素晴らしきヒコーキ野郎
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華麗なるヒコーキ野郎」とは異なります。

素晴らしきヒコーキ野郎
Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes
監督ケン・アナキン
脚本ケン・アナキン
ジャック・デイヴィス
製作スタン・マーガリーズ
出演者ジェームズ・フォックス
スチュアート・ホイットマン
サラ・マイルズ
ジャン=ピエール・カッセル
アルベルト・ソルディ
ゲルト・フレーベ
石原裕次郎
音楽ロン・グッドウィン
撮影クリストファー・チャリス
編集アン・V・コーツ
配給20世紀フォックス
公開 1965年6月3日
1965年6月16日
1965年10月9日
上映時間138分
製作国 イギリス
言語英語
製作費$6,500,000[1]
興行収入$31,111,111[2]
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『素晴らしきヒコーキ野郎』(すばらしきヒコーキやろう、Those Magnificent Men in Their Flying Machines or How I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes)は、1965年公開のイギリス映画
解説

飛行機発展の黎明期であった1910年を舞台に、大手新聞社主催によるロンドン-パリ間の飛行機レースに世界中の強者を集めて開催されるレースの模様を、ケン・アナキンが国際的スターを集めて作った豪華な大作映画。日本からは石原裕次郎が参加し、外国映画初進出を果たした。登場人物たちの出身国の国民性をステレオタイプに描いた、喜劇である。
あらすじ

賞金目当てのくせ者たちが、飛行機レースのために、ロンドンに集結する。離陸寸前に破れたり離陸できずに暴走したり、とんでもないところに墜落したり…。フランス人デュボワは女の尻ばかり追いかけ、ドイツ人ホルスタイン大佐はマニュアル人間だ。2人がつまらぬことから決闘したがイタリア人のポンティチェリ伯爵 が妙チキリンな飛行機にのって中に入ってコトなきを得たり…。イギリス人のアーミテージ卿はズル賢く、目的のためには手段を選ばない男である。まず強敵をヤッてしまおうと、日本人のヤマモトに下剤入りの酒を呑ませようとしたが、それを横からとった別の飛行士が呑んでしまう。卿は仕方なくヤマモトや西部男オービルが操縦する飛行機に細工する。

レースの日。ヤマモトは卿のお蔭で離陸間もなく墜落、オービルも車輪なしで飛び立った。結局、オービル、メイズ、ポンティチェリの3機で決勝を争うことになったが、ポンティチェリ機のエンジンが火を吹きだし、オービルは空中離れ業を演じて救った。このためレースの一着はメイズだったが事の次第を知り、オービルと賞金を山分けしようと申し出る。そして新聞王の娘パトリシアの愛の行方は?
登場人物

オービル・ニュートン (飛行機ナンバー7)アメリカ人。飛行機レースの記事を見て、アリゾナから借金をしてやってきた。パトリシアを飛行機に乗せたことにより、ローンズリー卿の逆鱗に触れ失格とされたが、パトリシアのとりなしにより、再度出場資格を得た。

パトリシア・ローンズリーローンズリー卿の娘。この時代にあって、バイクに乗ったり、飛行機に乗りたがったり、かなりのじゃじゃ馬娘。メイズと恋仲であるが、婚約はしていない。

リチャード・メイズ (飛行機ナンバー8)イギリス人。近衛兵。パトリシアと恋仲であり、ローンズリー卿からは結婚の許可を得ているが、婚約はまだしていない。ローンズリー卿に飛行機レースの開催を提案し、自らも出場する。飛行中は緑色の毛糸帽をかぶり、白と紫の縞模様のマフラーをしている。

エミリオ・ポンティチェリ伯爵 (飛行機ナンバー2)イタリア人。イタリア屈指の資産家であり、その資金にものをいわせ、いろいろな飛行機を買い集めている。妻からは、飛行機に乗ることをやめて欲しいと懇願されており、一度は乗ることをあきらめるが、飛行機レースの知らせを聞き、再度飛ぶことを決意する。

ローンズリー卿新聞社デイリーポスト社長。メイズから飛行機レースの開催を提案され、「大英帝国が空の覇者であることを示す」ために、この飛行機レースを開催する。

マンフレッド・フォン・ホルスタイン大佐 (飛行機ナンバー11)ドイツ人。「参考書で覚えろ」が信条。ドイツ軍の正規パイロットが負傷したため、ランベルストロス大尉を新たなパイロットに指名するが、ランベルストロス大尉もアーミテージ卿の妨害工作のために飛行できず、やむなく自身がマニュアル片手にレースに参加する。

ピエール・デュボア (飛行機ナンバー9)フランス人。プレイボーイで、常に女性に声をかけている。

パーソンズ大尉 (飛行機ナンバー4)イギリス人。海軍大尉。黄色に赤い縞の長いマフラーをしており、レースには愛犬ネルソンと共に出場する。英仏海峡越えに失敗し、不時着する。

ヤマモト (飛行機ナンバー1)日本人。日本の代表として、飛行機レースに参加することとなった。優勝候補と考えられていたが、アーミテージ卿の妨害工作にあい、離陸直後に墜落する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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