この項目では、LINK・宵野コタロー作の漫画およびその関連作品について説明しています。この漫画を原作としたテレビアニメについては「終末のハーレム (アニメ)」をご覧ください。
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終末のハーレム(第1部)
終末のハーレム After World(第2部)
ジャンル近未来エロティックサスペンス[1]
ディストピアSF[2]
漫画:終末のハーレム
原作・原案などLINK
作画宵野コタロー
出版社集英社
その他の出版社
台湾 - 東立出版社
香港 - 東立出版社
韓国 - 大元 C.I.
フランス - デルクール
『終末のハーレム』(しゅうまつのハーレム、world's end harem)は、LINK(原作)、宵野コタロー(作画)による日本の漫画作品。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社 / 以降、『J+』と表記)にて、2016年5月8日から隔週日曜日に連載中。
難病を治療するためのコールドスリープから目覚めた主人公が、ウイルスによって男性が99.9%死滅した世界に直面し、出会ったばかりの女性たちとのセックスによる子作りを懇願されて困惑する一方、残りわずかな男性たちを救うために必要な特効薬の開発を目指す姿を描く[3]。ウイルスは男性優位の社会を憎み女性だけの理想郷を実現しようとするミサンドリストたちの陰謀によるものという設定で[出 1]、男性の絶滅を目論む女性たちの組織と、主人公に寄り添いながら陰謀の公表を目指す女性たちの攻防も描かれる。
2017年にボイスドラマ化[8]、2019年にVRアニメ化[9]を経て、2021年にはテレビアニメ化[10]されている。
第1部は2020年6月21日配信の第85話をもって完結し、第2部『終末のハーレム After World』(しゅうまつのハーレム アフターワールド)は2021年5月9日から配信中[注 2]。
本作とは異なる世界観で、剣と魔法の異世界を舞台にした新シリーズ『終末のハーレム ファンタジア』が、『J+』にて2018年5月から連載されている。また、本作や『ファンタジア』とはさらに異なる世界観に一新した新シリーズ『終末のハーレム ブリタニア リュミエール』が、『J+』にて2020年6月から2021年8月まで連載された[3]。 『J+』の2016年新連載春の陣第5弾として、連載が開始された[13]。成人向け漫画作品を中心として知られる宵野の、一般誌連載作品である[14]。キャッチコピーは「男性消滅。5対50億の超ハーレム!」(第1部)、「めくるめく欲望の新世界、開幕。」(第2部)[15]。 後述のAppleほど表現規制が厳しくないパソコンでも、午前0時に無修正版で公開した後、午前8時に修正を被せた修正版へ差し替える措置が取られている[16]。 単行本第1巻発売当時の担当編集によれば、本作の設定や描写ゆえに連載開始当初から物議を醸しており[17]、販売サイトや販売国によっては年齢指定が入っている。また、2017年4月からは以下のように集英社から正規ライセンスを取得した各国語翻訳版の発売も開始されている。
概要
台湾・香港では、東立出版社による繁体字中国語翻訳版が『終末的後宮』のタイトルで2017年4月から発売されている[18][19]。