「素顔のままで」
ビリー・ジョエル の シングル
初出アルバム『ストレンジャー』
B面最初が肝心
リリース 1977年9月
規格7インチ・シングル
ジャンルポップス
時間4分47秒(アルバム・ヴァージョン)
3分36秒(エディテッド・ヴァージョン)
レーベルコロムビア・レコード
作詞・作曲ビリー・ジョエル
プロデュースフィル・ラモーン
チャート最高順位
3位(アメリカ)
ビリー・ジョエル シングル 年表
ニューヨークの想い
(1976年)素顔のままで
(1977年)ムーヴィン・アウト
(1977年)
ミュージックビデオ
「Just the Way You Are」
「素顔のままで」(すがおのままで、原題: Just the Way You Are)は、ビリー・ジョエルの楽曲。アルバム『ストレンジャー』(1977年)からの第1弾シングルとして発売された。B面は、同じく『ストレンジャー』収録の「最初が肝心」。 当時の妻エリザベスに捧げられたラヴ・ソング。ボサノヴァのリズムを取り入れたミディアム・スロー曲であり、イントロから聴く事が出来るフェイザーが掛けられたフェンダー・ローズピアノは@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}ビリーによる演奏[要出典]。間奏及び後奏などで聴けるサックス・ソロはジャズ・ミュージシャンのフィル・ウッズが担当し、ストリングス・セクションのオーケストレーションはパトリック・ウィリアムズが担当している。 当初はアルバムから外される可能性もあったが、当時ビリーの妻がマネージメントを担当していたフィービー・スノウが、バッキング・ボーカルとしてアルバム・セッションに参加していた際にこの曲を絶賛し、アルバムに収録することになったという逸話がある。(この時、リンダ・ロンシュタットもその場にいたとする説もあるが、フィービーはそれを否定している)[1] プロデューサーのフィル・ラモーンは、制作において10cc(「アイム・ノット・イン・ラヴ」)のテープループによるボーカル処理を参考にしたことを言及している[2]。 ビルボード誌のシングル・チャートで、ビリーにとって初のトップ10入りを果たした曲で、最高位では3位まで達した曲でもある。また、同誌のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位を獲得し、その後、グラミー賞最優秀レコード賞と最優秀楽曲賞の2部門を受賞 [3] 。
解説
カヴァー
バリー・ホワイトが『The Man』(1978年)で取り上げた。シングル・カットもされて、ビルボードのブラック・チャートで45位[4]。
グラント・グリーンが『Easy』(1978年)で取り上げた。
高中正義が『ON Guitar』(1978年)で取り上げた。
グローヴァー・ワシントン・ジュニアが『Reed Seed』(1979年)で取り上げた。
フランク・シナトラが『Trilogy』(1980年)で取り上げた。
阿川泰子が『YOUR SONGS』(1990年)で取り上げた。
ジョー・パスによる1991年の演奏が、ライヴ・アルバム『Virtuoso Live!』に収録。
ダイアナ・クラールがライヴ・アルバム『Live in Paris』(2002年)に、スタジオ録音のカヴァーをボーナス・トラックとして収録。
大野雄二トリオが『LUPIN THE THIRD "JAZZ" PLAYS THE "STANDARDS" & OTHERS』(2004年)で取り上げた。
つんく♂が『タイプ2』(2005年)で取り上げた。
ビリー・ジョエルのトリビュート・アルバム『WANNA BE THE PIANO MAN』(2006年)で槇原敬之が歌った。
杉山清貴がカヴァー・アルバム『FEN(Favorite Eternal Numbers)?Desperado?』(2007年)で取り上げた。
映画・テレビでの使用