細田守
[Wikipedia|▼Menu]

ほそだ まもる
細田 守
第29回東京国際映画祭にて(2016年)
本名細田 守
別名義橋本カツヨ
遡玉洩穂
生年月日 (1967-09-19) 1967年9月19日(56歳)
出生地 日本富山県中新川郡上市町
民族日本人
職業アニメーション監督
アニメ演出家
アニメーター
小説家
ジャンルアニメーション映画
テレビアニメ
小説
活動期間1989年 -
配偶者あり
事務所スタジオ地図
主な作品
時をかける少女
サマーウォーズ
おおかみこどもの雨と雪
バケモノの子
未来のミライ
竜とそばかすの姫

 受賞
東京国際映画祭
特別賞
2015年
日本アカデミー賞
最優秀アニメーション作品賞
2007年『時をかける少女』
2010年『サマーウォーズ』
2013年『おおかみこどもの雨と雪』
2016年『バケモノの子』
2019年『未来のミライ』
その他の賞
アニー賞
長編インディペンデント作品賞
2018年未来のミライ文化庁メディア芸術祭
アニメーション部門大賞
2006年『時をかける少女』
2009年『サマーウォーズ』毎日映画コンクール
アニメーション映画賞
2007年『時をかける少女』
2010年『サマーウォーズ』
2013年『おおかみこどもの雨と雪』シッチェス・カタロニア国際映画祭
アニメーション部門最優秀長編作品賞
2006年『時をかける少女』
2009年『サマーウォーズ』
2012年『おおかみこどもの雨と雪』
2018年『未来のミライ』

テンプレートを表示

細田 守(ほそだ まもる、1967年昭和42年〉9月19日 - )は、日本アニメーション監督アニメーター[1]日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員[2]

富山県中新川郡上市町出身[3]金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)に入社[4]。アニメーターを経て、演出家に転向[1]。1999年に『劇場版デジモンアドベンチャー』で映画監督としてデビュー[5]。その後、フリーとなって監督した映画『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(2009年)で国内外の注目を集める[5]。2011年に自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立[5]。2018年公開の『未来のミライ』がアカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、日本を代表するアニメーション映画監督のひとりである[1]

別名義に橋本 カツヨ(はしもと カツヨ)、遡玉 洩穂(そだま もるほ)がある[注 1]
来歴
学生時代

父親は鉄道職員。一人っ子。子供の頃は吃音があり、小学校1、2年は特別支援学級に通っていた[8][9]。コミュニケーションが苦手で、絵を描くことだけが救いだったという[10]。小学生の頃、劇場版『銀河鉄道999』や『ルパン三世 カリオストロの城』に衝撃を受け、その劇場パンフレットに載っていた絵コンテを見てアニメーションの世界に強く惹かれる[8]。小学校の卒業文集には将来アニメーションのディレクターになりたいと書いていた[11]

中学生の時、NHK教育トーク番組YOU』の自主制作アニメ特集で自分と同じ学生がアニメを作っていることを知って触発され、中学3年の時にアニメ雑誌『アニメージュ』などを参考にペーパーアニメを制作するようになった[12][13][注 2]

高校1年生のとき、東映動画制作の角川映画少年ケニヤ』(1984年大林宣彦監督)のアニメーター公募を知り、上記の自主制作アニメで応募[13]。最終候補3本の中に入ったことを知らせる電話が東映動画からかかってきたが、学校の中間テストのため上京を断念[12][15]

その後、現代美術の世界に惹かれていった細田はアニメとは疎遠になる[12][13]。進学した金沢美術工芸大学では油絵を専攻。本人曰く、油絵を描かないような不真面目な学生だったが、所属した映画サークルでは50本近い映像作品を手がけ、落選したものの2本の劇映画を「ぴあフィルムフェスティバル」「イメージフォーラムフェスティバル」などに応募した[12][注 3]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:144 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef