ほそや よしまさ
細谷 佳正
第36回東京国際映画祭にて(2023年10月23日)
プロフィール
本名細谷 佳正[1]
愛称ほそやん[2]
性別男性
出身地 日本・広島県尾道市[2][3]
生年月日 (1982-02-10) 1982年2月10日(42歳)
血液型B型[4]
職業声優
事務所フリー[5]
公式サイトYOSHIMASA HOSOYA 細谷佳正公式サイト
細谷 佳正(ほそや よしまさ、1982年2月10日[2][5][6] - )は、日本の男性声優。広島県尾道市出身[2][3]。フリー[5]。 尾道高等学校[3][8]時代は当初演劇部と剣道部に所属していたが、次第に芝居にのめり込み、途中から演劇部一本に絞る。演劇部では部長を務め、卒業後の進路で舞台俳優を目指すべく大阪芸術大学の入学試験を受験するも、当時芸大の実技試験に小劇場の台本が使われており、ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』が出題されて、試験内容自体は容易だったのだが、実技で先輩が手本にジャンプしながら開脚180度をするというポーズをとるのを見て「これは無理だな」と断念。その他の大学も失敗[9]。進路に悩んでいたときに、知人に勧められた『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』にて山寺宏一演じるキャラクターがワープするシーンに感銘し、「自分もワープをしてみたい」と声優になる決意をする[10]。 2002年、東京アナウンス学院卒業[5]。同年マウスプロモーション附属俳優養成所に入所し、2004年に外画の吹き替えの仕事が多い同事務所へ所属する[5]。2014年7月1日にマウスプロモーションを離れてからはフリーでの活動を行っている[11]。 2005年、『ギャラリーフェイク』でアニメデビュー[10]。 デビュー当初は海外ドラマ・映画の吹き替えの仕事がメインだったが、2007年にOVA『テニスの王子様 Original Video Animation 全国大会篇Semifinal』にて白石蔵ノ介を演じ、知名度を上げる[9]。 2010年、同キャラクターソングアルバムを2か月連続でリリースし、『Medicine or...?』はオリコン週間ランキング初登場10位、『POISON』は初登場6位を記録。これは『テニスの王子様』キャラクターソングの9年の歴史でもっとも高い順位である[12]。同年夏、「テニスの王子様 白石蔵ノ介 Special Live Tour 2010 毒と薬」ではZepp Tokyo・Zepp Osaka・Zepp Fukuokaにて3都市4公演を行い、延べ9000人を動員した[9]。 同年放送、『刀語』の鑢七花役でテレビアニメ初主演を果たす。以降は様々な作品で主人公やレギュラーキャラを担当することが増えていった[13]。 2017年4月、自身出演のラジオ『天才軍師』にて喉の治療のため休業を発表[16]。それに伴い、『あんさんぶるスターズ!』の氷鷹北斗役は前野智昭[17][18]、『イケメン戦国◆時をかける恋』の真田幸村役は小野賢章へキャスト変更された[19]。同年8月6日放送分の『天才軍師』より仕事に復帰[20]。 2021年4月より、個人のTwitterを開設した[21]。 下積み時代は、家の電気や水道が止められたことがあるほど極貧生活を送っていた。その時友人からお風呂を借りたり、スタジオに行くまでの交通費を借りたりと、すごく助けられたと語っている[9]。 大阪弁(『テニスの王子様』、『イクシオン サーガ DT』、『TRIGUN STAMPEDE』)、福井弁(『ちはやふる』)、佐世保弁(『坂道のアポロン』)、地元の広島弁 (『君のいる町』、『この世界の片隅に』)、秋田弁(『ゴールデンカムイ』)、津軽弁(『ましろのおと』)など、方言を話すキャラクターを多数演じている。また上記の『テニスの王子様』をはじめ、スポーツを題材にしたアニメに出演することが多く、役柄も部長や主将といった位置付けのキャラクターが多い。実際のスポーツ経験は、剣道、バスケットボール、一輪車、スケートボードなどがある。 出生時、右手は多指症のため指が6本あったが、幼少時に手術で切除している[22]。左利き[22]。
来歴
人物・エピソード