細倉マインパーク前駅
駅舎(2006年5月)
ほそくらマインパークまえ
HOSOKURA MINE PARK MAE
?鶯沢工業高校前 (1.9km)
所在地宮城県栗原市鶯沢南郷原北緯38度48分10.9秒 東経140度54分21.7秒 / 北緯38.803028度 東経140.906028度 / 38.803028; 140.906028
細倉マインパーク前駅(ほそくらマインパークまええき)は、宮城県栗原市鶯沢南郷原に1990年から2007年まであったくりはら田園鉄道くりはら田園鉄道線の駅である。路線の廃止に伴い廃駅となった。
本項では、当駅の前身で1942年に開業した細倉駅についても解説する。 1942年に細倉鉱山から鉱石を輸送するために栗原鉄道の路線が延長され[1]、細倉駅もその時に開業した。旅客列車の終点であったが、貨物廃止までレールは貨物駅である細倉鉱山駅
目次
1 概要
2 駅構造
3 駅周辺
3.1 路線バス
4 歴史
5 隣の駅
5.1 廃止時点
5.2 1988年10月以前
6 脚注
7 脚注
8 外部リンク
概要
1988年に貨物輸送が廃止されると細倉駅 - 細倉鉱山駅間が廃止となったが、1990年に鉱山テーマパークである細倉マインパークがオープンすると、細倉鉱山駅までの廃線跡を活用して0.2km鉱山側に移転し、駅名も細倉マインパーク前に改めて観光利用を狙った[2]。しかしながら、路線廃止まで細倉駅の駅舎は残されており、細倉マインパーク前を発車する列車からも確認することができた。
当初は鉱山の、後にはレジャー施設の玄関口であったことが評価され、2002年(平成14年)に東北の駅百選に選定された。 単式ホーム1面1線を有する地上駅。斜面にあり、駅舎から少し降りたところにホームがあった。夜間滞泊も設定されていた。なお廃止後、ホームの駅名標は撤去されたものの、末期の姿ほぼそのままの形で残っている(ただし駅舎は閉鎖)。 なお、廃止された旧細倉駅は当駅の石越方(北緯38度48分11.5秒 東経140度54分29.1秒 / 北緯38.803194度 東経140.908083度 / 38.803194; 140.908083 食堂が駅前にあるほかは店舗は少ない。駅ホーム脇には、電気機関車ED202と、木造の有蓋緩急貨車ワフ71が保存されている。 [ヘルプ] くりはら田園鉄道 くりはら田園鉄道線(廃線)
駅構造
駅周辺
栗原市細倉出張所
鴬沢分署
細倉マインパーク(旧細倉鉱山跡)
栗原市細倉体育館
栗原市鉱山資料館
国道457号
旧細倉鉱山社宅
2007年3月に一般公開された映画「東京タワー ?オカンとボクと、時々、オトン?」のロケに使用された[2]。
路線バス
栗原市民バス (グリーン観光バス受託)
くりはら田園線:石越駅?金成総合支所前?栗駒?マインパーク入口?細倉荒町
歴史
1942年(昭和17年)12月1日 - 栗原鉄道の細倉駅として開業[1]。
1955年(昭和30年)11月29日 - 社名変更により栗原電鉄の駅となる。
1964年(昭和39年)6月1日 - 会社合併により宮城中央交通の駅となる。
1969年(昭和44年)2月25日 - 鉄道部門分社化により再度栗原電鉄の駅となる。
1987年(昭和62年)3月31日 - 貨物取扱廃止[3]。
5月15日 - 無人化。
1990年(平成2年)6月16日 - 旧細倉鉱山方に0.2km移転、細倉マインパーク前駅に改称。
1995年(平成7年)4月1日 - 社名変更によりくりはら田園鉄道の駅となる。
2002年(平成14年)- 東北の駅百選に選定される。
2007年(平成19年)4月1日 - 廃止。
隣の駅
廃止時点
くりはら田園鉄道
くりはら田園鉄道線鶯沢工業高校前駅 - 細倉マインパーク前駅
1988年10月以前
栗原電鉄
栗原電鉄線駒場駅 - 細倉駅 - 細倉鉱山駅
脚注
^ a b ⇒昭和17年12月9日付官報 鉄道省彙報
^ a b MGブックス企画・編集『サヨナラ! くりでん 「くりはら田園鉄道」公式メモリアル・ブックス』、エムジー・コーポレーション、2007年、72頁。
^ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』、JTBパブリッシング、2007年、168p。ISBN 978-4-533-06847-8
脚注
外部リンク
⇒くりでんとと?ぶHP - 細倉マインパーク前駅
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