紙飛行機
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「紙飛行機」のその他の用法については「紙飛行機 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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出典検索?: "紙飛行機" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2012年9月)
折り紙飛行機組立て式紙飛行機

紙飛行機(かみひこうき、英語: paper airplane, paper plane, etc.)とは、飛行機を模した形を作り、飛ばして遊ぶもの。一枚の紙を折って作る折り紙飛行機を指すことが多いが、部品を紙から切り抜き貼り合わせて作る組立て式紙飛行機もある。なお「飛行機」は動力付きの固定翼機を指す言葉であるため、通常は動力を持たない紙飛行機は厳密には「紙航空機」ないし「紙滑空機(グライダー)」と呼称されるべきであり、英語でもペーパーグライダーやペーパーダートとも言うものの、慣習的に紙飛行機、ペーパーエアプレーン、もしくはペーパープレーンとするのが一般的である。当記事でも以下「飛行機」とする。

ペーパークラフトの一種であるが他の多くのペーパークラフトが形に重きを置くのに対し、飛ぶ(滑空する)という工学的な機能に重きを置く点が特徴である。

模型航空の競技などにおける分類ではフリーフライトとなる。
歴史

紙で玩具をつくることが始まったのはを発明した約2000年前の中国だと考えられているが[1]、紙飛行機発祥の地を正確に説明することはできていない。1859年イギリスで出版された子供の遊びに関する本には「PAPER DART(1枚の紙を折って作り、的を狙ったり、男の子が戦争ごっこで投げ合う玩具)」の記事があり[2]、折り紙飛行機が普遍的な玩具であったことを示している。

組立て式紙飛行機については、木材や竹などを使った(翼など紙を張ることもある)模型飛行機は有人の動力飛行機以前に作られ、実機の参考や試作とされてきたが、紙飛行機についてはよくわかっていない。

紙飛行機の製作が分かっている最古の年代は1909年だと言われている[要出典]が、最も広く認められているのはノースロップ社のジャック・ノースロップが1930年につくったものである[要出典]。ノースロップは現実の飛行機のアイデアを得るために、紙飛行機をテストとして使っていた(ノースロップ社が開発に挑戦した無尾翼機やジャック・ノースロップが並々ならぬ熱意を注いだ全翼機は設計が非常に難しい)。

ドイツでは、第一次大戦後の空白期(ヴェルサイユ条約軍用機の禁止にとどまらず動力機は制限された)に、後のHe111Ju 88などの原型(民間機として設計された)など重要な計画で基本性能と構成の確認のために紙製の模型を使った[要出典]。

紙飛行機のデザインは速度・揚力・型といった面で長い年月をかけて改善され続けてきた。
折り紙飛行機紙飛行機の折り方(一例)

正方形ないし矩形(たいていは白銀比黄金比ぐらい)の紙を使うことが多い。それ以外の形を使ったり補助的に切ったり切り取るものもある。これらの紙を折って作るもので、折り紙の一種でもある。普通はで投げて飛ばす。日本のものでは、古くはトンビと呼ばれるものや、よく知られているものとしては滞空時間の長いへそ飛行機、まっすぐ遠くへ飛ぶやり飛行機や、先尾翼風の翼のあるイカ飛行機、宙返りが得意なツバメ飛行機などがある。

いずれのタイプでも、正確で強い中心線が左右のバランスを取り直進性を高めることにつながる(以降の折り方は左右対称で行われる)。多くの飛行機では、次に機首側を三角形にして折り込んでいく。これは重心を前寄りにするためである。一般に機首が上がれば揚力が大きく、下がれば小さくなるため、重心を空力中心のやや前方にすれば迎え角を自動的に調整する効果(風見安定)が期待できる。充分な面積を持つ、ゆがみのない翼をつくり、空中で水平に広がる角度に調整できていれば、途中どのような折り方をしても最終的には何とか飛ぶことが期待できる。

広島県福山市には約800種類の紙で作った色とりどりの紙飛行機が展示された「紙ヒコーキ博物館」がある。毎週土曜日のみの開館だが専門家が在館しており、良く飛ぶ折り紙ヒコーキを教わることができる。また、同県神石高原町の米見山山頂公園には「とよまつ紙ヒコーキ・タワー」があり、地上15mの展望室から自分で折った紙飛行機を飛ばすことが出来る。


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