は「牛尾刑事誕生30周年」[2]。テレビドラマ版では1990年の「終列車」から始まり、「終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子」シリーズと合わせると2019年の「荒野の証明」が登場50回記念作となった[3]。原作者の森村誠一によれば、牛尾は森村がホテルマンとして働いていた時に知り合った実在の元刑事がモデルになっているという[4]

牛尾たちが所属する所轄署は「警視庁 新宿西警察署」だが、最初期は「警視庁 西新宿警察署」だった。
キャスト

キャストの括弧(番外)は「
終着駅の牛尾刑事VS事件記者・冴子」での出演回

警視庁新宿西警察署

露口茂主演シリーズ(第1作から第4作まで)と片岡鶴太郎主演シリーズ(第5話から)で共通して登場したキャラクターは、牛尾と大上のみ。

牛尾正直(うしお まさなお[3]
演 - 露口茂(第1作 - 第4作)、片岡鶴太郎[5][6](第5作 - 第38作)刑事課(強行犯捜査係) 刑事。階級は巡査部長警部補。通称は「モーさん」[3]だが、最初期は「ギュウさん」と呼ばれていた。家族は妻・澄枝(露口主演時には妻は登場せず。鶴太郎主演版になってからの登場。第17作時点で結婚20年目)、子どもはいない。第37作からは妻に先立たれ、独身状態という設定が追加された。事件解決のために全国を飛び回ることもある。
大上達夫
演(露口主演シリーズ) -
清水善三(第1作)、美木良介(第2作)、川野太郎[7](第3作・第4作)演(鶴太郎主演シリーズ) - 松村雄基(第5作 - 第8作)、土門廣(第9作 - 第13作・第15作)、吉岡扶敏(第14作・番外1・番外2・第16作 - 第19作)、増沢望[8](第20作 - 第23作)、東根作寿英[9](番外9 - 第38作)刑事課 刑事。階級は巡査部長。牛尾とコンビを組む後輩。家族は妻・美千代
鶴太郎主演シリーズから登場
坂本
演 -
名古屋章(第5作・第7作 - 第17作)、北村総一朗(第6作)、田山涼成(番外3)、秋野太作(番外4 - 第38作)刑事課 課長(第6作は刑事部長)。階級は警部。牛尾の上司。
山路
演 -
北見敏之(番外3)、でんでん(番外4 - 番外7)、徳井優[10](番外8 - 第38作)刑事課 刑事。通称「山さん」。牛尾と意見が対立する同僚刑事。しかし、事件に対する着眼点が違うだけであり、牛尾を嫌っているわけではない。牛尾も山路の見立てには理解を示しており、事件の初期段階では山路の方針がオーソドックスである旨を語っている。第18作から登場(初登場は番外3)。
西谷
演 - 石原和海
[11](番外3 - 第38作)刑事課 刑事。第17作から登場(初登場は番外3)。
海野
演 -
笠井一彦(第18作・第20作 - 第24作)、【旧・小野寺丈[注 3]】(第25作 - 第38作)鑑識官。
露口主演シリーズのみ登場
平林
演 -
木村元(第1作 - 第4作)刑事課 課長。階級は警部。牛尾の上司。
牛尾の周辺人物
牛尾澄枝
演 -
岡江久美子(第7作 - 第38作)※生前の出演は第36作まで、第37、38作は回想出演牛尾の妻。「警視庁新宿西住宅」に牛尾と二人暮らし。時に事件解決のヒントを口にすることもある。演じた岡江は2020年4月23日に逝去したが[12]、本シリーズは後任の役者を一切立てない方針を取り、第37作では既に故人[注 4]の設定になっており、過去の出演シーンを回想として流す措置を取った[13]。第37作のエンディング間近に牛尾のナレーションにて半年前に死去したことが語られたが、死因については劇中では語られなかった。第38作では死去して2年たっている。
ジョージ
演 -
三夏紳(番外4・第20作・第21作・番外8・第23作・番外9)オカマのホームレス。牛尾とは旧知の間柄。
ゲスト

第1作 - 第20作 / 第21作 - 第38作
第1作 - 第20作(1990年 - 2006年)
第1作「終列車」(1990年)


塩沼弘子(塩沼の妻) -
原日出子

深田美加(別名「ミナコ」) - 八神康子

大中和幸(大中商会 社長) - 黒部進

原口(晴海警察署 刑事) - 誠直也

赤坂直司(課長) - 鶴田忍

金物店主人 - 相馬剛三

北浦(大中和幸殺人事件の容疑者) - 下條アトム

最上秀幸(会社社長・クラブ「ミスティー」の客) - 横内正

第2作「終着駅」(1992年)


宮地由起子(姉の杏子が半年間音信不通のため東京へ向かう女性) - 古村比呂

出版社編集者(慎也の高校の先輩) - 斎藤洋介

暮坂武雄(慎也の父・東京で急死する) - 福田豊土

マンション管理人 - 奥村公延

軍司弘之(ホテルで死体で発見された男) - 草見潤平

鍵屋の主人 - 森章二

三上潤子(ホステス) - 川島美津子

水間達彦(作家) - 峰岸徹

公園の管理事務所所員 - 相馬剛三

暮坂慎也(武雄が急死したため信濃大町から警視庁新宿西警察署へ向かう男性) - 船越栄一郎

第3作「死刑台の舞踏」(1992年)


西原靖(勝又の同級生) - 山下規介

井草麻美子(ブティック従業員) - 森口瑤子

黒川(勝又の同級生) - 新井康弘

浜口伸一(勝又と親しくしていた同級生) - 吉岡圭二

島田(刑事) - 森章二

志水義郎(葛飾南警察署 刑事・勝又の高校時代の同級生) - 村田雄浩

持田哲夫(劇団員・麻美子を西新宿の地下道で助けた男) - 斉藤隆治

ブティックオーナー - 大西多摩恵

射場弘(勝又と親しくしていた同級生) - 遠藤憲一

柳(気仙沼港警察署 刑事) - 佐々木敏

西原(西原の母) - 木村令子

勝又茂久(西新宿の地下道で麻美子に絡んできた男) - 金子由之

第4作「碧の十字架」(1994年)


矢吹朝子(記憶喪失の女) - 未來貴子

コンビニオーナー - 高原駿雄

片桐孝治(元コンビニアルバイト・偽名「戸田一男」・秋子の婚約者) - 押切英樹

杉浦(マンション管理人) - 阿部寿美子

城野静夫(元コンビニアルバイト・偽名「鈴木次郎」) - 高橋広司

秋子(熱帯魚店の娘) - 田川靖子

沼田昇(朝子と同じマンションの住人) - 井上純一

不動産屋 - 堀田真三

航空交通管制所の職員 - 金尾哲夫

熱帯魚店 店主 - 山浦栄

松原俊也(コンビニ店員) - 千田義正

遠山(豊島警察署 刑事) - 小倉久寛

南雲広志(カメラマン) - 松村雄基

第5作「誇りある被害者」(1996年)


川岸由紀子(大町温泉の従業員・川岸の娘) - 畠田理恵

樽見良勝(井村建設 社員・代議士の長田一閑の元私設秘書) - 大林丈史

浅井圭介(滝川商事 社員) - 四禮正明

島崎清子(クラブのホステス) - 大竹一重

桐原亮子(丹沢山中で車が転落し死亡した女性) - 柾木良子

タクシー会社事務員 - 岡橋和彦

山内(滝川商事 営業部長・浅井の上司) - 塙恵介

川岸一義(タクシードライバー) - 石波義人


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