細島灯台
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細島灯台

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航路標識番号
[国際標識番号]6748
[M4896]
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯32度25分24.41秒 東経131度41分7.08秒 / 北緯32.4234472度 東経131.6853000度 / 32.4234472; 131.6853000座標: 北緯32度25分24.41秒 東経131度41分7.08秒 / 北緯32.4234472度 東経131.6853000度 / 32.4234472; 131.6853000
所在地宮崎県日向市細島
塗色・構造白塔形
灯質単閃白緑互光
(毎10秒に白1閃光、緑1閃光)
実効光度白光 110,000 cd
緑光 100,000 cd
光達距離19.5海里(約36 km)
塔高11.4 m (地上 - 塔頂)
灯火標高101 m (平均海面 - 灯火)
初点灯1910年明治43年)5月10日
管轄海上保安庁
第十管区海上保安本部
宮崎海上保安部
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細島灯台(ほそしまとうだい)は、宮崎県日向市細島にある灯台である。
歴史

細島は江戸時代に南九州諸大名の参勤交代に行く際の乗船場所として栄えており、船舶の往来の安全を祈願して、その時代より細島の港と町並みを照らすように常夜灯が設置されていた。1887年(明治20年)、内務省に雇われたオランダ人技師ヨハニス・デ・レーケにより細島港の近代的整備が行われた[1]。細島港の整備が進み、1910年(明治43年)5月10日に宮崎県が現在の場所に灯台を建設した。その後、火災により焼失したため同年12月に六角型煉瓦造に改築された[2]

1940年(昭和15年)12月に管理権が国に移管され、1941年(昭和16年)11月10日にコンクリート造りに改築された。戦時下で予算僅少のため、灯台建設には地元青年団が参加し、勤労奉仕をしたとされる[3]。さらに、1991年(平成3年)の改良工事で現在の姿になっている[3]

1910年明治43年)5月10日 - 初点灯[3]

1940年昭和15年)12月 - 宮崎県から国に移管[3]

1941年昭和16年)11月10日 - コンクリート造りに改築[3]

1991年平成3年) - 改築[3]

2008年平成20年)4月 - 無線方位信号所(レーマークビーコン)廃止[3]

2019年平成31年)3月29日 - 国の登録有形文化財に登録される[4]

観光地としての細島灯台

細島灯台は歴史的景観の観光地として、現在再認識されており、2017年(平成29年)には一般社団法人日本ロマンチスト協会日本財団が共同で実施する「恋する灯台プロジェクト」が選ぶ「恋する灯台」に認定された[5]

灯台内部は見学することはできないが、周辺を散策することができる。灯台の前に展望台があり、太平洋を眺めることができる。日向市街地から比較的近い距離にあり、周辺には国の天然記念物に指定されている馬ヶ背や、願いが叶うクルスの海がある。
交通アクセス

日向市駅から車で30分[3]

脚注[脚注の使い方]^ 緒方博文. “ ⇒細島港の「みなと文化」” (PDF). 一般社団法人 みなと総合研究財団. 2018年9月15日閲覧。
^ 日向市史編さん委員会編著『日向市史 通史編』日向市、2002年
^ a b c d e f g h “細島灯台”. 宮崎海上保安部. 2018年9月5日閲覧。
^ “ ⇒みやざき文化財情報”. 宮崎県教育委員会. 2019年10月26日閲覧。
^ “細島灯台”. 恋する灯台プロジェクト. 2018年9月5日閲覧。

参考文献

日向市史編さん委員会編著『日向市史 自然編』日向市、2002年

日向市観光協会編著『日向・東臼杵広域観光ガイドブック ひゅうが奥日向』日向市観光協会、2010年

緒方博文著『細島港の「みなと文化」』一般財団法人 みなと総合研究財団、2010年

関連項目

宮崎県の灯台一覧

日向岬

外部リンク

第十管区海上保安本部 細島灯台


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