紀宝町立図書館
Kiho Town Library[1]
施設情報
正式名称紀宝町立図書館
前身鵜殿村立図書館
紀宝町立鵜殿図書館
専門分野総合
事業主体紀宝町
管理運営紀宝町教育委員会
開館1992年(平成4年)7月
所在地〒519-5712
三重県南牟婁郡紀宝町神内277-2
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度44分56.6秒 東経136度00分47.4秒 / 北緯33.749056度 東経136.013167度 / 33.749056; 136.013167
紀宝町立図書館(きほうちょうりつとしょかん)は、三重県南牟婁郡紀宝町神内277-2にある公立図書館。三重県最南端の図書館である[4]。
2020年(令和2年)12月26日には紀宝町立鵜殿図書館が閉館[5][6]。2021年(令和3年)4月2日に紀宝 はぐくみの森に紀宝町立図書館が開館した。県境付近に位置することから和歌山県田辺市から来館する者もいる[4]。 蔵書が充実しており、話題の新刊書が早く借りられるとして、和歌山県からも来館者を集めている[4]。2021年(令和3年)時点の館長は岸葉子。岸は1992年(平成4年)の開館時点で唯一の専属職員かつ司書であった[3]。 紀宝町立図書館では、三重県内外の図書館と交流して種々の取り組みを行っている[3][4]。例えば館内の掲示や図書館利用者カードのイラスト、図書館のバッグは図書館職員の手作りである[4]。また年賀状を集めて束にし、本を作る講座を開催したことがある[7]。 地域の課題解決支援のため「医療・健康情報コーナー」を設置しており、国立がん研究センターがん対策情報センターの発行するパンフレットなどを置いている[8] 紀州製紙(現・北越コーポレーション)紀州工場から受けた寄付金を元手に[9]、1992年(平成4年)7月に蔵書約32,000冊の鵜殿村立図書館として開館した[3]。開館時の館長は鵜殿村の教育長が兼務しており、2人の臨時職員が午前と午後交代で勤務するという状態で、専任の職員は司書の岸葉子1人であった[3]。岸は開館3か月前に採用されたばかりで、初出勤時に1万冊の購入図書の選定を任された[3]。開館まもなく月1回の「おはなし会」を開始、1995年(平成7年)度には「映画会」も始めた[3]。2000年(平成12年)4月にコンピュータによる蔵書検索システムを導入した[9]。 2003年(平成15年)からは村の保健センターと協力してブックスタート事業を開始、4か月検診を受けた乳児に絵本を贈る活動を行っている[4]。また翌2004年(平成16年)からは外部講師によるワークショップを開催し、受講者の多くが読み聞かせボランティアとして活躍している[4]。
特色
歴史
初代館舎時代(1992-2020)