細川智栄子
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ほそかわ ちえこ細川 智栄子
本名細川 知栄子[1]
別名義細川 千栄子[注 1]
細川 知栄子[注 2]
生誕 (1935-01-01) 1935年1月1日(89歳)
日本大阪府大阪市[1]
職業漫画家
イラストレーター
活動期間1958年 -
ジャンル少女漫画
代表作『王家の紋章
伯爵令嬢
受賞『王家の紋章』で第36回小学館漫画賞少女部門受賞
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細川 智栄子(ほそかわ ちえこ、1935年1月1日[注 3] - )は、日本漫画家大阪府大阪市出身、血液型はB型(姉妹2人共血液型が同じ[1])。著書に著者名として共にクレジットされている“芙?みん”(本名:細川芙美子/10月9日生まれ)は実妹[1]

2006年11月7日発売の週刊誌『女性自身』(通巻2282号[1][4])のシリーズ人間というインタビューにおいて、戦前生まれの71歳であることを明らかにした(実妹は5歳年下)。
経歴

1935年1月1日[注 4]、新聞社に勤める細川定信・トク夫婦の長女として誕生。夫婦は長年子宝に恵まれず、定信は40歳になってようやく生まれた長女・知栄子を溺愛。数年後次女・芙美子が誕生するも、定信は終戦前の1942年頃47歳の若さで急逝し、細川姉妹は保育園で働く母親に育てられる[注 5]

1958年、「細川千栄子」名義で『くれないのばら』でデビュー。その後「細川知栄子」→「細川智栄子」に変更。

講談社少女フレンド』、集英社りぼん』、白泉社花とゆめ』、小学館少女コミック』などに執筆。『王家の紋章』は秋田書店月刊プリンセス1976年10月号から40年以上も続く大河連載。『アテンションプリーズ』はTBSのドラマを漫画化したものである。

1968年3月、『週刊女性セブン』編集部より成人向け女性週刊誌では初のストーリー漫画を導入したいとの依頼を受けて「ああ?初恋」を連載した[1]

1988年頃に離婚。深夜に行う事が多かった漫画家の仕事と会社勤めの夫に合わせた家事に加え、74歳と高齢になった作者の母・細川トクが脳梗塞で倒れ要介護となり、作者がそれらの両立に必死に苦労している姿を目撃し、成人し母の仕事を手伝い始めていた夫婦の長女が「両親それぞれの幸せを望んだ(意訳)」とインタビューで両親の離婚の経緯を語っている[4]

1990年、『王家の紋章』で第36回小学館漫画賞少女部門受賞。

編集委員会の委員長を石ノ森章太郎が務めた『日本漫画家名鑑500』にて、「アテンションプリーズ」・「伯爵令嬢」・「あこがれ」・「王家の紋章」の4作品の書影を代表作として掲載している(1992年時点[1])。
作品リスト
漫画作品

くれないのばら(1958年『
少女クラブ』夏休み増刊掲載、単行本未収録)

銀のバレー靴(1959年『少女クラブ』 お正月増刊掲載、単行本未収録)

ふぶきのワルツ(1959年『少女クラブ』3月号掲載、単行本未収録)

赤いリボン(1959年『少女クラブ』4月号掲載、単行本未収録)

黒いこうもり(『少女クラブ』1959年5月号?12月号連載、単行本未収録、原作:松井玲子)

ふたりのねがい(1959年『少女クラブ』夏休み増刊連載、単行本未収録)

二つの舞いおうぎ(1960年『少女クラブ』お正月増刊連載、単行本未収録)

母の名よべば(『少女クラブ』1960年1月?1961年12月連載、単行本未収録、原作:春名誠一)

白菊のふえ(1960年『少女クラブ』夏休み増刊連載、単行本未収録)

友情のともしび(1961年『少女クラブ』お正月増刊連載、単行本未収録)

2つのバレー服(1961年『少女クラブ』夏休み増刊連載、単行本未収録、原作:八木基克)

ふたりの白鳥(『少女クラブ』1962年1月号?12月号連載、単行本未収録、原作:春名誠一)

白ゆりのように(1962年『少女クラブ』お正月増刊連載、単行本未収録)

みずうみ(1962年『少女クラブ』夏休み増刊連載、単行本未収録)

ロンと赤いくつ(1963年『なかよし』お正月増刊連載、単行本未収録)

なくなパリっ子(『週刊少女フレンド』1963年20号?1964年12号連載、『泣くなパリっ子』収録、原作:生田直親

星のナギサ(『週刊少女フレンド』1964年31号?1965年1号連載、単行本未収録、原作:加納一朗

雪姫物語(1965年『週刊少女フレンド』4月号連載、単行本未収録)

東京シンデレラ(『週刊少女フレンド』1965年8号?1966年16号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

リサのひとみ(1965年『別冊少女フレンド』夏号連載、単行本未収録)

真珠の首かざり(1965年『別冊少女フレンド』秋号連載、単行本未収録)

なみだの京舞い(1966年『別冊少女フレンド』1月号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

ごめんなさい 由紀ちゃん(1966年『別冊少女フレンド』5月号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

真珠のいのち(1966年『週刊少女フレンド』23号?40号連載、単行本未収録、原作:津田幸夫

はじめてのやくそく(1966年『別冊少女フレンド』11月号連載、単行本未収録)

バラのゆくえは 第1部(『週刊少女フレンド』1966年43号?1967年10号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

バラのゆくえは 第2部(『週刊少女フレンド』1967年13号?32号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

わすれな草(1967年『別冊少女フレンド』8月号連載、単行本未収録)

おしゃれな逃亡者(『週刊少女フレンド』1967年37号?1968年1号連載、単行本未収録、原作:生田直親)

FIRST LOVE 初恋(1968年『別冊少女フレンド』1月号連載、単行本未収録)

あこがれ(『週刊少女フレンド』1968年3号?1969年26号連載、単行本全5巻)

花嫁衣裳は誰が着る』のタイトルでドラマ化


ああ?初恋(1968年『女性セブン』3月6日号?3月20日号連載全3回、単行本未収録)

愛のちかい(1968年『別冊少女フレンド』6月号連載、単行本未収録)

わたしのポピー(1968年『なかよし』8月号連載、単行本未収録)

おとめのいのり(1968年『別冊少女フレンド』9月号連載、単行本未収録)

愛のひとみ(1969年『別冊少女フレンド』1月号連載、単行本未収録)

ぼくの天使(1969年『別冊少女フレンド』4月号連載、『あこがれ』第5巻収録)

マイ?ラブ(『週刊少女フレンド』1969年34号?1970年17号連載、単行本未収録)

風の中のわたし(1969年『別冊少女フレンド』10月号連載、単行本未収録、原作:松本香鶴)

パリのロマンス(1970年『別冊少女フレンド』1月号連載、単行本未収録)

スペインの花嫁(1970年『りぼん』8月号7pオールカラー連載、単行本未収録、原作:山下喬子

愛の泉(『週刊少女コミック』1970年9号?1971年26号連載、単行本全5巻)

アテンションプリーズ(『週刊少女コミック』1970年21号?1971年18号連載、単行本全2巻、原作:上條逸雄

テレサの美しき世界(『なかよし』1970年12月号?1971年2月号全ページカラー絵物語、単行本未収録、原作:一ノ木アヤ


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